NINEのレビュー・感想・評価
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イタリアンなミュージカル
しっかりミュージカルです…!
でもレミゼ的な、セリフが歌って感じじゃなく、
歌のシーンになると場面転換することが多いですね
俳優さんたちが豪華!!
しかもみんなハマり役なので
安心して見れますb
舞台はイタリアなので
全編通して英語なんですけどイタリア訛りっぽくしてるところが良いととるか違和感になるか…観る人によって違うと思います。
あと歌が全てイイです!
サントラまで楽しめる映画っていいですよね〜
多分、対象年齢は30〜50代とかですかね?
将来また見返した時に評価がどうなってるか気になるところです^^
華やかさと退廃がうまく混ざり合っていた
総合75点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:80点|ビジュアル:75点|音楽:80点 )
「シカゴ」と同じロブ・マーシャル監督によるミュージカルだが、時代背景の古い「シカゴ」が何かと古臭さを感じたのに対して、こちらのほうが音楽も舞台も全然現代的で趣味に合った。特にラテン系の「シネマ・イタリアーノ」は豪勢で華やかだった。現実と舞台とを分けて描くことで、突然歌い出すような不自然な演出をしていない部分も好印象。基本的にミュージカル嫌いな私だが、今まで観たミュージカル映画の中でこの作品が多分一番いい。フェリーニ作品を基にしたというだけあって、退廃的な主人公の生き様と苦しみが女性達と共に薄暗い映像の中に浮かび上がってきて、その描き方も気に入った。そしてその合間を華やかな舞台芸術が飾っている。
イギリス滞在経験があるという設定のイタリア人監督である主人公グイドの、イタリア訛りのあるイギリス英語がまさに設定どおりで雰囲気作りに一役買っていた。最初はその喋りからイタリア人俳優かと思っていたが、調べてみるとグイドを演じたダニエル・デイ=ルイスはイタリア滞在経験のあるイギリス人だそうで主人公役の設定とは反対であるが、だからこのような喋りが出来たのだろう。
映画でしか出来ない表現
豪華な顔ぶれにだけ目がいきがちになるが、ロブ・マーシャルのミュージカルを映画化する手腕は確かだ。
もちろん、今の映画業界でこれ程豪華な実力派を集めるのは困難であり、作品も見応えがあった。
だが、それ以上に演出の上手さに驚く。
ミュージカルを観る思いで観てはいけない。
なぜなら、これは映画だからだ。
ステージでは無い、スクリーンを舞台に映画でしか出来ない表現を余すところなく披露する。
優柔不断な男の情けなさ
『シカゴ』が好きで、今回も同じ監督、ミュージカルということで楽しみに拝見…
ところが、ストーリー自体に面白みがないからか、すんごい眠くなる映画だった。ペネロペ・クルスやケイト・ハドソン、ファーギーの歌とダンスシーンはとてもかっこいいのに、その歌とダンス以外があまりにつまらな過ぎて…。
ウジウジ悩んで女性に甘える主人公の映画監督。ただそれだけ。そのウジウジの合間に豪華女優陣の歌と踊りが挿入される。その歌が素敵なだけに何だかもったいない…。ミュージカルは素晴らしい歌やダンスがないと成り立たないけど、それだけじゃだめなんだとつくづく感じた。物語もないと。歌やダンスだけならPV見てればいいもんね…。
Cinema Italiano!
「シカゴ」が大好きな作品なので、ロブ・マーシャル久々のミュージカルという事で、期待していたのだが…
ストーリー自体、ダニエル・デイ・ルイス演じる映画監督グイドの苦悩の日々を描いている為、今一つ話に入り込めず…
「シカゴ」のように、もっとショー感覚溢れるエンターテイメント性が欲しかった。
ただ、ケイト・ハドソンによる“Cinema Italiano”は絶品!これだけでも一見の価値あり!
