ダークナイトのレビュー・感想・評価
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こりゃあ、続編とか次回作のレベルではない。
実はかなり前に観ていたのだが、ここにきて
最終作ダークナイトライジングが公開され、
やっとクリストファー・ノーラン全3部作が
出揃い、この作品も改めて見直ししました。
まず、冒頭にもある通り、二作目というものは
得てして駄作および失敗作と評される物が多い。
通常、次回作というものは一作目のインパクトを
踏襲してグレードアップを意識して作らものだが、
この主役は過去何度も映画化されたバットマン
だけにかなり難しいテーマだったと想像出来る。
それを素晴らしい作品に作りあげた
クリストファー・ノーラン監督には素直に敬服する。
しかも敵役には、敢えて過去何度も登場した最も
有名なジョーカーである。はっきり言って??で
あったろう。
新しい敵役が初物出会った方が話題性は高いはず。
その状況を大きく覆したのース・レジャーの
鬼気迫る演技であるが多くの人がレビューして
のここでは割愛する。
また、バットマンに欠かせぬギミックの数
今回のバットモービルやスーツは最高の興奮を
与えてくれた。
ドキドキワクワクは増している。
だがだが・・三部作の最高の殊勲者は音楽だと思う。
ダークなヒーローを奏でるこのテーマミュージックは
素晴らしい効果を出している。
今でも目を閉じると、テーマ曲と共に暗闇の中、
暗黒騎士=ダークナイトが登場する。
このシーンがハイライトとして多くの観客の
心に刻まれる。
最後にこの作品の裏の主人公でもある
故ヒース・レジャーよ、永遠なれ。
ありがとうヒース・レジャー。ありがとうクリストファー・ノーラン
自分もそんなに映画を観ているわけじゃないけれど、まさか自分の中で一番考えさせられ、一番教訓に溢れ、一番知的な映画が”バットマン”になるとは思わなかった。
このバットマン・ダークナイトは単純な勧善懲悪モノとは全く異なる”正義とは何か、悪とは何か”を考えさせられる映画である
特にこの映画が公開された2008年はイラク戦争のまっただ中であり”正義の名の下に悪に制裁を加えることが必ずしも問題の収拾にはつながらない”というアメリカ自信が抱えるジレンマを、特にアメリカの人たちは思い起こさざるを得なかったんじゃないだろうか
また、ジョーカーの目指す本当の悪とは”善良を装う人々の中に巣食う悪をさらけ出すこと”であり、もしラストの船のシーンで囚人の乗る船を一般市民が爆破していたらゴッサムシティは本当の意味での終わりを迎えていたのだと思う
結局ジョーカーを止めたのは”船を爆発させないこと”を選んだ市民自信の善良な心であって、バットマンでもましてや警察でも無かったことが、ある種の正義に対する強烈なアンチテーゼであった
日本人である自分は”正義”というものに対して考える機会の少ない平和な環境に生きているけれど、”Justice”を振りかざし、戦争に突っ走るアメリカという国の人々にとっては捉えられ方もより強烈だったに違いない。
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あとヒース・レジャーかっこ良すぎ。
個人的には”机に突き立てたペンを一瞬で消すマジック”が好き
この興奮と感動を~
ダークヒーロー誕生秘話
最高にカッコイイ映画。アクションだけでなく、テーマも素敵。
音楽は鳥肌物。ダークヒーローでしか救えないものもある。
もう、あんまり書くのも無駄なので好きなシーンを一つ。
やっぱり最後の警察から逃れ、闇から光へと消えていくシーンが最高。
あそこで音楽が最高潮になり、「ダークナイト」とタイトルが言われる。
あんなに全身が震えた映画は初めてでした。
強烈な「悪」
今更ですが書かせて頂きます。
今となっては作品自体が伝説となっている本作、バットマンムービー史上最高の出来であり、全映画中でもトップクラスの感動、興奮、そして戦慄!!
単純明快でアクション主体のアメコミ映画とは一線を画し、善と悪の対立をテーマにかなりリアル(現実的)に表現しています。
それを可能にしているのはやはり誰もが賞賛するヒース・レジャーさんの演技力とノーラン監督の脚本力!!
ヒースさん演じるジョーカーは狡猾で残忍な愉快犯であり、マフィアからも危険視される異常な男。
劇中のビデオレター映像、発言、表情、笑い方、動作ひとつひとつに鳥肌が立ち、「これは演技ではなくこの人は本当に頭がおかしいのではないか!?」と思わせる程の素晴らしい怪演でした!!
気付けば、このあまりにも強烈な「悪」に心を奪われそうになっており、ジョーカーの持つ狂気的な魅力とカリスマ性に脱帽しました!!
