劇場公開日 2011年8月12日

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ツリー・オブ・ライフのレビュー・感想・評価

全69件中、21~40件目を表示

0.5なんなんだ?????????

2015年5月11日
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訳がわからない。理解不能。0という評価を付けられないので0.5としました。
この監督とトリアー監督は凡人には理解できない。そういえば、なんとなくメランコリアの冒頭に似ているかな。

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ジョニーデブ

1.0どぉしよぉ

2015年5月3日
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映像の綺麗さ
それ以外なにもない

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TMGE

1.0さっぱり良さが分からん

2015年3月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

寝られる

総合:20点/ストーリー:10点/キャスト:50点/演出:80点/感情:15点/音楽:40点/ビジュアル:80点

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ATOM

1.0眠気との

2014年12月16日
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知的

戦い。動く絵画を観てるようで、絵画がわからないのと同様、この映画の良さがさっぱりわからない。パッパッパッと映像が変化するので長い上映時間はさほど気にならなかったが。ラストのプラピとショーンペンのツーショット。違う形で観てみたい。

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がい

3.5ブラピ今まで見た中で一番いい役

2014年12月5日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

知的

萌える

自分でコントロールできない悲しい父親萌。

最後まで観てから冒頭見返すと内容が入りやすい。言葉は必要だけど抽象的な映像をもっと短くすれば見やすい気がする。

デビッド・リンチみたいなトラウマになるような映像がちょこちょこ入るのがいい感じ。

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スベスベマンジュウガニ

1.5長い。映像が美しい。

2014年8月6日
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鑑賞方法:映画館

知的

寝られる

ずいぶん前に映画館でみましたけど
ほんっとに長くて映像が綺麗。以上。
宇宙の映像とかはうそだろーなに観てるんだっけ?笑って思った記憶があります。

親子の話かと思えばそれほど会話がなくて。
お母さんが庭で洗濯物を干すシーンが美しすぎたのが今も忘れられません。子供には世界はこんなに美しく写っているのかなあ。

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sara

4.0家族をめぐる魂の巡礼

2013年7月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

幸せ

神に問いかける形で、ストーリーは展開する。

宗教に興味のない私もそうだ。

自分の中で常に何者かに話している。

私という人間は醜いでしょうか?

常に繰り返される、記憶を紐解いて、問いの答えを探し求める行為。

その最も内なる私的な行為を、1つの家族をとおして表現している。

美しい母の愛、子供を厳しく育てる父の愛、兄弟への愛それらは

この世界が悲しみだけではないと示している。

この世界は生きるに値すると・・・暖かい視点で映画は描かれる。

私たちが実際に生きる世の中は、うまく生きるのは難しい。

人は生きて行くなかで、どうしても耐えられない苦しみに出会う。

身を引きちぎられる様な、痛み、怒り、混乱。

自然を主とした映像は、美しさと、厳しさで人を圧倒しひれ伏すが

自分の無力さを許容し、海を漂う水の一滴に過ぎないと気づかされる。

誰かをなくした苦しみの印も

少しづつでも確実に薄らいでいくに違いない

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momogaria-no

2.0映像面や音楽面に重きを置いた叙情的散文詩みたいな難解作品

2013年2月28日
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鑑賞方法:試写会

難しい

寝られる

見てきました、ツリーオブライフ。
もっと人間的に重い話を想像してたのだけど
映像面や音楽面に重きを置いた叙情的散文詩みたいな作品で。

出演シーン、エピソード部分の少なさに想像が膨らむ部分も多いけど
ほとんど感情移入ができなかったのは
私がむしろブラピ演じる「横暴で矛盾だらけの未熟な人間」だからかも。

上映中、ずっとGraceとNatureについて考えてたけど
ヨブ記に代表されるGrace的な生き方は人生かけても理解できない気がします。

物語は「ツリー・オブ・ライフ」のタイトル通り、宗教の色が濃く、
旧約聖書…取り分け「ヨブ記」を意識した作品に思えました。
そして、ギリシャ神話の「オイディプス王」から派生する
フロイトの「エディプス・コンプレックス」も
この話の根底に根付いてい(るように思い)ます。

