「ブロムガンプは“先見性”を扱うのが上手すぎる!」第9地区 平田 一さんの映画レビュー(感想・評価)
ブロムガンプは“先見性”を扱うのが上手すぎる!
本物の”先見性”がギュッと詰まった傑作だった。「エイリアンもの」ジャンルの中の”まだ発掘されずな未開”を、問題提起(移民問題など)で切り開くとか、まずアイデア勝利すぎる。加えて頭と心のどちらも興奮させる逆転劇が、斬新でいてパワフルすぎて、我慢できず叫んだほど、『第9地区』は本当に前評判を凌駕してた。
加えて今じゃキテレツキャラが板についてるシャルト・コプリーのダメダメからのヒーローぶりがあまりに感動的すぎる(『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のトム・クルーズばりでした)。敢えて敵に敗れてからのエビたちに救われるとか、ブロムガンプは胸アツ場面を作るのすごく新しすぎる!オレ何度”Blu-rayを絶対買う!”と叫んだことかw
パンフ見たら続編(『第10地区(仮題)』)が企画中との記載がアリで、一体ここから転がす方法、どうするのかな?一報欲しい!
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