この悪が引き起こすいくつもの殺人ゲームによってゴッサムが狂気に侵されていく様を、ヒーローであるはずのバットマンが追い詰められ、大事なものを失っても街を救う方法を諦めず模索し闘う姿を、そしてヒーロー(善)が悪に落ちていく虚しさなど、いくつもの物語を無理なく自然な流れでひとつの作品に仕上げたノーラン監督の力量は凄まじい!!!
もはやどのジャンルにも属さない、新たなエンターテイメントだと思います!!!
映画通からは評価が高いですが・・・
超絶に面白い
素晴らし過ぎて
最悪の最高作品(☆は⑤でも良いし‥いっそ①でも良い)
そうなのだ‥
最悪の最高作品なのだ‥。
先ず始めに強く言っときたいのは‥↓↓↓コチラ‥
■女性向け映画では無いし‥
■年配(保守思想/性善論)な方にも向かない‥映画だ!て事‥。
●時計仕掛けのオレンジや‥
●タイタス(←最後まで見られなかった)等‥
↑‥を見た時の気分の悪さ‥を思い出す。
‥‥‥‥本作吐きそうだ‥。
‥反吐が出る。
漆黒と狂気の悪‥
煽動と疑心暗鬼と性悪論‥
人の恐怖を餌に巣喰う鬼畜‥
黒が黒に伝染し‥
‥‥無限の悪がはびこる‥。
映画経験値高めな方に『のみ』‥見て欲しい‥。
☆評は‥
DVD\100水準にて‥
DVD買う度/モ、1回見たい度/オススメ度/デートで見る度⇔全てが【ゼロ】
◎これは偉大な映画作品だ‥
◆だが素敵な娯楽商品では無い‥
‥‥‥‥素晴らしかったが‥↓
本心から思う‥!
『見なきゃ良かった』と‥。
新作↓↓↓
●ダークナイトライジング‥
も間違いなく‥俺は見ません‥。
◇偉大なる‥悪作‥
◇阿鼻叫喚な戯曲‥
◇美しき狂気‥
◇脆弱な正義‥
見た後ブルーになる作品‥
絵文字顔文字一切無し/で‥伯爵が御届けしたレビューでした‥。
〜〜〜〜〜
カメラワーク/脚本/セット‥
Cノーラン‥
あんたやっぱスゲエよ‥。
史上2作目のPart2の傑作
後世に伝えられる名作
4年前の作品とは思えない上質な大人のエンターテイメント
内容にこだわらずアクションでただただ興奮を楽しむマーベルヒーローものに比べ、腹の底からにじみ出る興奮と引き付けられるストーリーと緊迫感
正義とは、真のヒーローとは何か アメリカが好きな愛と勇気のハッピーエンドのアメコミヒーローとは一線を画す深いストーリーに感動した
それを100%引き出した監督の手腕もすばらしい
もちろん味のある名俳優の面々の演技も見もの
見終わった後、素晴らしい作品との出会いに包まれる感動を味わって欲しい
ただほんとに個人的で申し訳ないが、ヒロインが好みでなかったのが残念
さすがクリストファーノーラン
先日TVでやってたので再度みましたけどやっぱ良かったです。
ストーリー的にもアクション的にも文句なし。
バットマンって昔のイメージじゃないっす、題名のとおり
こんな見所満載の映画を避けていた自分が恥ずかしい。
度肝を抜かれたとはまさにこの事だと思った。こんな質の高い娯楽作・アメコミ映画があるのだと初めて知った。4~5つものエピソードは無理なく一つとなり、息つく間もなく観客を楽しませる。アクションやカーチェイスは最高だし、人物描写や音楽も的確。
まず冒頭から魅せられる。銀行強盗シーンは全てIMAXカメラで撮影されている。映像と音が共に素晴らしく、テンポも良いからここだけで観る者のテンションは上がる。特にIMAXシアターで観ると素晴らしさがより味わえるだろう。また、この作品では善と悪について深い問いかけが示されている。これを描写する上でジョーカーが素晴らしい。リアル志向に作られた作品な為、ジョーカーは実世界に蔓延るリアルな悪を具現化した存在となり、観客を絶えず恐怖の渦に誘いこむ。加えて単純な犯罪者のイメージとは真逆なキャラクターであり、人を狂わすような常軌に逸した犯罪を躊躇無くやる狂気を持ちながら知性と計画性も持ち合わせる。それは犯罪の節々から見てとれるだろう。善悪の真理や倫理的概念を口にする取調室の場面は、実世界に対する提言の応酬だ。知性を持ちながらも狂っている悪を究極の悪と感じるのは少なくないはず。そしてこの際立つ狂気が、人間の本質や欠陥のある秩序をリアルに描く事を可能にしている。そんな強烈なキャラクターに実在感を与えたヒース・レジャーも実に素晴らしい。