「善良な人間は利用される」と言い切る父は
冒頭で言う所の「Nature(神の恩寵に浴していない未開の精神状態.)」
威圧的で人を支配することで自己のコンプレックスを隠すタイプの人間。

一方で、あらゆる不条理も屈辱も、すべてを受け入れようとする母は
冒頭で言う所の「Grace(神の恩寵を受けいれんとする精神状態)」

そんな二人のもとに生まれた3人の息子たちは
父を罵りながら、畏れながら、母を愛しながら、軽んじながら…育っていきます。

しかし一家の次男が19歳の若さで突然世の中を去ることで、
Nature寄りであった父と、Grace寄りであった母の価値観が崩れていく…

すみません、私の解釈としてはこんな感じなんですが。
次男は何故死んだのかというような具体的な説明のない
また話の流れも全然時系列でないコラージュ的なこの作品。

所々に犯罪者が出てくるのでひょっとしたら犯罪に巻き込まれたのかもしれません。

少なくとも私は話の筋的に「奪われた」「殺された」的な意図を汲み取りましたが
それが正しいかは定かではありません。

時系列は後半に進むにつれ、更に複雑化し、
ついには何十才も隔たりがあろうはずの父親のブラピと息子のショーンペンが
飾り気なく同じ場所に立ってしまいます

「いかにも」な宗教色色濃いシーンだけど印象強く美しい。

映像美としては鮮烈でこの後も何かにつけ思い返すことはあるとは思いますが、
作品としての明確さは…私には高等すぎたかも??

見方としてはCM等でばんばん流れているような
「親子の絆とは?」等の内容としての濃さ・重さを期待して観ると
かなりがっかりすると思います。

全編を通し物語の背景や人物の説明等は殆どなく、
それらは見る人の憶測や見解に委ねられるのでかなり難解。

…見ていてスタンリー・キューブリック作品的な色味が強い気がしました。
(実際、配給会社の方も【21世紀の「2001年宇宙の旅」】と仰っていました)

一方で映像やカメラワークはとても印象強かったです。

世界中から撮り集めたナショナルジオグラフィック的美しくも力強い映像は
地球規模の壮大なものから昆虫へのマクロ的なものまで種種集められ
時にCG加工を施され、固執に近い愛情を持って映し出されています。
当初8時間にものぼるフィルムを集約するのにかなり時間を要したとか。
話の合間合間にちりばめられたそれらのV、
例えば幼子と母が、兄弟が遊ぶ中に昆虫を始めとする小生物が息づいていたり…
或いは海、或いは火山、あるいは地球、あるいは太古の恐竜…
それらひとつひとつの丁寧な描き方は目を見張るものがあります。

美しい自然美の映像が流れる中において、
ストーリーの核は、もはやブラピでもショーン・ペンでも父子の話でもなく
「脈々と繋がる命の系譜」の抽象表現自体が
主人公なのでは…と途中から思えてきたほどです。

丁寧に演じている彼らを横っちょに置くことで
スケールの大きさを語りたいのかな?っていう。

この手のものは賛否両論だと思いますが
実際、カンヌでもスタンディングオベーションとともにブーイングもあったとか。

またアメリカの劇場では
「ブラッド・ピットとショーン・ペン 期待で見て内容に不満があっても返金しないよ」
…って掲示もあったそうで、それだけクセのある作品です。

睡眠不足の時だと確実に見ながら落ちそうな気もしますが
涼しい中で、迫力ある「命の樹」に抱かれて眠る…ってのは
ある意味、最も贅沢な時間である様な気もします。

ご覧になって「退屈な作品」と思ったら、そのまま寝てしまうのもアリかと。

スメタナのモルダウが流れてきたあたりでは、
あまりの心地よさに落ちそうになりましたもの、ワタシ(爆)
あのまま眠ったらさぞかし気持ちよかったろうなぁ…って!