残念でした(+_+)・・・
最初から 頑張って見ました。いきなりミュージカルを歌う映画のほうが私は好きなので なんだか馴染めず(;^_^A
途中から面白い展開かなぁ〜なんて思ったけど
この監督中心で ちょっとつまらない⤵かなり眠くなって休憩しながら見ました(ρω*)笑
グイドは、女好き ヘビースモーカー わがまま、愛人を都合よく呼んだり、…奥さんには嘘をついたり、自分勝手(世の中愛人がいる男性は皆そう😁)で、自信喪失な可哀相な人間をうまく表現してたのは、凄く伝わった。
有名な女優さんの歌や、衣装とか視覚的には、良かったけど、演出や構成・内容がすごく勿体なく思ったな。
【ミュージカルが苦手な人に捧ぐ・・・】
【ミュージカルが苦手な人に捧ぐ・・・】
フェリーニの『8 1/2』をミュージカル化したブロードウェイミュージカルを
映画化した『NINE』
映画監督デビュー作『シカゴ』でいきなりアカデミー賞の
作品賞等を受賞したロブ・マーシャル監督の3作目の映画
ミュージカルを誤解していて食わず嫌いな人が本当に多い
理由を聞いてみると どうやら登場人物が会話の途中などに
【突然に歌い出す】というイメージがかなり強いらしい
確かにそういう作品もあるにはある
しかし『シカゴ』や『NINE』を例に挙げると
歌う場面は【登場人物の妄想シーン】だけなのである
普通の映画と同じくドラマが展開しつつ
現実逃避したくなる程の逆境に直面した時に
【光り輝く美しい妄想】としてミュージカルが展開される
現実世界で突然に歌い出す様な不自然さではない
むしろ【現実と妄想】が区別され 対照的に表現されて
いるので『アメリ』『パンズラビリンス』『マトリックス』・・・他多数の
【現実&妄想シンクロムービー】と同じスタイルといえる
特にこの【映画監督の苦悩】を描いた『NINE』の
カッコ良さはハンパなく 文章では表現しようがない
それぞれの見せ場を それぞれが演じきり
そして歌い踊る姿は ただただカッコイイ
ペネロペも キッドマンも ルイスも ファーギーも みんな超絶に
素晴らしいが 特にケイト・ハドソンの歌いっぷりに惚れた
全場面 それぞれの【役者魂】がビンビンに炸裂していて
役者としてもみんな光輝いていて とてつもなくカッコイイ
家のリビングが【ブロードウェイの最前列】になります
期待した以上に、それを超えた深さも見出せて何度も観れる作品。
DDルイスの演技はシンプルな男そのもの、共感するものでした。母、妻、恋、仕事、夢などなど、やたらと詰め込まれた作品なのに後味がスッキリしていて、女性を必要としている男性の本性に正直に向き合わせてくれる。最後には自分の事を大切にする少年の気持ちを抑えて、人を大切にしたくなる映画でした。
ゴージャスな女優たちに興奮
豪華な女優陣のそれぞれに見せ場があり、個性があり、それだけで十分楽しかった。
ダニエル・デイ=ルイス演じる主人公もとてもかっこよくて、愛人役のペネロペ・クルスの夫が彼女を迎えに姿をみせたとき、「こりゃ浮気するよな」と思った。
大掛かりなPVみたい
「シカゴ」好きだったら、このロブ・マーシャルの「NINE」は気になるはず。しかも、ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ニコール・キッドマン、ケイト・ハドソン、ソフィア・ローレン、ステイシー・ファーガソンと、これだけ豪華キャストが揃っていたら、見たくなるのも無理はない。
まず正直に申し上げますと、前半1時間ほどで爆睡してしまいました。とても眠かったからなのか、退屈だったからなのか、たぶん理由は半々。豪華キャストの歌とダンスは楽しいのだけど、ストーリーに深みがないというか、スムースさがないというか、ミュージカルと映画の一体感がない。なんだか大掛かりなPVのようで。これだったら舞台で見たい。ミュージカル以外のシーンが、ただの“つなぎ”のようで、なんだか面白みにかけた。「シカゴ」の舞台には舞台のよさがあったし、映画には映画の良さがあった。まぁ途中で寝ちゃったので、あまり意見できる立場じゃないのだけど。
キャストのファンなら、一通りは楽しめるのかも。ペネロペは相変わらず美しいし、マリオンは愛らしかったし、ファーギーもワイルド&セクシーだったし、ダニエル氏はチョイ悪前回でダンディーだったし。ただ、私は映画でしかできないミュージカルを「NINE」に期待してたんだなぁ。
もてる男の性
