「面白いと思いました。」ハリー・ポッターと謎のプリンス はるまささんの映画レビュー(感想・評価)
面白いと思いました。
原作を一通り読んだ感想では、
正直「不死鳥の騎士団」「謎のプリンス」「死の秘宝」
が、少し期待外れな面がありまして・・・(個人的な感想です)
映画では「賢者の石」は、
原作の方が良かったかと思いましたが、
それ以降は『映画』も段々と面白くなってきたので(個人的な感想です)
今回の作品は原作よりも面白くなるのではないか?と期待して見ました。
8割・・・・ラブコメですね・・・
面白かったですよ。
ロン役のルパート・グリントさんは・・・・はまり役ですね。
彼の恍惚した表情・・・笑いました。可愛らしいですよね。
映画の内容としては
主に、ハリー、ロン、ハーマイオニー、ジニー、
そしてラベンダー(可愛かったです)の恋模様。
ハリーがスラグホーン教授に記憶を聞くために取り入ろうとする場面。
マルフォイの’姿くらましキャビネット’の試行錯誤。
そして、最後のダンブルドア教授とハリーの
分霊箱を獲得するための試み。
です。
私は、もっとダンブルドア教授の記憶である
「トム・リドル」の若かりし頃。
そして彼の母親、父親、親戚の記憶の場面を入れて頂きたかったです。
また、どのようにして、指輪を見つけたのか?
どのようにして、破壊したのか?
ダンブルドア教授が
なぜ、手を負傷したのか?という描写がまったくなかったのが、
物足りなかったと思いました。
あと、次の分霊箱への足がかりである、
カップの描写もなかったので・・・・・
大丈夫なのか?と思いました。
ダンブルドア教授とハリーの個人授業を
もっと、充実させて欲しかったです。
それにヴォルデモートは、
いよいよ次の話でハリーが対峙するメインですので・・・
彼がただの悪役ではなく、
どのような出自なのかを演出して欲しかったです。
彼もまた、複雑な出自ですし。
あと、挿入ですね。
ウィーズリー家が燃やされるシーン
(ベラトリックスと多分グレイバックによって)
がありましたが・・・
思わず
「いやいや、そんな危ない場所にハリーがいるかい!!」
と、思ってしまいました。
ダンブルドア教授がしっかり守ってるはずなのでは・・?
ちょっと個人的に・・・余計だったと思います。
あとルーピン先生とトンクスの恋愛は、
ありませんでしたね。
全く関係ないですが・・・
この2人は「死の秘宝」での
原作での扱い方が好きではありませんでした。(個人的な感想です。)
映画では
ただ、ルーピン先生がイライラしている描写しかなかったです。
ルーピン先生がどのような任務についているか?
グレイバックの説明も入れて良かったのでは?と思いました。
というか・・・不死鳥の騎士団は活動してるの?
という感じでしたね。
でも、次回話では騎士団が
大きな所を占めますからね。
やっぱり映画ですからね。
時間も制限されてしまいますから・・・・
削られることは、仕方ないですよね。
今までの話と少し、趣が違って、
次の話への[つなぎ]の要素が大きいです、やはり。
一応、本を読んでいたが良いかもしれません。
(同席していた”未読の友人”が
「よく、分からなかった」と言っていたので)
迫力、そして魔法の世界の面白み、そして青春もあるので・・・
ぜひ映画を見て下さい。
次回作が楽しみです。