ハンコックのレビュー・感想・評価

劇場公開時鑑賞。ただし、中盤の転調をどう捉えるか。前半の路線で押し通してくれた方が良かったかな。

所謂スーパーヒーロー物といっていいんでしょうが、設定が目新しいのでドラマが抜群です。スミス選手ははまり役。なんで彼が黒人のスーパースターなのか、よくわかる作品です。
スーパーパワーを出すときの画像処理が斬新でした。

超能力を持ったスーパーヒーローをこのように扱うというのはとても珍しいのでアイディア賞を差し上げたい。そして物語がドラマとして45分で終わってしまっているのも極めて珍しい。そういう意味でこれを見た時はとても驚いた。実は今回2回目で脚本の勉強と思って見直してみたのだ。主人公の心境の移り変わりが上手に描けている。ただそれは脚本がうまく描けているというよりウィルスミスの演技力や演出力の上手さだったような気がする。また、難を言うと主人公を立ち直らせる人物の職業があまりにもおあつらえ向き過ぎように思った。もっと、とんでもない奴のおかげで色々あって主人公がいい方にひっくり返るとした方が面白かっような気がする。もしかしたら最初はそういう風に描こうとしたけどうまく行かなくてこうしたのかもしれない。この映画が上手くいった一番の理由はキャラクターのギャグ的な行動の面白さだったかもしれない。私的にはそこがどハマりした。
この映画のもう一つのユニークな点は前半で終わってしまってるのに後半部分をうまく繋げたという点。「そうなるのー？！」と思いながらも違和感なく見れた。気軽に見る楽しい映画だった。

スーパーヒーローが好きな人は見るべきです。
私はウィルスミスが好きなので見ました。

嫌われ者のヒーローが、平和を願う1人の男性との出会いによって、徐々にヒーローの立ち振る舞いが変わっていく物語です。

後半でびっくりする展開もあり、最後のまとめ方も綺麗です。

ダーク&ブラックと見せかけて

中々にスーパーヒーロー映画

面白かった。

スランプだったり、修行中のヒーローなんかはあるけど、このヒーローは「クズ」と罵られる。パワーが正しく発揮できない不幸は、コメディタッチに表現される。正しいはずなのに、それ以上の被害を与える。怪獣退治で街を壊してしまうウルトラマンとはちょっと違うな。
主人公と、彼を支えるセールスマン、そしてその妻の三角関係も思わぬ展開で、最後まで目が離せない趣向も悪くない。この3人がぴったりはまっている感じ。シャーリーズ・セロンはやっぱり美しい。ラストでは生まれ変わった精悍なヒーロー像のハッピーエンドでめでたしめでたし。

社会の嫌われ者のヒーローから真のヒーローへと変わっていく。
終盤は想いあっていても離れていないとお互いを守れないという、切ない感じ。
単純なヒーロー映画とは違っていた。そんな変わった視点がおもしろかったかも。
ストーリーもうまくまとまっていて観やすかったです。

前半の展開は良かったですが、後半はイマイチ冗長。嫌いではない作品。

前半は孤独な男がヒーローになる話
後半はヒーローの正体

でもハッピーエンド
すごいブッ壊していて気持ちいい

スーパーヒーローでいるためには好きな人と結ばれることができないという悲劇。救いがあるのかなと思ったのになくてびっくり。

初めての鑑賞

スーパーマンのような能力を持っているのに
加減を知らず、失敗ばかりで、嫌われてしまう主人公
でも記憶喪失になり
自分はみんなに嫌われてると思い込んでる過去があった

90分程度で気軽に見れる
面白かった

こういう楽しい映画、好きです♪
続編があったら観たいくらい。
ウィル・スミスもハマリ役でしたが、それにも増してシャーリーズ・セロンが最高にハマってました。

ハンコック（ウィル・スミス）はスーパーヒーローだが、アイデンティティーを失っており、やることががさつで、みんなから嫌われている。
そこで現れたのが善意の塊のような男（ジェイソン・ベイトマン）で、なんとか皆んなから好かれるように、と骨を折る。
そしてなんと言っても美人の奥さん（シャーリーズ・セロン）、こうじゃなくてはねぇ。
面白い。

ウイルスミス扮する怪人ジョンハンコックは、酒を飲みながら助けを求められたら悪を倒す。凶悪犯をやっつけて喝采を浴びた。しかし記憶が無く心に闇を持っていた。年も取らず自由に空を飛べて弾丸をも跳ね返す能力がありながら妻がいた事も分からなかった。ところがある日、力が衰えたのか銃弾を受けた。ウイルスミス主演作はいつも面白いし、謎めいていて元妻メアリー役だったシャーリーズセロンが魅力的でとてもいいね。

BS3で映画やるんだ、と何の気なしに見始めた。アメコミヒーローか？と思ったら、超能力はあるが犯罪者の捕まえ方が派手すぎて、逆にバッシングされるという変わり種。街中でこどもに絡まれるヒーローなんてありなの？(またその子をガッツリ懲らしめるところが…)

本来なら相思相愛のメアリーと、近づきすぎるとお互いのパワーがなくなってしまう。だからこそ離れて生きるしかない。ここでアメリカらしい筋書きなら、問題を解決して2人は結ばれました、チャンチャンとなるけど、メアリーは元通りレイと幸せになり、ハンコックは一人それを見守る。意外に古風、または和風。

ウィル・スミスがぶっきらぼうなハンコックを飄々と演じ、シャーリーズ・セロンはきれいでセクシー。なにげにかわいらしいお話で、なんだかほのぼのしてしまった。

愛する人と共になれない皮肉なヒーロー。
自分なら普通の人として生きたい。

皆そう思うから、2人だけになったんだよな。

明確な敵も存在せず、アクションよりもどちらかと言えばドラマ寄り、中盤過ぎまではシリアスさよりもコメディ色高めと、他のスーパーヒーロー物とは一線を画した作品ですよね。

途中からの展開も意表を突くものでしたし、終わり方も含め個人的には結構好きなんです。

公開されてから10年以上経ってしまいましたが、是非とも続編作って欲しいですね。

浅いのかと思いきや、深く、
笑えるのかと思いきや、じんとくる。

Mr.& Mrs.Smith を超える夫婦喧嘩。（ある意味）

途中、CGすごすぎて、何がなんだかよくわからんかったけど。

引き寄せられる運命は素敵。
一緒にいるとパワーがなくなり人間に戻るという設定も
面白い内容で楽しかった。

ウィル・スミスが嫌われ者のヒーローに扮したアクションコメディ。