地球が静止する日のレビュー・感想・評価
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地球が静止する日
がっかりしました。子供の存在は必要か?死んだ父親が恋しいのはわかるが、今まで殺せ!と言っていた宇宙人に生き返らせて欲しいとお願いするなんてずうずうしい。街が消えていくCGは、すごいと思うがあまり内容が無い。
いかにもハリウッド作品
単純に楽しめるという部分と、ちょっとありえないだろと距離を置いて見てしまうような部分とがあって、評価に悩む映画です。
「地球が静止する日」というタイトルの意味が最後の分かるのですが、その点は良かったと思います。
思いっきり≪ネタバレ≫で、行きます!
1951年製作の「地球の静止する日」(観てないよ!!)のリメイクである(ベースとしている)本作。ホントに久しぶりのキアヌ・リーブス主演作(彼の場合、なぜか“久しぶり”って気があんまりしないんですけど…)。予告編が大変面白かったので、期待して観に行ってきました。
非常に面白い設定と、面白いストーリーだと思うのですが…、何なのだ?この映画全体から漂ってくる“グダグダ感”は?!今回は思いっきり≪ネタバレ!≫で書かせていただきますが、クラトゥの仲間達は、70年前から地球に潜入して『人類を滅ぼすか否か?』ということを調査しておったのです。で、その仲間というのは、70年間人間の姿で、人間として生活し、表面上年老いて更には孫までいる(もちろん人間の)という設定で、クラトゥの前に姿を現すのです。そしてクラトゥに『人類を滅ぼすべき。彼等は変化しない』と告げるのです。『地球を救う』=『地球を破壊し続ける、人類を滅ぼす』ってことだったのですね。なるほどそれは仕方のない(?!)話かも知れません。しかし、次の瞬間その年老いた“潜入工作員”は、次のような驚くべき台詞を吐きます。『私は、この星に留まり彼等と共に滅びる』要は一緒に生活してきて、“情”が移ったってことらしいのですが、それならそれで人類を滅ぼさないでもやっていける方法を考えたらどうやねんな?いや、この工作員の意思が最後まで反映されるのなら、『任務に忠実な、素晴らしい考え方だなあ』と納得も出来るのですが、最終的にこの“70年掛かって導き出された答え”は、僅か1日(ですよね?映画の設定として)だけ、人類(それも限られた、ごく少数の人間)と接したクラトゥによって覆され、人類滅亡への攻撃は中止されるのです。曰く『人類は変われる』と…。
そう、この映画では“70年<1日”なのです。んな、アホな…。だったらこの年老いた工作員の70年間は、一体何だったのさ?潜入して、必死になって地球で生活してやってきた彼が、あまりにもカワイそうじゃあないか?そんなことなら事前調査なんぞせず、いきなりクラトゥがやって来て『攻撃開始!』ってやったらいいんじゃないのか?この工作員の、血と汗と涙の70年間を返してやれや~!!
あ、少し取り乱してしまいました(^^;。でも導入部が非常に面白かっただけに、クラトゥが地球に上陸してからが、あまりにもグダグダになってしまったのが、とても残念に思えてなりません。吾輩、特にこの“潜入工作員”のことがとても哀れに思えてしまって、途中からストーリーに没頭出来ませんでした。コレって、今の不景気な時代のサラリーマンや、派遣社員にも通じる話ですよね。一生懸命やってきたのに、その積み重ねなど無視されてしまう…。何かSF映画には思えないんですよね、この展開…。
その“SF超大作”という意味で言うと、予告編で観て期待していた映像関係は、本編中に予告を超えるような映像は、ハッキリ言って存在しませんでした(アカンがな)!予告編で殆んどすべて見せちゃってます。これも辛かったな~。
でもまあ、正月公開映画特有の『超大作です!』っていう雰囲気は、何故かこの映画プンプン持ってますので、その特有の雰囲気を味わうには、ピッタリの映画なんじゃないかと思います(フォローになってねえ~(>_<)。
それでいいのか…
結局なんで地球を破壊するのをやめたかというところがあまり説得力がなくてあっけない結末。あの程度で人間が変わると思ってしまうのは単純すぎのような。ジェニファー・コネリーの知的な美しさだけは楽しめました。
今期最悪
最近SFXのお披露目の意味あいしかないハリウッド映画が多すぎるがこの映画もまさにそんな作品のひとつとしか言いようがない。
そんな訳で画像的にはまあまあ・・・ただし目新しいものはない。
ロボットのデザインが昔臭くて間抜け(w
リメイク版なんだからもう少しどうにかならなかったのかなぁ?