以上、Tree of Lifeのなんちってレビューでした♪

これ、ディズニーから配給って結構異色、
間違っても小学生連れで行っては行けない気がします^^;

それにしても、なんだろうブラピ。
役により口元とか目つきとか骨格とか変わる気がする。

音楽家を目指しつつ、成り切れない、
おそらく平凡な家庭に育ったコンプレックスだらけの
弱い人間性とか丁寧に表現してる。

カッコイイ「ブラピ様」を脱ぎ捨ててのおっさん臭さ。
わざと腹周りに肉でも付けたのでは?とか思わせる佇まい。
いい役者さんになってる気がするのに、
ここの所あまり良い役に恵まれてない気がする。

<追記>

最後に。私の強い妄想としては
根幹の肉付けをスティーブン・キングに解説してもらいたいなぁとかちょっと。
きちんとした筋は自分で作らなければいけないのがちょっとしんどい作業。

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覆面A子

4.0お母さん、お父さん

2012年12月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

宇宙の映像やら出てきた時は、「なんだこれー、こういう系のはちょっと(^^;)」なんて思ってたのにいつの間にか入り込んじゃってた。
お父さんの言葉にいちいち共感したり、、お母さんの言葉に感動させられたり。
時間を置いてまたいつか観たいと思った。

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ぢうり

5.0親が子を、子を親が愛するのは当然なのか

2012年11月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

知的

人が自然な状態であるべきだと言うのなら、愛がどのようなものかを問うのと同じように自然がどのようなものであるかを問う必要がある。

子が親を愛する事、親が子を愛する事は自然なのだろうか。

愛の中に広義での従う事が含まれるのならば、従うところに愛があるのかというと必ずしもそうではなく、愛あるからこそ従うのかというとそうでもない。

ただ自然に生じたその関係を愛ある関係に変えるのかまたそうではないのかは全く当事者たちの人間性にかかっているのではないかと思う。

ただ親は先を行き、子はその後を追う。

親はそれまでの自分の経験から正しさと間違いを子に伝える、ただ自然と意思の間に揺れる親を見て子供はその正しさや間違いの間で揺れ動くのだろう。

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Satoru

4.0命の実態を映像化

2012年9月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

ミルトンの失楽園にそった西洋思想の根本的概念を
映像化した力作。

映像の美しさは表現力は見ものです。

映画自体は全体としてしんどくなりますが
目に見えない心の中で創造する




表現した映像はなかなか面白い。

概念への賛否はここでは置いといて
忍耐を持って見るのも一興です。

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seisinsei

2.0難しい。

2012年8月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

親子関係のストーリー部分は分からんでもないが、2001年宇宙の旅的な映像をはさみ、さらに長いとなると見ててしんどい。分かりにくい映画=名作という風潮は好きになれない。

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すてべ

5.021世紀最初の傑作

2012年6月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

萌える

あの20世紀の傑作「2001年宇宙の旅」とも比較されるこの作品ですが、形としては宇宙の誕生から一気に現代までを4次元的に表現するところが似ているのでしょうけれども、決定的に違うのは、この作品は「神との対話」の映画であり、あくまで人間からの問いかけであるのに対し、キューブリックの「2001」は「神の視点」で創られた映画であり、そのスペクタルは全く異なります。むしろこの映画は、「ノスタルジア」や「サクリファイス」のアドレイ・タルコフスキーと比較検討されるべき作品であり、タルコフスキーの一クリスチャンとしての厳しい信仰心に対して、もっと全宗教に共通するような大らかな慈悲に溢れる作品であり、謙虚な人間の美しさの映画である、といえるのでは?

