Dr.パルナサスの鏡のレビュー・感想・評価
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テリー・ギリアム監督らしい不思議な世界観ですが、内容はとても深いと...
いびつ!
荒唐無稽
作品より、ヒースと3人の友人俳優の話が気に入った。
難しい…
The Imaginarium of Doctor Parnassus
設定がわかり辛かった
総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )
物事がはっきりと示されるのではないのでわかり辛い。例えばロシアの非合法組織員たちは母親の待つ平和な田舎の故郷に帰って行ったってこと? トニーは額に何か書かれていて悪魔の手先なのかと思ったが、結局どういう位置づけだったのだろうか? 百戦錬磨であるはずの悪魔にとって、ただの人であるトニーはそんなに手に入れたいのに手に入れられない男だったの? それほど集中して観ていたわけではないのもあって、物語の流れがあまり理解できていない。幻想館の鏡の中でのめまぐるしい展開もあって退屈はしなかったが、現実ではない幻想奇譚独自の設定があるので物語はちょっとわかり辛かった。
ゆかいな作品
苦しいストーリー
ヒース・レジャー最後の出演作ということで鑑賞。
ジョニーデップがマダムに言い寄られて困った顔をしているのがたまりません。
レジャーは少ししか映ってませんがその少しのシーンでも
「色んな映画に出れるだけの才を持ってたのに・・・」ともったいない気になります。
ファンタジーな映像は10代20代女性に受けそうですが、ロマンスが足りないため、そこまで魅力あるものでない。
しかも前半のロマンチックさはどこに行ったと思うくらい、後半トニーがくそ野郎になってしまってせっかくの豪華配役が生かされていない。
レジャーを出さずに収束させようとしたら現実にトニーを出すことはできませんけど
出さないにしても、もっと、なんか、ロマンチックな理由が欲しかったなーと
脚本の苦しさが残念です。
夢の世界へ
あまりファンタジーは観ないからわからんのだが、今まで観てきたファンタジーとは違っているのは確か。
ヒース・レジャーの遺作としても有名であるこの作品。彼の友人であるジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウという豪華キャストの協力もあって完成した代物である。
その人の欲望を映し出すパルナサスの鏡、その世界と現実世界では四人一役で演じられている。
コリン・ファレルが意外と役にはまってるなと思った。ジョニー・デップは相変わらず独特な雰囲気が出ている^^ ジュード・ロウも格好良かったしetc.これは本当に豪華過ぎる。
鏡の中の世界観もそうだが、特に画が綺麗。ストーリーも独特で観る側を引き込むような作りが正にファンタジー。
そして最後は虚しくも綺麗に終わる。
鏡の向こうでヒースに会える気がした
不思議な映画でした。 好きかどうかと聞かれれば、おそらく ビミョー。。と答えます。 が、「ヒース・レジャー遺作品」と聞けば 思い入れが違ってきます。 実際には 鏡のこちら側(現実世界)のシーンを ヒースで撮っているのですが、ストーリーに入り込むうちに “鏡の向こう(の世界)なら ヒースに会える気がして”彼を偲んでいました。
もしかしたら エンディングの方は ちょと内容を変えたんじゃない?と思うほど トニー(ヒース、終わりはコリン・ファレル)の心が豹変したのが 無理やりな感じがして 個人的にはイヤでした。
ヒース亡きあと、彼の作品を完成させるため立ち上がった 3人とも名優で「ちょっとヒース真似が 入ってるよねー」と感じつつも、代役を立派に演じてくれていたと 思います。
ここでヒース以外にも 触れておこう、アントン役の アンドリュー・ガーフィールド。 なんだ新スパイダーマン、こんなところにいたの?! さえない男の子役だったんですが、イギリス英語も 間の抜けたリアクションも可愛い♡ ロサンゼルス出身の彼ですが、4歳のころに イギリスに渡ってあちらで育ったようです。 それでセリフも ナチュラルだったのね、ブリリアント☆
改めて、ヒース・レジャーが もうこの世に存在しないというのが 悲しいです。 悪役を演じる人(『ダークナイト』のジョーカー)のファンになったのは 過去にもこれから先にも ヒース以外にはないでしょう。 ご冥福をお祈りすると共に、また彼の顔が見たくなったら この作品(『ダーク…』より顔が見えるという理由で)を 鑑賞しようと思います。
イマジネーション
話はなんてことないと感じる。
っていうか、博士が、悪魔なんてすごい存在と何回も負ける賭けを繰り返して、ばかだね!?
