「やっぱり、ターミネーターはシュワちゃんじゃないとダメ?」ターミネーター4 カル―ステ・ガルベンキヤンさんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱり、ターミネーターはシュワちゃんじゃないとダメ?
ヒット作は続編がどんどんできて行くが、ターミネーター・シリーズもご多分に漏れず続編祭り。
しかし、確かシリーズ3の「ジャッジメント・デイ」で、核戦争で人間が滅亡するのは避けられないと言ってなかったっけ? それとも、映画がヒットしたから続編を作ったのか?まぁ、ハリウッドは金儲けがしたいんだろう。アメリカの大統領も「自称・ディールの達人」とほざいているし(笑)。
最初に言っておくが、シュワちゃんもこの映画に出ているので、見逃さないようにw どこで出るかは内緒(笑)。
しかし、続編のたびに主人公のサラ・コナー役の俳優が変わるのでワケがわからん。抵抗軍とスカイネットの争いは根本的に変わらない。しかし、この作品では人間対機械ではなく、人間対半分・人間、半分・機械(これ以降、スカイネット人間と呼ぶ)の闘いが見どころ。
今までの作品のような人間対機械(スカイネット)と言う単純な図式ではなく、スカイネット側も頭を使って戦うところが面白かった。
ある死刑囚が死刑になる代わりに、自分の身体をサイバーダイン社、つまりスカイネットに改造することを許可する。彼はスカイネット人間に改造され、抵抗軍に潜入する。初めは怪しまれるが、徐々に信頼を得て仲間になって戦う。
ところが、スカイネット人間の影響で抵抗軍はスカイネットを空爆することができず、抵抗軍の本部がスカイネットに探知され、やられてしまう。
で、シュワちゃんは最後のほうに戦いの最中で、例のすっぽんぽんのかっこうで現れ、簡単に倒される。やはり、シュワちゃんは旧タイプだったのか? 「アイル・ビー・バック!」とも言わなかったしw まぁ、ターミネーターシリーズもいつまでもシュワちゃんに頼っていてはダメだと言う事だろう。そう、しておこう!w
で、スカイネット人間は「自分は人間だ。抵抗軍のために戦っている」と思っていたが、実はスカイネットの手先だったことが知らされる。
しかし、スカイネット人間は後頭部に埋め込まれたチップのようなものを、自分で取り外し自分の意思で行動し、人間たちのために戦う。
ジョン・コナーがターミネーターに殺されかけたが、助かりスカイネット人間からの輸血などで一命をとりとめる。で、ジ・エンド。
ただ、誰かさんの奥さんが妊娠しておりふくよかな顔や体をしていた。後方にいるとは言え、戦争中なのに食料が不足しているはずなのに場違いな気がした。本当は何か意味があるのかも知れないが。