NINEのレビュー・感想・評価
全58件中、1~20件目を表示
豪華スターによる巨匠へのオマージュミュージカル
ダニエル・デイ・ルイスの母性本能をくすぐるイケおじ振り、ソフィア・ローレンをはじめとする豪華な女優陣による歌、踊り、芝居をまとめて鑑賞できる、フェデリコ・フェリーニ感謝祭!みたいな作品だった。
シカゴっぽい。
ダニエル・デイ=ルイスは悩んでる姿が良く似合う✨
男性的には魅力的な女性が次々にセクシーに踊るので違う意味で楽しいかも。
終始悩んでる主人公に振り回されてる誰かになった孤独感が得られる。
ストーリーに取り残された感かな?
音楽、ダンスは最高でした🎵
シカゴっぽいと思ったら同じ監督でした💦💦
ミュージカル版「ナイン」を、「シカゴ」のロブ・マーシャル監督が映画化。
ミュージカル版「ナイン」を、「シカゴ」のロブ・マーシャル監督が映画化。
イタリア風味ミュージカル
女がいないと生きていけない映画監督と主人公を取り巻く女達の物語。ストーリーはほぼその一行だけです。(笑)
舞台は全てイタリア、主人公もイタリア人。(台詞はほぼ英語)なのでストーリーはハリウッド風、映像はイタリア風。ブロードウェイ・ミュージカルを映画化したというだけあり、女性陣が舞台で歌って踊るシーンは煌びやかで豪華。
ダニエル・デイ=ルイスは情けないながらもひたすら男の色気たっぷりで素敵でした。
豪華キャストを楽しむ映画
美しい女優人の豪華キャストを楽しむミュージカル映画。
ストーリーが面白いわけではないがそれでも良い。
ゴージャスな世界観は最高!
ミュージカルとしての豪華さは素敵。
ストーリーは、若干途中で眠くなる。
音楽とダンスと豪華な俳優陣は楽しめる。
豪華でゴージャスなMV。
一幕一幕はものすごい。
ペネロペさんだけじゃなく、ディンチさんやコティヤールさん、デイ=ルイス氏も歌う。
各楽曲の中でも、『Be Italian』と『Cinema Italiano』が出色。
役者もそれぞれ切り取るとぞくぞくする。
ペネロぺさんの依存的で自己中なダメ女ぶり。周りにいたら迷惑女だけど、なんてかわいらしい。ホテルからの帰り道の場面。やりきれなさ、情けなさ、でも恋しさ。切なすぎます。でも別れられないんだよねぇ、はぁ。
コディヤールさんの、幻想が打ち破られた時のあの表情。ぐっとくる。
”女神”に祭り上げられたキッドマンさんは痛いかな。キャバレー嬢のようだ。だから「神じゃなくて人間よ」と歌われてもしっくりこない。最初にキャスティングされたゼダ=ジョーンズさんだったら、エジプトの女神アイリスのようだったんじゃないかなと惜しい。
それに比べて、やっぱりローレンさんの存在感にはひれ伏す。全部持っていかれてしまうから、サラギーナからのイニシエーションが意味をなさない(ダンスと歌は最高なのに!)。
そして、デイ=ルイス氏の叫びに圧倒される。
テーマも、アカデミー賞が好きそうな、産みの苦しみ。
周りも、自分も傷つける。
だのに、それを並べるとなんでこうなるかなあ。
チャプター機能を使って、お気に入りの場面を繰り返し見た方がよさそうだ。
原案とされる『8 1/2』は、今も名作と名高い名作中の名作を次々産み出した監督が、自身を投影したと言われる映画。心の中を映像化した”夢(寝ているときに見る方)”のようで、話がどこへ行くかハラハラしつつ興味が尽きない。変なタイトルは、8作映画を作って、9作目をとる間(の苦しみ・ドタバタ)という意味と聞く。
人の頭の中を、他人がかき回すとこうなるのか…。
『8 1/2』の主演は『ひまわり』等のマストロヤンニ氏。ローレンさんとかとのラブコメも得意な二枚目中の二枚目。そんな人たらしの方が右往左往するからダメ男でもつい許してしまうのだけれど。
デイ=ルイス氏だと、重いかな。こちらも、最初にキャスティングされたバルデム氏だったらどうだったんだろう。
でも、やっぱりこの映画の監督だと同じかな。舞台は未鑑賞。舞台の、原案への解釈がこうなのか、監督の解釈がこうなのか…。題名の意味も変わっちゃっている。残念。
ミュージカル好きなのに…。
女優大量投入型大作
2019年5月3日 #nine 鑑賞
フェデリコ・フェリーニ監督の「8 1/2」のミュージカル版をロブ・マーシャル監督が映画化。#ダニエル・デイ・ルイス 主演で、女優陣が豪華だけど内容は普通。#マリオン・コティヤール、#ペネロペ・クルス、#ジュディ・デンチ、#ニコール・キッドマン、#ソフィア・ローレン
#ダニエル・デイ・ルイス#マリオン・コティヤール#ペネロペ・クルス#ジュディ・デンチ#ニコール・キッドマン#ソフィア・ローレン#ケイト・ハドソン#ファーギー
ミュージカル好きな方は必見
ロブ・マーシャルは舞台作品を映画にするのがうまい。
今回も、普通のストーリーに舞台演出に近いものを挿入してる作りだけど、CHICAGOより進化してました。
ロケ地がイタリアだからってだけではなく、ヨーロッパ映画の匂いがしたからヨーロッパ資本が入ってるのかと勘繰ってみたけど、100%アメリカ製作でした。
ダニエル・デイ=ルイスがセクシーすぎる。
あのメンツの中で妻の座を射止めたマリオン・コティヤール、出世したなぁ。
女優陣、適材適所でした。
ファーギーが歌う、タンバリンと砂を使った演出部分、舞台でも実際に砂使うんだろうか!?