このミュージカル…ストーリー云々言っちゃダメな気がします。
サラギーナの「ビー・イタリアン」と
ステファニーの「シネマ・イタリアーノ」
これを聞けただけでOKだと思わなきゃ(^^♪
加えて豪華な女優陣なんですもの。
見ごたえ充分ですよね。
ただ…私、ペネロペさん好きなんだけど…
このお話に出てくる彼女はダメでした。
浮気相手だっていうのに…
呼ばれても無いのに、出先のホテルまで押しかけたり…
挙句の果てには自殺したり…
本当に迷惑な女ですよね。
こんなにのめりこんじゃう人って恋する資格無い気がします。
追いかければ逃げられますって♡♡♡
逃げたら追いかけてくるんだから…
妙にしんみり…
これでもかというアカデミー賞俳優がズラリならんだキャストに、ロブ・マーシャル監督が手がけるミュージカルとくれば、期待しないわけにはいなかい。
が、フタを開けてみるとどうにも評価が芳しくない。なんで?と思ってやっとこさ鑑賞したところ、なるほど、悩める男の姿が延々と続くことでラストも妙にしんみりしてしまった……。
やっぱりみんなミュージカルというとゴージャスでハッピーなものを期待してしまうから、そこで期待ハズレという思いから評価が低空飛行したのではと……。特に近年は『ヘアスプレー』など楽しく華やかなミュージカルが受けている時代。原作がフェリーニ、過去のイタリア映画へのオマージュがたくさんなのだろうけど、よほどの映画通でなければ、そういうところは分からないわけだし。
予告編でもフィーチャーされていたケイト・ハドソンのミュージカルシーンが唯一ワクワクしたところ。素晴らしかった……が、彼女の役自身は別にいなくてもいいのでは?という役どころでなんだかなぁ。アカデミー賞ではペネロペ・クルスがノミネートされたけど、一番良かったのはマリオン・コティヤールだと思いました。
よくも悪くも豪華な作品
「確かに出演者は豪華だけれど、ストーリーそのものはたいしたことない」
私の周囲ではこうした感想が多く、正直鑑賞前はかなり心配でした。しかし実際観てみると、そんなに悪くない、いやむしろ、期待が低かったぶんおもしろかった。
豪華俳優陣の実力はお墨付き。特に主演のダニエル・デイ=ルイス、その妻役のマリオン・コティヤール、そして愛人役のペネロペ・クルスのやりとりは見応えがありました。歌と踊りも素晴らしい出来。ケイト・ハドソンの歌う主題歌と娼婦役のファーギーのパフォーマンスは白眉です。脚本が書けなくなってしまった映画監督がそのプレッシャーと複雑な女性関係により次第に追い詰められていくストーリーも、想像よりはずっとよかった。
主人公は良くも悪くも、女性がいないと生きていけない人。それゆえに自らの首を絞めているところもあるのだけれど、やはり彼には多くの女性が必要のようです。そのため、本作にも様々な女性が出てくるのですが、この女性の出し方がちょっと強引だったか。特にニコール・キッドマンとケイト・ハドソンの出演シーンは、美しく豪華な女優を出したい、それが自己目的化してしまっているように見受けられました。作品に華を添えているだけで、シーンそのものはたいして重要ではないし、出演時間もわずか。そもそも「有名女優、多数出演!」を売りにしてますが、なかなか強引なものです。たくさん有名女優を出したいから無理矢理ねじこんだシーンに見えなくもない。このへんからストーリーもダレてきてました。せっかく豪華な女優陣なのにデイ=ルイス以外との絡みも少なめ。
しかし、この点を差し引いても、優れた音楽と演技を楽しむには十分な娯楽作品になっているのではないでしょうか。個人的には、マリオン・コティヤールの美しさと寂しげな表情にやられてしまいました。
大満足でした
基本ミュージカルはダメなんですが(話している途中で急に歌い出すのが
どうもなじめなくて(笑))、NINEはとってもよかったです。
賛否両論あるようですが、私は、豪華な出演者たちが歌って踊る超娯楽映画
だと思って見に行ったので、大満足でした。
内容的には、皆さんお書きのようにダメ男と、その女たちということで、
グイドのダメっぷりも私は好きです。
女性陣、特にペネロペの妖艶さったら……中学生ぐらいの男の子が
見たら、目のやりどころに困っちゃうでしょうね。
とにかく気分がupするのはいいです。
見終わった後、勢いでサントラ買っちゃいました。
毎日のように聞いて、元気をもらっています。
太宰治と観てみたい…
超ゴージャス!!
