地球が静止する日のレビュー・感想・評価
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CGに溺れた残念な映画の典型
ロバート・ワイズの「地球の静止する日」が
なかなか良かったので、
比較の意味で数年ぶりに再鑑賞。
しかし、初回時の印象がほとんど
残らなかった理由が解ったような気がした。
この映画では、
異星人が地球を滅ぼしに来た目的を、
環境を破壊する人類から他の生物
を救うためとの、
昨今の時流に乗ったような理由にしたが、
ワイズ版での、核兵器を持った地球人が
宇宙に進出した際の全宇宙の脅威
を取り除くため、
というスケール感からは後退してしまった。
また、異星人が人類抹殺(ワイズ版では
地球消滅)を中止する理由が、
人類のヒューマニズム垣間見に絆されて
というのは御都合主義的に安易で、
ワイズ版での科学者会議の意思を鑑みて
との決断に比べリアリティに欠ける。
監督の力量の差か、総じて、
あたかもCGによる映像を繋ぐために
ストーリー展開しているようにしか見えなく
陳腐な印象の作品だ。
新旧作品の比較以前に、本論を忘れた、
CG技術だけに溺れてしまった残念な作品
と言わざるを得ないだろう。
タイトルなし
人類が滅べば、地球は生き残れる。
確かに間違ってはいませんよねえ、でも実際は「何だかんだ自分達が生きている間だけ何事もなければ・・・」って少なからず思っちゃいますよね、「子供達や孫達にツケがまわってもいいのか?」という気持ちももちろんわかりますが。 球体やゴートなどの映像は良かったです! 内緒でトイレで息子に電話をして没収されるのかと思ったら、女性兵士に借りてもいいかと聞かれたのが印象に残りました、誰にでも家族はいる・・・。
浅くて中途半端に感じられました。
人類の審判を行うために突如現れた異星人と、科学者母子が交流する物語。
一言で言えば、凄く浅い映画です。
映画のメインストーリーは、冒頭に書いている通りだと思うのですが、その為のエピソードが決定的に欠けていて、共感も説得力も感じられません。
異星人と科学者の緊張感のあるやり取りや、息子の心の傷をもっと丹念に描くとか・・・色々と考えられると思うのですが、殆どなし。
CGを使った戦闘シーン等は流石の迫力でしたが、時間を費やすのはそこではないでしょう・・・と思わずにはいられません。
「異星人との相互理解」と「CGによる戦闘シーンの迫力」。両方得ようとして、結果両方得られなかった。まさに「二兎を追う者は一兎をも得ず」の諺通りになった映画、という評価です。
人間が絶滅する結果にしない事に不満
Why did you come here? なんでそうなった?
そういえば2019年で9月に観に行った一番最初の映画が「マトリックス 20周年記念」、10月に観に行った一番最初の映画が「ジョン・ウィック3」。その前後でマトリックス三部作観て、ジョン・ウィックも1と2を復習の為に観たので最近やたらとキアヌ・リーブス観てるなぁ。と、そこでAmazonプライムの100円レンタルにキアヌ主演の映画が大量にアップされてて・・・よし!今月は今まで観てなかったキアヌ作品を観る「キアヌ・リーブス強化月間」にしよう!と思い立ちました。
前置きが長くなりましたが、とりあえず第一回は「ジョン・ウィック3」だったという事で、いきなり第二回「地球が静止する日」です。SFだから面白そうと思ったのですが、これはエコSFとでも言いましょうか地球の存続の為に宇宙人が人類を滅ぼしにくるお話。そんな宇宙人をキアヌが演じています。
キアヌみたいに端正な顔立ちだと無表情の宇宙人似合いますね!そして、出演陣が何故だか豪華!ジェニファー・コネリー、キャシー・ベイツ、ジョン・ハム、カイル・チャンドラー、そしてウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスまで!ジェイデン君がまだ幼い。こんな子供の頃から映画に出てたんですね。
しかし出演陣の豪華さに比べて内容はかなり薄味でした。なんか印象に残りにくい。クラトゥさんがあっさり心変わりするのも謎でしたし。そして2008年の割には宇宙人のロボットのCG雑じゃないですか?街が破壊されていく描写は気合い入ってましたけど。昔の映画のデザインをそのまま持ってきたのかもしれませんが、何だかロボットが背景から浮いてる感じがするんですよね。監督は「ドクター・ストレンジ」でもバックに気合い入ってたので背景の描写は好きのようですが、ロボット等にはあまり愛情がないみたいです。
敵わない相手でも武力攻撃を挑み更に悪化させる米軍の描写はありそうだなぁっと思いました。ちょっと調べてみると当時の大統領はジョージWブッシュ!優秀な父に比べて残念な2世大統領として有名で、あの後先考えずイラクへ攻めいって現地を大混乱に陥れた張本人。あー、こういう事やりそうですわ。その辺り正確に描かれてますね。
あまり世間一般には知れ渡ってないようなのですが、現在って第六回目の大量絶滅期の最中にいるって話なんですよね。因みに第五回の時に恐竜が滅んでいます。世界の昆虫の40%は絶滅傾向にあるみたいですし、人間以外の生物はガンガン滅んでいます。で、興味深いのは過去の大量絶滅と違って今回の大量絶滅は人間がトリガーになっているって事です。本作のクラトゥさんではないですが、人類はこのまま変わらないと本当に地球の生物滅ぼしてしまうかもしれないですよね!