ラスト、特にエンドロールまでの4分半は、この作品において重要な部分だと思う。なぜなら場所が次々変わるにも関わらず殆どIMAXカメラで撮影されているから。莫大なコストを費やしてでもラスト4分は最高のクオリティに仕上げたかったのだろう。ここではそれまでの流れ、陰陽と空間を利用した映像表現、音楽の融合によって最高のカタルシスを得ることができる。即ち絶望に支配された世界でも平和の実現を目指す“闇の騎士”の諦めない姿勢と決断は、文字通り希望の光明となって、我々を深い高揚と感動で包み込む。全体的に重苦しい雰囲気に包まれている感の作品だが、ラストによって娯楽映画としての調和が整っている。多少の粗や雑さはあるが、本当に素晴らしい作品である。
圧巻
この映画といえば、とにもかくにもヒース・レジャー。タイトルも「ジョーカー」でもいいだろと言いたくなるくらいに凄い演技。観終わった後も、頭の中は「ジョーカー」でいっぱい。 その「ジョーカー」をさらに輝かせてるのが、クリストファー・ノーランが作り出した作品の雰囲気と、脇を固める俳優陣。 ただ、バットマン対ジョーカーの結末が、なんだか消化不良。次作を見越してのことだったんだろうけど。
素晴らしいアクション映画
文句のつけようのない大傑作!
息つくひまもないような怒涛の展開が2時間半ずっと続き、その間ずっと手に汗をかきながら緊張しっぱなしでした。次回作も楽しみです。
アクション映画はもともと好きなのですが、これほどストーリーもしっかり楽しめて観おわった後に考えさせられる作品は多くはないように思います。
暗黒の騎士
「ダークナイト・ライジング」公開まで後2ヶ月半
「バットマン」シリーズは、ティム・バートン版は、バートンらしいユーモア&ダークな世界観で描かれ、結構好き。
ところがジョエル・シュマッチャー版は、「フォーエヴァー」は娯楽アクションとしてまあ楽しめたが、次の駄作はもう開いた口が塞がらなかった。
そしてクリストファー・ノーラン版。
真摯な作風でバットマンを見事に蘇らし、アメコミ映画の固定概念をも覆した。
この「ダークナイト」、ヒース・レジャーの演技ばかり注目されるが(勿論何の異論も無い圧倒的存在感なのだが)、それと同等にクリストファー・ノーランの演出が抜群に素晴らしい。
社会派のようなシリアスな人間ドラマ、重厚感たっぷりの犯罪サスペンス、リアリティを出したアクション…先も言ったが、それらがアメコミの固定概念を覆した。
もう一つ固定概念を覆したのが、テーマ。
決してクリーンではない闇のヒーロー、バットマンの前に悪の化身とも言えるジョーカーが現れ、挑戦状を叩きつける。悪とは?善とは?バットマンのモラルが揺さぶられる。
また、ヒーローの存在意義。本当にヒーローは必要なのか?映画はバットマンに観客に問いかける。
見た後これほど考えたアメコミ映画は無かった。
いや、アメコミ映画でなくとも、このレベルの映画はそうお目にかかれない。
そんな「ダークナイト」の続編「ダークナイト・ライジング」の公開まで後2ヶ月半。
次は、どんな衝撃を見せてくれるのだろう。
子供が喜びそうな映画ですね
映像は一級品だと思うが、内容は凡庸。長いだけで、一回見れば十分なレベル。ノーランは長い。長くすればいいって問題ではないんだけどな……
文句なしに、巨額製作のB級アクション。上質なアクションではなく、子供向け映画。大人向けではない。
でかいバイクしか記憶にございません笑
ブルーレイ希望
クレイジー
バットマンの敵役、ジョーカー。
ヒース・レジャーまさしく怪演です。今後の演技に期待できる、と書こうとしたら
次回作の撮影途中でお亡くなりになっていたのですね・・・
残念です。
笑いながら落ちて行くところ、笑いながら人を切り裂くところ、笑いながら爆破するところ、
顔はピエロのようなメイクで不気味なのですが
妙に愛嬌がある仕草をするので、大好きです。
本当に残念です。
リアリティが強いアクションでした。
有り得ないだろうというエフェクトや超絶アクションもなく、地味っちゃあ地味ですが
現実に近い「バッドマンが本当にいる」世界のように思えて好印象。
クライム系映画に近い演出。
画の地味さをカバーするジョーカーのクレイジーさが効いてます。
一度は見てみるべき。
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