ハンコックのレビュー・感想・評価
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シロウト有名人の多用は控えて欲しい。
映像は凝ってるし、嫌われ者のヒーローという設定も、生き残り1組だけという御都合な展開も楽しめる。
しかし、レイ・エンブリー役の声を当てた某イケメン芸能人が酷すぎる。
アフレコのマズさで際立つ作品となった。
そもそも、そこそこ稼げそうな映画に、有名人の「素人」を起用して「話題」作りをするのが、映画界の浅はかなところ。
もし、何度も観たくなるような素材だったら、その価値を抹殺してしまう愚行だろう。
いつになったら、こんな事を止めるのだろうか。
作品の出来以前の問題として、「下手すぎる声優に関する苦情」が多い事を、映画関係者は真摯に受け止めて欲しい。
Gガールと対になるような映画
数多くのスーパーヒーローものが製作され、中にはこの映画のような変わり種もちらほらと見られる。言ってみれば、この映画「デッドプール」が大ヒットする以前に作られた俺ちゃんヒーローの顛末記で、ちょっとおかしな方向に話が進んでいく。
彼には、ちょうど同じ能力を持った「かたわれ」がいて、その存在に大きく運命を変えられていくというもので、それはずるいんじゃない?という感想を抱かずにはいられない。さらには、この時期、美のアイコンだったシャーリーズ・セロンを、その対極のキャラクターに持ってきたことにもすごく違和感を覚えた。これがハル・ベリーとかだったらばっちりハマったと思うのに。
もちろんセロンは、肉体改造も厭わないアプローチで映画出演の準備をし、出演作ごとに違うビジュアルを用意できる特異な才能の持ち主で、この映画にもうまくはまっているとは思うが、製作陣のイロケは、もっと違う部分に向けられていたのだろう。彼女のキャラクター自体が作品から浮いてしまっている。
ユマ・サーマンが、「スーパーガール」をパロディにしたような映画「Gガール」に主演し、そのキャラクターはまるで「ハンコック」の対極のようなデザインだった。始めはみんなから愛されるヒーローだったのに、ボーイフレンドが出来て、彼の浮気を疑いだした時から、彼女の特殊能力はそのことだけに集中して使われ、民衆の支持を失うというストーリーで、この映画に対を成しているように対称的だ。
きっと、誰もが「俺にスーパーパワーがあったら、自分の幸せだけのために使うだろうな。それで何が悪いの?」という共感を得たいと思っているのだろう。
【スーパーマンなのに、ウィル・スミスが演じると訳ありな、酒浸りのトラブル・メーカーになっちゃう。シャーリーズ姉さんが珍しく普通の奥さん役だと思ったら・・ヤッパリネ!】
ー 今作の存在は全く知らず。只、昨晩今から90年以上も前の「フランケンシュタイン」を面白く鑑賞したら、この作品に辿り着いた。-
■超人パワーで悪を退治し、街を守る男ハンコック(ウィル・スミス)。
不死身で何千年も生きている、地上にただひとりの存在。
しかし、事件解決のたびに街を破壊し、いつしか嫌われ者のヒーローになってしまう。
◆感想
・前半は、ハンコックのスーパーパワー振りを楽しく見ていたが、今一つ乗れないな、と思いながら観賞。
・だが、下手なPR会社に勤めるレイ(ジェイソン・ベイトマン)と出会い、彼の家に行くとそこにはシャーリーズ姉さんが演じるメアリーが奥さんとしていたが、何故か彼女もハンコックには厳しい。
<今作は、一捻り半ある設定も面白き、(やはり、シャーリーズ姉さんは不老であったか。)一筋縄ではいかないスーパーヒーロー映画である。>
変わったスーパーヒーローもの
キャラクター設定に驚いた
超能力を持ったスーパーヒーローをこのように扱うというのはとても珍しいのでアイディア賞を差し上げたい。そして物語がドラマとして45分で終わってしまっているのも極めて珍しい。そういう意味でこれを見た時はとても驚いた。実は今回2回目で脚本の勉強と思って見直してみたのだ。主人公の心境の移り変わりが上手に描けている。ただそれは脚本がうまく描けているというよりウィルスミスの演技力や演出力の上手さだったような気がする。また、難を言うと主人公を立ち直らせる人物の職業があまりにもおあつらえ向き過ぎように思った。もっと、とんでもない奴のおかげで色々あって主人公がいい方にひっくり返るとした方が面白かっような気がする。もしかしたら最初はそういう風に描こうとしたけどうまく行かなくてこうしたのかもしれない。この映画が上手くいった一番の理由はキャラクターのギャグ的な行動の面白さだったかもしれない。私的にはそこがどハマりした。
この映画のもう一つのユニークな点は前半で終わってしまってるのに後半部分をうまく繋げたという点。「そうなるのー?!」と思いながらも違和感なく見れた。気軽に見る楽しい映画だった。
ヒーロー系では好印象
社会の嫌われ者のヒーローから真のヒーローへと変わっていく。 終盤は...
手に負えないスーパーヒーロー
ハンコック(ウィル・スミス)はスーパーヒーローだが、アイデンティティーを失っており、やることががさつで、みんなから嫌われている。
そこで現れたのが善意の塊のような男(ジェイソン・ベイトマン)で、なんとか皆んなから好かれるように、と骨を折る。
そしてなんと言っても美人の奥さん(シャーリーズ・セロン)、こうじゃなくてはねぇ。
面白い。
魅力的なシャーリーズセロン
大事に思うからこそ
BS3で映画やるんだ、と何の気なしに見始めた。アメコミヒーローか?と思ったら、超能力はあるが犯罪者の捕まえ方が派手すぎて、逆にバッシングされるという変わり種。街中でこどもに絡まれるヒーローなんてありなの?(またその子をガッツリ懲らしめるところが…)
本来なら相思相愛のメアリーと、近づきすぎるとお互いのパワーがなくなってしまう。だからこそ離れて生きるしかない。ここでアメリカらしい筋書きなら、問題を解決して2人は結ばれました、チャンチャンとなるけど、メアリーは元通りレイと幸せになり、ハンコックは一人それを見守る。意外に古風、または和風。
ウィル・スミスがぶっきらぼうなハンコックを飄々と演じ、シャーリーズ・セロンはきれいでセクシー。なにげにかわいらしいお話で、なんだかほのぼのしてしまった。
久々の再鑑賞
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