「グッジョブ(good job)」ハンコック shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
グッジョブ(good job)
クリックして本文を読む
映画「ハンコック」(ピーター・バーグ監督)から。
主演のウィル・スミスが活躍するストーリーであるが、
私の視点は、イメージ戦略を仕事とするもう一人の主人公。
「悪役ヒーローを、正義のヒーローへ変える」。
凶悪な事件を解決するだけでは、真のヒーローにはなれない。
そこで考えたのが、今まで口にした事のない悪役ヒーローに、
「グッ」「グッド」「グッド・ジョ」「グッド・ジョブ」と
少しずつ教え、自然に「グッジョブ」と言わせることだった。
それがイメージを変える戦略の一つ「他人を誉める」こと。
私は、なるほどなぁ、と思って、暗闇でメモをした。(笑)
ハンコックが犯罪現場に駆けつけるまで、
頑張っていた警察官などに「ここまでよくやった」
「大変だったな、もう心配ない」の意味を込め、
「グッド・ジョブ」と口にさせることで、信頼を得ていく。
ハンコックは、嬉しくなって、あちこちで意味なく使うが、
それもまた、面白いシーンだった。
この台詞、実は悪役ヒーローだけのものではない。
我々だって、どんな時にでも使って構わないと思う。
いい仕事をしてきたら「グッジョブ(good job)」、
誰かのサポートができたら「グッジョブ(good job)」。
「グッド(good)」って、やはり前向きな単語なんだなぁ。
コメントする