「トビー版に比べ、カタルシスがない!」アメイジング・スパイダーマン 瑞さんの映画レビュー(感想・評価)
トビー版に比べ、カタルシスがない!
前作が大好きだったし、DVDも持っているくらいなので封切では観なかった。正解だったな。評判自体は悪くなかったし、主演二人のキャスティング自体は似合っていなかったわけではない。脚本が悪かったんだと思う。両親のことをトラウマにしたのは新しいが、主人公もそんなにガリ勉でいじめられっ子じゃないし、ヒロインに彼氏がいるわけでもない。すべてそういう感じで、障害がないので超能力を身につけても、喜びが感じられないし、彼女とうまくいってもうれしさが伝わってこないのだ。前作にはそういう感情が伝わってきたよ。今回はナッシング。全然ダメ! たぶん3Dで、CG技術も発達してすごかったのだろうが、やっぱり脚本が大事なんだね。残念至極。
コメントする