「無視・コナー(ズ)?」ターミネーター4 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
無視・コナー(ズ)?
絶対的ファンの間では、さまざまな感想が飛び交う本作だが、
かくいう私も第1作目からのファンである^^;
3でコケた。といわれるシリーズだが、根強いファンの要望から
番外編?といえる作品が作られて、それと今作が続くのどうの、
これまた憶測をよんだようだが、その続編ではなかったようだ。
でも、1作目から観てきたファンには嬉しいフレーズやシーンが
てんこ盛り!その分、脚本が…配役が…J・コナー活躍なし?
など、突っ込みどころも満載で、いろいろな意味で面白い作品。
今作はなんといっても、シュワちゃん!ありきの作品なのだが、
なんと今回は彼が出…ない。とも言えないけど^^;生ではない。
その穴を埋めるように出るのがS・ワーシントン演じるM・ライト。
この彼が、救世主と謳われてきたジョンを食ってしまうくらい^^;
魅力的(好き好きでしょうが)で、活躍してしまうため(ラストまで)
ジョン!!の活躍を期待して観に行くと、肩透かしを食らうはず。
ただこの時点で、ジョンはまだリーダーになろう…という段階で、
ラジオの声明で人々を惹きつけていくところ。母からのテープを
繰り返し聞き、その決断に悩み苦しむ彼はまだ確立されてない。
そんな彼を肉付けカタチ付けていくのが、今回のマーカスであり、
カイルの存在であり、抵抗軍たちの結束であっていくべきなのだ。
だから私はこれでいいんじゃないかと思う。まぁ物足りないが^^;
ヒト型をはじめ、さまざまなターミネーター(懐かしいのもあり)が
素晴らしい造形美で出てくるので、そちらでは楽しめるかと思う。
各シーズンへのオマージュ、苦しみつつ巧妙なつじつま合わせ^^;、
あのマックGが!?いい仕事をしたじゃない!と褒めてあげよう。
私は少なくとも、3より好きだ。(爆)
考えてみれば、人と機械が殺し合いの追いかけっこを繰り返す、
物語にどう深みを加えればいいの?的な単純極まりない展開に
圧倒的な生死のリズムを機械と人間から弾き出すのに成功した
このシリーズを、支配しているのは誰なんだろうな…知事か!?
スタトレに続き、A・イェルチンは若きカイルに合っていたと思う。
M・ビーン!最近はどうしてるかな。(禿げてても)逢いたいぞ~。
(E・ファーロング→N・スタール→C・ベイルって…顔の変遷しすぎ)