ってつっこみたくなってしまう。
むしろ、博士は悪魔にとりつかれちゃってたのかもね。
話は、あーそうですか。って感じで終わってしまった。
でも!
映像。
鏡の中に入って人々が見る夢の世界に魅入られる。
そして、リリーコールの常人離れした容姿。
私が一番気に入ったのは、パルナサス博士が最初にいた寺の外観。
不思議で不気味で美しい世界。
お話にそんなに感動しなくても、その映像だけで、とても心が震える。
不思議な体験。
アリスには、この感動がなかったなー。
奇跡!
ダークナイトが最後だと思ってたのに…
ロック・ユーで初めて見てもう大好きになって、訃報を聞いた時にはしばらく信じられなかったです。
この作品が見られて本当によかったです!!
ヒースの遺作…だから見に行ったけど、それだけじゃなかった!ギリアム監督のすごく独特の世界観でおもしろかった。
それから、悪魔の役の人がなんていうか…かっこよかった!動きとか話し方が思わずふらってついてっちゃいそうw
それからあの終わり方よかったと思います。やっぱり全てがうまくいくなんてありえないし、何が人の幸せなのかも分からないし!
けど3人のトニーを演じ分けるヒースが見たかった…
もっともっとヒース・レジャーの作品を見たかったです!監督作品も見たかった!!
遺作
死んだ人が残した未発表作品、それが遺作だ。
でも、人間、いつ死ぬかわからない。
突然死んでしまったら、
昨日していた仕事、昨日までの自分自身、それが遺作になってしまう。
そう思うと、毎日真剣に生きなくてはと真面目に思ってしまう。
映画「Dr.パルナサスの鏡」を観に行った。
主演俳優が作成途中で死んでしまうという悲劇が起きた作品だ。
なぜか、その代役を3人が努めている(つまり4人1役)。
何も知らずに、チラシのインパクトとDr.という文字に引かれて
映画館に入ってしまった。ファンタジーというジャル以外何も知らずに・・・
西洋人の顔に疎いせいもあるけれど、代役のことは気付かなかった。
とにかくすばらしい作品だった。久々に楽しくてぞくぞくした。
これなら遺作と誇れる。きっと死んだ本人も満足だろう。
今思うと、1人2役でも、4人1役でも、
そんなことは、映画を作り上げるためにはどうでもいいことなのだ。
映画の表には出てこないけれど、
みんなで力を合わせて完成させた、そんな情熱がにじみ出ていた。
考えれば考えるほど、暖かく愛情にあふれた作品だ。
いつまでも美しいまま
1月23日 HEATH LEDGERの命日に奇しくも上映された「Dr.パルナサスの鏡」。
奇想天外なストーリーかと一見思いきや、その映像美も素晴らしく、最後まで観ていて飽きることなく、ひき込まれる作品だった。
映画館を出るときに多々「ジョニー、あれだけ?」という声が聞かれましたが、HEATH亡き後、3人の名優のおかげで陽の目をみたこの作品。やはり主役はHEATHだと思うし、けれど、「その」ジョニーがとてもいい場面で出てきてくれたと思った。
「想い出はあせることなく、彼等はずっと美しいまま」・・亡くなったHEATHを思い出させるこの台詞すら、ジョニーの口から聞くと、不思議と悲しくなく、とても美しい記憶にとどまらせてくれた。
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