ともかく、このようなレベルの作品がハリウッドに存在する、ということが驚異であり、映画人としてのプロデューサーを兼ねるブラッド・ピットにはエールを送りたいものであります。

「シン・レッドライン」も実は戦争アクションの形をとった「神との対話」の映画でした。神と対話している人間はその時何をしていたか?というと、最悪の罪である戦争の途中であるというコントラストのキツイ映画でしたが、今回は普通の人々の映画、これは明らかに「シン・レッドライン/ビギニングス」ともいえると思います。

「地獄の逃避行」も連続殺人犯人に菩薩のような優しい眼差しを向ける映画でしたが、この奇跡のような監督の価値に、もっと理解をよろしく。

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海月

2.0キリスト教的観点

2012年4月5日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

映画とは大勢が楽しむ大衆娯楽であると同時に作り手の考えや思いを反映した私物でもある。
商業であり芸術である。
そして、この作品は間違いなく芸術作品だろう。
しかし、その洗礼されたキリスト教的観点は、私も含めて無宗教者にとっては本質や精神性を非常に理解しにくいものであった。

また、映画として観るならこの作品にきちんとした脚本は存在するのか。
冒頭の10分間が余りにも下手だ。
さらにそこに続く自然を使った"生"の描写を挿入したことで多くの人を混乱させただろう。
同じように挿入した後半の"生"の描写は多くが映し出された後であったので説得力があったのだが…。

映像が語ると言う点では非凡であるが、彼自体が謎に充ちている存在故に作品に対する過大評価が先走っているように思う。
事実、キューブリックはコンスタントに作品を発表しながら同じテイストの、しかも後世まで評価される作品を生み出している。

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keita

5.0追憶の2時間18分

2011年11月13日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

幸せ

この映画を見たのはもう3ヶ月も前になりますが、今でも頭の中に情景が浮かび、モルダウが鳴り響くぐらい、強く印象に残っています。
本作を見る前、“カンヌ”の文字に引かれてビラや雑誌やネットで情報を集めていました。しかし、どの解説文もしっくり来るものがなく、色々な自然のカットがどんな脈絡で繋がるのかも、想像がつきませんでした。
そして、鑑賞後、分かりました。
《説明のしようがない…》
この映画にストーリーはほとんどありません。シーンもそれぞれが切れ切れです。むしろ、脈絡を拒絶している感じがします。また、哲学・宗教的で比喩っぽい描写がかなり多いです。
正直、分かりづらいです。しかし、同時に衝撃を覚えました。最近多く見られる、迫力にこだわった演出に映画の価値基準が移り行く風潮に、挑戦状を叩きつけた映画、それが本作だと思います。
淡々と物語が進むと思うと、いきなり天地創造。約30分、誰も人が出ず、その後に少年期の回想が始まります。
決してドラマティックな展開は起こりません。子どもの頃に触れたもの、知ったこと、それらがひとつひとつ描き出されます。実際、ファンタジーや悲壮感満載な少年期を送った人は、まずいないと思います。(それこそ『映画みたい』だ…)平凡ではなく普遍的な、誰にでもあるような記憶の旅。脳の奥底にある幼い日の記憶の映像化。まさに、卒業式でお馴染みの単語、『走馬灯』です。
この世に生まれ、無償の愛を体一杯に受ける。自我が芽生え、家族それぞれが意識の中に明確に浮き上がる。厳しい父と優しい母、そして弟たち。それぞれに対し感情を抱き成長する。また、老人、障害者、犯罪者、そして死という存在を見て知る。(←昔の自分も、こんな時は何か新鮮な感情を覚えました。)親への反発や葛藤が日増しに膨らみ、そこから悪を知り、悪を犯し、罪悪感を抱く。(←自分でも、こんな時は家に帰るのが怖かったです。親に全部知られている気がして…)
自分自身の記憶と重ねると、共感できる部分もあり、入り込めると思います。しかし、好き嫌いがはっきりしそうですね。レビューでも酷評がチラホラ。
ただ、心がこんがらがって疲れてしまった時に見たい映画です。自分も一旦現実から離れ、劇場の暗闇に身を委ねました。永遠にも似た2時間18分の静かな幻想の後、心のモヤモヤは消え去り、何かホッコリとしました。
心の中に大切にしたい映画でした。一個人の感想ですが…。