見ていて気恥ずかしくなるレベル。
ストーリーはつっこみどころ満載。
70年地球に潜伏して調査した調査員一人の意見を鵜呑みにして攻撃を仕掛けたと思ったら、たった一組の義親子の関係修復に「君達は変われる」といきなりの攻撃中止。これじゃあ、攻撃で死んでいった人や自然は浮かばれないし、70年間調査した調査員の立場は・・・でもその前に地球を成敗しに来た宇宙人ってどんな正義なんだよと疑問だらけ。
いちいちあげていたらきりがないけれど、エコロジーを問題提起している風で実はこの映画を製作しているアメリカという国が、いかに邪魔な存在と判断するやいなや攻撃を仕掛けるメンタリティーを持ち合わせているかということの方が大問題!と思わせてくれる。
たぶん政策サイドはそんなこと考えてもいないんだろうけどね。
とにかくまともに見たら腹が立つこと間違いなし。
いろいろな意味でありきたり、古臭い印象。
自分はロイヤルプレミアで生キアヌを見に行ったんだからそう思えば正規の料金も諦めがつくけれど、おまけなしで見る価値はないと思います。
地球が静止する日
予告であった、東京タワーが崩壊するシーンが、本編ではなかったのが残念です。
最後もなんとなく、終わった感じで、もうここで終わりなの?
尻切れトンボです。
SFXを見るにはいいかも。
う〜ん!浅い話
映画のメッセージ性がと言われますが他の映画や教養番組でも最近よく言われている「地球から人類が居なくなれば数百年で緑豊かで生命に満ちたなすばらしい星に成る」だけで特に目新しくはない。純粋に特撮SF映画として見れば立派なB級映画だと思う。内容もアメリカ人は何でも自分たちが世界で一番だと思い込んでいて、直ぐに破壊行動を取るという現状を正確に描いている。キアヌの無表情な宇宙人が適度に不気味で良かったし、ウイル・スミスの息子もあのひどい役を必死に演じて、アメ人の大好きな家族愛的な要素を出そうとしていた。ロボットがマイクロマシンと化して破壊するシーンは予告編で殆ど見せてしまったので新たな驚きはない。最後は放置状態でこれからどうなるのと考えさせるつもりなのでしょうが、ラス前の大統領の行動から、アメリカ人は全く変わらないで破壊を続けるでしょうと予想できる浅い映画。半額ならともかく正規料金ではちょっと・・・。正月休み暇ならどうぞ、DVDでも十分満足出来そうな映画です。
思考回路が静止した日。
あの『ウエスト・サイド物語』のR・ワイズ監督が
1951年に発表した『地球の静止する日』をリメイクした本作。
原版はもちろん観ていないのだが(こうなるとすごく観たい!)
なんで邦タイトルが違うんだ^^;「の」と「が」の違いって何よ?
ま、いいんですけど。。。
原版は冷戦時代の話ということで「核」がメインになっている
ようだけど、今回のは「コレ」という理由もたいして語られず、
とにかく全人類が滅亡すれば、地球が助かる。という…^^;
どう納得すれば?そんなことを考える隙を与える気配もない。
…唐突!いきなりクラトゥは逃げちゃうし。黒スーツで…。
逃げたと思えば、マックでお仲間と待ち合わせ&打ち合わせ。
…なんでマックなんだ?(爆)
でもって、あの爺さんと話して「よし。実行していいんだな?」
ってアナタ…。そんな簡単にぃ…?
バーガーを食べてる子供を背に、アッサリと片付く話し合いに
私の思考回路の方がすっかり静止してしまったxx
そっか。まぁ人間は…悪いことしてきたんだよな。地球に。
(言いたいことは分かる。しかし異星人の生活も知らないぞ。)
頭の良さそうなJ・コネリー博士が味方となって彼を説得する。
亡夫の連れ子、小生意気なJ・スミスに手を焼いている継母。
ありがちなパターンとして宇宙人が地球人に恋でもするのかと
思ったが、それはなかったので一安心^^;
しかし子供との触れ合いも大して描かれないため、感動がない。
さらにその後も何もないもので、さらに唐突度が深まるばかり。
物語に起伏がないのは原版も変わらないようだが、
昔の映画とあって、その人間的(宇宙人ですら)な描き方に
まだ深みがあるようだ。今回の描き方では、どっちづかずで
それぞれのキャラの必要性が感じられないのが残念。
キアヌ鑑賞には(カッコいいので)もってこいの作品なんだけど。
(そっか!?トミー・リー・Jも、クラトゥ一派だったんだねぇ)
もう一度観る理由
戦後からの近代化によって温暖化やオゾン層の破壊、
人間の思うままに、変貌を余儀なくされてきた地球。
ついに宇宙から、「地球を守るために、人類を滅亡させる」
使者がやってくる。
計り知れない無敵な力を持つ宇宙人の力をどう食い止めるのか。
俗にいう「地球滅亡系」の映画は数多くあれど、
私の中では1番よかったです。
「命があとわずかなときに知る 大切なもの」より、
普段から心がけなければいけない 日常の等身大の自分に
向き合い、行動を変えなければ。
と思わせる映画です。
後から知ったことで恐縮ですが、リバイバルでした。
なるほど。
これからどうするの?
