劇場公開日 2009年6月13日

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「勿体ない仕上がり」ターミネーター4 harizoさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0勿体ない仕上がり

2009年6月14日
鑑賞方法:映画館

単純

興奮

114分もあっという間の迫力満点な映像です。
アクション満載で面白いと思うけど、
個人的には、なんだか腑に落ちない。

従来の「1」と「2」の作品の人気から
期待とプレッシャーが大きいため多少の評価が
厳しくなっても仕方がないと思う。

今回は人間とマシンのハイブリットが新しく登場。
かなり期待していたけど、作られた時代とか理由とか
ぼんやりしたまま矛盾も感じてモヤモヤ。。。

それにしても、見終わってみるとジョンとマーカス
二人がどっちつかずの主役のような印象でした。

“クリスチャン・ベール”演じるジョン・コナーも
ストイックなカリスマ性があって格好いいけれど、
“サム・ワーシントン”演じるマーカス・ライトの方が
ハイブリットマシンという新キャラ設定で大活躍、
背負っている謎の過去、人間とマシンの狭間で切なさもあり
俄然、マーカスの方が美味しい。

例によってまたベールは「ダークナイト」の二の舞です。

聞けば、当初の予定はマーカスを主役に
オファーはベールの方にきていたとか…。
しかし、ベールがジョン・コナー役にこだわり
ただの脇役だったジョンをむりくり主役にする為
脚本が大きく変更したそうな。

最初の企画で(ベールがマーカス役)で
観たかったのが正直なところ。

harizo