(大量絶滅の話が気になった方は是非是非検索してみて下さい。エコへの意識変わるかもですよ。)
(鑑賞中・鑑賞後に)私の思考が停止した日…な映画だった。
1951年公開の『地球の静止する日』のリメイク作品で、愚かな人間(人類?)と非常に高度な地球外生命体が地球という守るべきもの軸に進むストーリーなのですが…ごめんなさい、びっくりするほどつまらなかった。
キャシー・ベイツやキアヌの演技は魅力的だったけれど、全体的に薄く観ている側を置いてきぼりにする薄っぺらなストーリーライン。
ダークで芸術的な雰囲気はよいし、SFのテーマとして古典的でシンプルなプロットなんだけど、それが裏目に出てしまいとにかく全てが弱い。
起承転結の起が永遠に続き、それに魅かれないうちに取ってつけたような結がやってくる。
オリジナル版は評価が高いので、ぜひこちらを観てみたくなりました。
ちなみに、主要キャストの子役をウィル・スミスの息子さんが演じているのですが、評判通りの不評な演技を炸裂させてくれております…。
俺の脳が静止する
主人公可愛い
シリーズ「駄作を見よう」 処刑教室で思いつき、今日はその日と決めま...
序盤は楽しめましたが、 後半は駄目でした
序盤は楽しめましたが、 後半は駄目でした。 前半のパニック映画特有の緊張感を最後まで維持してくれれば よかったのですが。 それでも、 派手な CG は充分に楽しめました。
よくある [地球人が地球を滅ぼそうとするので、 地球人を全滅させます] という理論です。 やはり娯楽映画は明確な てきと戦うほうが楽しめるとおもいます。 しかも、 地球人を滅ぼしにきたはずのエイリアンは、 地球人に説得させられ、 すぐに心変わりしてしまいます。 意味不明すぎます。
なんとも惜しい
「地球の静止する日」のリメイク版。私の世代ではそんな映画の存在すら知らない。古い映画の宿命かもしれないが、どこか寂しい思いもある。本作はキアヌ・リーブス主演作であり、彼のようなスターが(やや変わり者だが)出演したことでオリジナル版の存在に光が当たったという事については嬉しい限りだ。しかしリメイク自体は完全に失敗だろう。テーマや背景は時代にあった物に変更されている点は良いと思うが、オリジナル版にあったチープっぽくともメッセージ性に熱くなったあの感じが全く足りていない。映像こそ流石ハリウッドだが、内容はいかがなものか。かといってもう少し分かりやすくして対象年齢の振り幅を広げるか何かすれば良いのに、変に賢そうなフリをしているようにしか見えない思わせ振りな展開で構成されているため、意味が分からずにボケーッとしてエンディングを向かえる形になってしまう。
本当に惜しいところまで来ているのは間違いないが、残念な部分が大きい。
しかし、本作はスコット・デリクソン監督だ。「エミリー・ローズ」や「フッテージ」最近は「ドクター・ストレンジ」などを手掛ける。そんな彼の作品、やはりビジュアルはトップレベルに美しい。それは保証できるだろう。
よく眠れます
地球を人間から守るために現れた宇宙人の話。
スケールは大きいのにとてもこじんまりとした作品です。
地球に潜入したヤツも何のために潜入してたのか不明。
つまらなさすぎて見る度に途中で寝てしまいます。
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