とにかく、舞台版も見なければ、と思ったのでした。
虚飾の世界
著名な映画監督が名声を武器に不倫をして痴話げんかする話。
幼稚なおっさんの死ぬほどどうでもいい話がこれでもかと飾りたてられている。
ミュージカルや豪華俳優陣など視覚的には楽しめるかもしれないが、
そういうことも含めて、中味はないけど、外面だけはやたらと派手な作品。
曲が良い
何か深い意味があるのでは?と思い何度も観たけど…
特に見つからず…ストーリーはつまらない。。
ただ曲がめちゃいい。
見たほうがいい。
つまらないけど。
およよ ダニエルが歌い踊りよる!
なんつか意外性もあるけど、むちゃ面白かったし、ここからしばらくミュージカルにハマった。
あ、ミュージカル好きなんじゃん!とダニエルが気付かせてくれた。
確かこの後に『シカゴ』だった。
普通は逆だよね
【映画製作に行き詰ったマエストロと3人のミューズの関係性をミュージカルタッチで描こうとした作品。3人のミューズを愛でる作品でもある。】
■マエストロ、グイド監督(ダニエル・デイ=ルイス)に絡むミューズ達
1.妻、ルイザ (マリオン・コティヤール)
2.愛人、カルラ (ペネロペ・クルス)
3.新作「イタリア」主演女優(ニコール・キッドマン)
ーもう!豪華過ぎるでしょ!キャスティング! -
■印象的なミュージカルシーン
1.グイドとの夫婦関係をルイザが皮肉を込めて歌い上げるシーン
”制作にのめり込むと・・” 右下には項垂れているグイド・・。
-マリオン・コティヤール:流石、エディット・ピアフを演じただけあるなあ・・。-
2.グイドのマザコン度合いが分かるシーン
幼いグイドに歌いかける母(ソフィア・ローレン:豪華ダナア・・)
3.グイドの苦悩する気持ちを、ダニエル・デイ=ルイスが苦し気に哀し気に歌い上げるシーン
そして、「イタリア」の製作中止が発表される。
-2年後、イタリア アングイッラーラの海辺を歩くグイドと衣装デザイナー、リリー(ジュディ・デンチ:ホント、豪華である・・)-
そして、「仮称:NINE」の製作が始まり・・”アクション!”
<”3人のミューズの起用方法”が実に残念だった作品。
「仮称:NINE」は勿論、「8 1/2」を意識しての名前だろうが、「FOUR」位で良かったのではないかな、ロブ・マーシャル監督。(すいません・・・)>
ストーリーはいまいちだけど、キャストとミュージカルシーンは本当にす...
ストーリーはいまいちだけど、キャストとミュージカルシーンは本当にすごかった!特にミュージカルシーンはミュージカルというよりはMPVに近いかも...同じ監督の作品でも、私はやっぱりCHICAGOのほうが好きかも。
大好きな映画
ダニエル・デイ=ルイスとオスカー女優ばかりでただただ豪華です。
そしてミュージカルでも見やすい。
個人的にはマリオン・コティヤールが美しかった!
ラブシーン
音楽のないラブシーンなんて
ラブシーンじゃない
気に入ったのはこのフレーズ
ミュージカル映画
個人的にあまり好きじゃないからかそこまで気に入らなかったけど。雰囲気良かった
グイドにインスピレーションを与える女性たち
サイコーにゴージャスでファッショナブル!ミュージカル映画はこうでなくっちゃ!