劇場を出ての帰り道、挿入曲をアタマの中で熱唱し、
思わず腰を振って踊りだしたくなります。
テンション↑↑です。
ですが、、、
見終わってすぐに思ったのは、
「太宰治と観てみたいなあ…」ということ。
なぜなら、この主人公のグイドが太宰によく似ているように思えたのです。
才能はあるのに、オンナに溺れ、
道化を演じて、口を開けばホラばかり…
タイムマシンがあったら太宰を連れてきて、
「ほれほれ、どう思う~??」と聞いてみたいなあ、、、と。
で、そんなグイドが愛する女たちを演じる女優がもう絢爛豪華。
ミューズ役の二コール・キッドマン、妻役のマリオン・コティヤール、愛人役のペネロペ・クルス、 雑誌編集者役のケイト・ハドソン、グイドの“ヴィタ・セクスアリス”的なファーギー、 ベテラン衣装担当のジュディ・デンチ、そしてママ役のソフィア・ローレン!
それぞれの出番が少なくてもったいないくらいですが、
まるでロックフェスか紅白のごとく、それぞれの歌とダンスをかわるがわる見せてくれます。
そう、映画というよりむしろ、超豪華なステージパフォーマンスを見ている気分!
今回も、「シカゴ」同様にミュージカルの部分は基本的に“妄想”のところだけなので、 思う存分、非現実的に、美しさとゴージャスさを追求しています。
中でもやはり、ファーギーの歌とダンスは圧巻!!
ケイト・ハドソンも、ブリトニー・スピアーズと見まごうばかりのセクシーなダンスにびっくりです。
そして、感慨深いのは二コールとペネロペの共演。
この二人って、トム・クルーズの元妻と恋人(とゆうか愛人)、、、
この撮影についての思い出を聞かれたニコールは、
「スタジオに入ったら、ペネロペがロープからぶら下がっていたの。
浅はかだけど、美しかったわ」
と答えていました。
過去のこととはいえ、この作品でのペネロペの美しさ、奔放さを見れば、
心中おだやかではいられなかったでしょう、、、、
これで、グイドの妻役をケイティ・ホームズがやって、
衣装担当あたりをミミ・ロジャースがやったら、リアリティ番組になってしまう、、、
と悪趣味に考えたりしてしまいました。
ゴージャス!!
歌(踊り)の場面は,ゴージャスで見ていても楽しいというか良い気持ちになりました!!
ただ話自体はイマイチで(´ω`)
途中とかちょっと退屈な気分でした;
宣伝が大々的だったぶん少しがっかりですが,まぁありかなーって感じです(笑)
ゴージャス!
あまり予備知識無いまま観に行きました。
とにかくゴージャス、夢の世界です。劇場で観て良かったです。本当はシネコンよりもっと大スクリーン、もっと大音量で観るべき映画、そこは残念でしたが。
そしてグイド、なんとも困ったイイ男。ダニエル・デイ=ルイス、素晴らしいです。
後でゼア・ウィル・ビー・ブラッドの怖い親父の人だと知ってビックリ、凄い!!
いろいろな「女」を堪能する映画♪
鑑賞の目的はただ一つ!
歌って踊る美女が観たい☆
美女のパターンもそれぞれ、
愛人、妻、友人、母、、、いろんな「女」を堪能できます。
物語とミュージカルの繋がりがイマイチなので、
全体としての一体感はありませんが、
とにかく、美女のみなさんはがんばってました!
主人公のグイドは、モテるダメ男という点も含めて、
骨格といい、髪型といい「太宰治」にしか見えませんでした。
ああいうタイプがモテるのは万国共通なんですね〜☆
娯楽や舞台として楽しむ作品
純粋に、俳優陣の歌とダンスを堪能。
ミュージカルやショーを観たと思えば
お安く楽しめる素敵なエンターテイメント。
役柄やストーリーがどうこうより、娯楽として楽しむのが秘訣だと思う。
うんちく苦手な私にとっては、そのへんがよい。
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