「宇宙人差別モノ映画」第9地区 さーさんの映画レビュー(感想・評価)
宇宙人差別モノ映画
ドキュメンタリー風で物語が進む。
主人公補正の無い主人公、決して賢くは無い。自己中心的な主人公として描かれていました。
そりゃ、自分の身体がエイリアンになりかけてたら焦るし、自己中心的にもなる。人間の時は『良い人』だと語られてたので決して悪い人では無い。環境が悪い。
でも名前の通りヴィ「カス」です。
主人公の身体の一部がエイリアンになっている事が発覚してから人権無し。実験という名の拷問シーンが始まり、見ていて苦痛です。まだ腕だけエイリアンになっただけですよ!酷すぎ。もし全てがエイリアンになったとしても元は人間なのに、コミュニケーションを放棄している所が嫌過ぎる。そうはならんやろ
主人公は窮地に陥った際の頭の回転が鈍いし、無計画な行動をするので、人によっては観ていてイライラするかも。
追いかけられている最中に、小型宇宙船を飛ばしたら撃ち落とされるに決まってると、冷静に考えたら分かるだろうに……。
無事、母船に乗り込んだ宇宙人のクリスはなんだか今にも死にそうで不安です。それとも疲れてるだけだったのでしょうか。クリスが死んだら主人公は………
宇宙人のクリスが唯一の良心でした。
今思えば、「俺はここで戦う、先に行け!(うろ覚え)」のシーンはフラグビンビンでしたね。一緒に行けばまだ救いはあった……
主人公がとんでもなく賢い人間だったら、元に戻る方法を自力で見つけられそうですが、普通の一般人なのでそんな事は起こりそうも無いです。終わり。
流石、ナイジェリアは治安が悪いですね。
救いが無いので、元気な時に観ないと鬱になります。
疑問点
•強力な武器を持ちながらも人類に反抗しないのか?
残された宇宙人達はいわば、「働きアリ」のようなモノ。司令塔のような偉い存在がしんでしまった?
自分の意思で何かを成し遂げる能力がない彼らは、日々生きているだけの状態。
多分彼らには、仲間を殺された憎しみだとかそう言った感情が薄い。悲しみはするけれど復讐には至らない。ただ、「仲間意識」が強い。働きアリのように。
•謎の黒い液体
宇宙人の血液?それとも別の何か?それを浴びただけで完全変体ってどういう事ですか。説明不足が否めない。
