「見返してみては。」アメイジング・スパイダーマン ひのしさんの映画レビュー(感想・評価)
見返してみては。
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公開時に観て、エンドゲームを観た後にもう一回見返しました。
前作では直接出た糸を機械式にしたことで「糸が出せない」状況を表現できるようになり、戦闘シーンの緊迫感が出ましたよね。
また、トビーよりも少しだけお喋りになったことでグウェンとの進展速度も上がりましたし、何より「失った時の感情の落差」も大きくなり、より多くの人に共感を与えたのではないかと思います。
警察官の娘として過ごしてきたグウェンなので、ヒーローの恋人としてもいい働きをするのですが、それが良い事ではないと気づいていたり、ピーターが子供を助けたのを機に、人を助ける理由に気づく・目覚めるシーンなど、心理描写も解りやすく描かれていたと思うので、ニヤニヤが止まりませんでした。恋愛面についても。
また、自分の責任で起きた不幸に対し、後半では自分の行動で市民に助けられるというところでスパイダーマンを応援したくもなりますし、また彼もスパイダーマンとして生きるべきだと感じました。
悪を倒すのではなく、「助ける」ことに重点を置いたからこそ、ベン叔父さんを殺害した犯人探しも途中からやらなくなったのかなと。
実際助けた事で助けられるという、いい循環が見れました。
一番のニヤニヤシーンは最後の「守れない約束もあるよね」ですね。
やはり愛は強いのかなとww
親よりも。
現在ではどうしてもトビーやトムと比較してしまいますが、今のところ個人的にはアメイジングが好きです。
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