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カバン

3.5退屈した

2011年10月19日
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鑑賞方法:映画館

クリスチャンじゃないからだと思うんだけど、さっぱり興味もてなかった。ドラマもなんか薄い。わざわざ歩み寄る気力もわかない。

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吉泉知彦

1.0正直辛い映画

2011年9月22日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

他の方も感想書いていますが、キリスト教に基づく映像美がポイントなのでしょうが、あまりにもしつこく長いです。

ブラットピットとショーン・ペンということで期待して観に行きましたが、正直詰まらなかったです。これだったらレンタルで良かったかな。

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おやじい

4.0心の目で観て、感じて、楽しむ映画

2011年9月18日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

予告編を見て結構期待していた作品なんですが、レビューでは賛否両論。
恐る恐るも、この目で観てみなくては…という思いで鑑賞。

全体的にとても穏やかな作品です。そして言えるのは、
この作品に起承転結とか、オチとか、わかりやすさを期待していると、
見事に裏切られるかもしれないということ。

最後はどうなるんだろう…と考えるよりも、
場面、場面から受けとる感覚や思いを大切にして、それを楽しむ。
僕の場合は、そんな観方が最適な映画だなと感じました。

さて、予告編にあるように、挿入されたイメージ映像は、雄大かつ幻想的で素晴らしいです。
冒頭はそんなイメージ映像が多いこともあり、不覚にも睡魔に襲われました…
美しい映像とサウンドがあまりに心地良いので、トランス状態になるんです。
くれぐれも睡眠は十分にとってから鑑賞しましょう。

そんな睡魔も、本筋の家族の話に移ってくると、いつの間にか目がパッチリ。
なるほど、こう繋がるんだ~ってやっと理解。
家族のお話はなかなか感慨深いものがありました。

信条の異なる父と母。それが子供たちの心に大きな葛藤を生むんですが、
この父と母の存在がとても魅力的。
父役 ブラッド・ピットの円熟した演技に、こんなオヤジ役できる程、年とったんだね…
なんて感心しましたが、考えれば実際子供いるんですよね~
母役 ジェシカ・チャステインも素敵。こんな優しく美しい母がいたらな~

この父と母を見ていると、
人にはそれぞれ必要な役回りってのがあるんだなと、つくづく感じます。
その影響を受ける者たちが結果どうなるかは、「神のみぞ知る」なんでしょうけども。

芸術的な映像が目立つ本作ですが、
地味ながら、何気ない日常を切り取った場面にも、中々の妙があります。
国が違うはずなのに、なぜこんなにも懐かしい思いに駆られるのか…
加えてその空気感。
蝉の声や、枝葉の擦れる音、水の滴りなど、わずかに聞こえてくる効果音が絶妙なんでしょうね。

見る人によって見方も異なるかと思いますが、中々無いタイプの貴重な作品でした。

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waxcafe

4.0ツリー・オブ・ライフ

2011年9月7日
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鑑賞方法:映画館

難しい

この映画で、感じたことを書くのはとても難しいことです。
ツリー・オブ・ライフで描かれていることは、私たちがすでに抱えたり見ている日常とあまりにも近いから。

永遠に続く命の壮大さと、日々の暮らしの中でちっぽけに生きる人間の一生を同じ次元で見ていくというのは、映像になると逆に当たり前すぎるものになってしまうのかもしれません。

ただ、一つだけ言えるのは、この映画の中に登場していた人たち、両親と子供、一人ひとりの心の痛みや与えられた時間を受け入れて生きるということの意味だけは、痛切に私の胸に届いたということです。

自然界では当たり前のことですが、人間の一生も、自分自身のものではなく、命をつなぐための貸し与えられた時間でしかないということを、思い通りにならないままに受け入れることの苦しさは、やはり人間だからだと思うのです。

難しい作品ではありますが、最後まで観た後に、確かな形ある答えではなくとも、私の中に残してくれたものがありました。
そして、このように生身の俳優たちが、挑むように内面をさらけ出して演じてくれることが、映画の魅力であることも思い出させてくれる作品でした。

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yoyomanma

1.0????????????

2011年9月5日
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鑑賞方法:映画館

難しい

この作品が評価されるのが全く理解できません。

賛美歌のようなBGMを流し、自然や動物の描写を映し出したりして、長男

の意識や思いを表現したのでしょうがよく理解出来ませんでした。

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ヒデジ