本作は、映画史に残る大傑作、フェデリコ・フェリーニの『8 1/2』を原案としたブロードウェイ・ニュージカルの映画化。したがって『8 1/2』のリメイク作品ではない。なので当然『8 1/2』と比べられないし、比べてはいけない。しかし、個人的に大好きな『8 1/2』とついつい比べてしまうのが人情ってもの(笑)。
スランプの映画監督グイドの女性関係と妄想世界を描く本作は、ともすると華やかな女優たちに目が行きがちだが、主人公グイドをいかに魅力的に描けるかがカギとなる。グイドは次回作の脚本が全く浮かばないという大スランプに陥っているが、制作者サイドから撮影開始を強要され、思わず現場から逃げ出すような無責任男。さらにかなりの女好きというダメダメな男だ。デイ・ルイスは、持ち前の演技力で、猫背でボソボソ喋るダメ男を好演してはいるが、スタイルの良さも相まってか、フェリーニ版のマルチェロ・マストロヤンニのグイドよりスマートな主人公像になっている。彼の醸し出すフェロモンから『存在の耐えられない軽さ』のトマシュが想起され、単純な“プレイボーイ”という印象になってしまっている。だから妻に愛想つかされてもしょうがないかな、と思わせる。しかしマストロヤンニのグイドは、単なる女好きなのではなく、深層心理に女性に対しての畏怖の念が見て取れる。そのためどんな女性軽視の妄想が展開されても、最終的に許せてしまうキュートで魅力的なグイド像だった。
さて、本作が『8 1/2』から1/2足されて『9』になった、その1/2分は何だろう(笑)?これはいったい妄想なのか現実なのか、それとも全て夢なのかと、グイドの頭の中を写し取ったかのようなカオスな世界観が楽しいフェリーニ版だが、本作は妄想シーンをミュジージカル、進行形のストーリーをドラマ部分に分け、スッキリと解り易い。さらにドラマ部分にはストーリー性を持たせ、妻に逃げられたグイドはついに映画製作を中止し、傷心が癒えた数年後に新しい映画を撮り始めるというラストシーンになっている。もちろんこれは大変解り易くて良いのだが、やはりフェリーニ版と比べるとずいぶんと物足りない。
しかし本作の真の価値はミュージカルシーンにある。ゴージャスな夢の世界に心躍る。それぞれのキャラクターに合った楽曲とダンスの高揚感がハンパない。特に野獣(笑)サラギーナ(ファーギー、個人的にはもう少し太っていてもいいけど・・・)の『Be Italian』と、主題歌とも言えるケイト・ハドソンの『Cinema Italiano』は繰り返し観てもワクワク・ゾクゾク。はじけるシャンパン・ゴールドの映像もマッチしてサイコーにファッショナブルだ。もちろん超豪華な女優陣を観るだけで幸せだ。
だが、本作の白眉はラストシーンにある。あたかもカーテンコールのように登場人物がスポットライトを浴びて登場するのだが、彼女たちが登場する扉、それは正しくグイドのアイデアの扉だ。少年グイドの呼びかけで始まるラストシークエンスは、グイドの人生の振り返りであり、新たな空想世界(映画)の始まりなのである。彼に関わったゴージャスな女性たちは、彼にとってインスピレーションの源(あるいは全て彼の作り出した幻影かもしれないが・・・)。しかし、グイドの元妻のルイザだけは、この扉から登場しないのである。そう、彼女こそ彼にとって唯一無二の“現実世界”の女性なのだ。このオチの付け方が何ともニクイではないか。
こういう作品を観るとやはり映画は究極のエンターテインメントなのだと思う。フェリーニ版のような映画制作に対する痛烈な皮肉というメッセージ性や強い作家性は無いが、「ただ楽しいだけでいいじゃないか」と思わせるのも映画の魅力の1つなのだから。
華やかさと退廃がうまく混ざり合っていた
総合75点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:80点|ビジュアル:75点|音楽:80点 )
「シカゴ」と同じロブ・マーシャル監督によるミュージカルだが、時代背景の古い「シカゴ」が何かと古臭さを感じたのに対して、こちらのほうが音楽も舞台も全然現代的で趣味に合った。特にラテン系の「シネマ・イタリアーノ」は豪勢で華やかだった。現実と舞台とを分けて描くことで、突然歌い出すような不自然な演出をしていない部分も好印象。基本的にミュージカル嫌いな私だが、今まで観たミュージカル映画の中でこの作品が多分一番いい。フェリーニ作品を基にしたというだけあって、退廃的な主人公の生き様と苦しみが女性達と共に薄暗い映像の中に浮かび上がってきて、その描き方も気に入った。そしてその合間を華やかな舞台芸術が飾っている。
イギリス滞在経験があるという設定のイタリア人監督である主人公グイドの、イタリア訛りのあるイギリス英語がまさに設定どおりで雰囲気作りに一役買っていた。最初はその喋りからイタリア人俳優かと思っていたが、調べてみるとグイドを演じたダニエル・デイ=ルイスはイタリア滞在経験のあるイギリス人だそうで主人公役の設定とは反対であるが、だからこのような喋りが出来たのだろう。
イタリアンなミュージカル
しっかりミュージカルです…!
でもレミゼ的な、セリフが歌って感じじゃなく、
歌のシーンになると場面転換することが多いですね
俳優さんたちが豪華!!
しかもみんなハマり役なので
安心して見れますb
舞台はイタリアなので
全編通して英語なんですけどイタリア訛りっぽくしてるところが良いととるか違和感になるか…観る人によって違うと思います。
あと歌が全てイイです!
サントラまで楽しめる映画っていいですよね〜
多分、対象年齢は30〜50代とかですかね?
将来また見返した時に評価がどうなってるか気になるところです^^
全58件中、1~20件目を表示