映画「地球が静止する日」(スコット・デリクソン監督)から。
今年の1月「アース」を観て、地球温暖化の現状を知り、
そして12月、この映画で、何も変わっていないことに愕然とした。
「人類が滅亡すれば、地球は生き残れる。」というメッセージに対し、
「私たちに変わるチャンスをちょうだい」と哀願する。
「窮地になるから、進化する。進化するチャンスを奪わないでくれ」
と表現を変えても同じことを言っている。
「私たちは変われる」と地球人、「もう我慢できない」と宇宙からの使者。
そして「助かるには、私たちが変わるしかない」と言い切るのだが・・。
「地球人は、破壊的だ」とまで宇宙からの使者に言われ、現実は確かに厳しい。
実はこの映画を観て、黒沢明監督の「生きる」を思い出した。
「お通夜」「葬式」の時は、主人公が命をかけて頑張った姿に奮起し、
明日から僕たちも・・と気勢をあげる。
しかしその現実は、また元の生活に逆戻り。人間の弱さを表現した。
たぶんこの映画も、私たち地球人に対する問題提起だろう。
だからこそ敢えて、子どもがぼそっと呟いた台詞を取り上げた。
「これからどうするの?」
「私も同じことを考えていた」とキアヌ・リーブス演じる宇宙からの使者。
大切なことは、この映画を観た後の、私たちの行動にあるのだろう。
「人間は、窮地になって、本当に変われるのだろうか?」
私の疑問である。
表情の無い彼にピッタリな作品
キアヌってクールな役が多いけど…
この作品もまた、無表情な彼が
地球外生命体という役を好演してる(?)と思う。
一応、潜伏してる人(?)に
この地球に住んでる人類をどうするべきか、確認してるけど…
とりあえず、もう地球を救うには人類を滅ぼすしかないという
結論が出てるからやってきたんじゃないの?
だいたい、地球に住まわせてもらってる生命体は
人類だけじゃないっていうの…
よくあるSFのお話には
人類が諸悪の根源だって常にありますよね。
このお話も…結局、人類が暮らしやすい環境を作ると
それは地球にとって良くないのだよって
分かりきってることを言ってるだけ。
で、人類を滅ぼしたいのなら
サッサとやっちゃった方が気持ち良かったかもしれないけど…
やっぱ映画的には、そこまでしちゃうと救いが無いのでしょうね。
だから結末は…あれなのね。。。
義親子の繋がりを見ただけで、人類は変われるって…(@_@;)
でもさぁ…人類をそんなに信じちゃって良いのかなぁ?
見所は予告で既に出ちゃってるようにも思えます。
でも、まぁ大きなスクリーンで見ると
家で見るよりは良いかも?
しかし…あんなに速い速度でスタジアムとか
トレーラーとか無くなっちゃうのに…
あの子とあの女性の中に入った虫(?)は
モタモタしてたから助かっちゃうのよねぇ?
不思議な映画です。
最悪の映画
お金を捨てました。予告編だけは期待もたせるけど、本編は底が浅いし全く感動もなし。娯楽映画としてもC級でしょう。話題ばかりが先行してるが、はっきり言ってこんなの公開するな!!という感じ。
キアヌは宇宙人そのもの
映像はさすがです、怖くなるくらい・・・。無機質的な宇宙人役もキアヌにピッタリ!他の人は考えられません。全体的にはそこそこ楽しめます。でも・・・
私は久々のキアヌ主演映画と期待したのですが・・・。何を言いたいのかよく分からない映画です。「このままでは地球が滅びる」とか「何も変えようとしない」とか言ってるのに、何をどう変えろというのかが具体的に伝わってきません。まあ、今の地球が悪いところだらけだからでしょうか。1951年ならすぐに分かったのかな?冒頭の雪山シーンの意味も全く理解できないし・・・。
宣伝に惑わされて期待しすぎると、ガッカリするかも。
もうチョイ
迫力もあるし、テンポもいいが、一つ言えることは最後が見ていて予測できることだ。
人間が変わらないといけないとずっと言っているのに、変わったのは人間全員ではなく、ある一つの親子だけだ。それも、変わったとまではいかないと思う。
もっと、人間の汚い一面も映すべきでは?
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