インクレディブル・ハルクのレビュー・感想・評価
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エドワード・ノートンは脚本に口を出し過ぎるとマーベルの関係者に嫌われ、この作品以後はマーク・ラファロがハルクを演じることとなった。
BS放送で映画「インクレディブル・ハルク」を見た。
劇場公開日:2008年8月1日
2008年製作/114分/アメリカ
原題:The Incredible Hulk
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
エドワード・ノートン
リヴ・タイラー
ティム・ロス
ウィリアム・ハート
ロバート・ダウニー・Jr.
エドワード・ノートンは科学者。
実験中に大量の放射能を浴びモンスターに変身してしまう体質を身に着けてしまった。
彼を兵器に利用しようと目論む米軍によって彼を捕獲する部隊が編成される。
特殊部隊の兵士ティム・ロスは自分もそのようなモンスターになってみたいという欲望に駆られる。
終盤には2人のモンスターの市街戦となる。
ラストシーンにはロバート・ダウニー・Jr.(アイアンマン)も登場する。
リブ・タイラーがいい女だった。
エドワード・ノートンは脚本に口を出し過ぎるとマーベルの関係者に嫌われ、この作品以後はマーク・ラファロがハルクを演じることとなった。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
ホラー界では古典直系の怪人
ハルクはマーベルのコミックヒーローの中では地味な方だが狼男やフランケンシュタインの流れ、ジキルとハイドのような変身とホラー界では古典直系の怪人ですね。
ギャップが見せ場だから平時のブルース・バナーはひ弱な学者で研究仲間のベティと恋仲、中盤から終盤に掛けては二人の逃亡劇のメロドラマ。
アベンジャーズのハルク役のマーク・ラファロの方が見慣れているのでエドワード・ノートンさんはしっくりこなかったがロマンス絡みには向いているかも。
主人公を街の破壊者にしてしまうのも憚れるので野蛮な軍人エミル・ブロンスキーをハルク・アボミネーションに変身させて一騎打ち、敵役の使い方も堂に入っていますね。
ただ、ロケット弾直撃でも死なないのに鎖で首を絞められてアウトというのは、ちと解せません。
B級映画ならベッドシーンはお約束ですが脈拍が200を超えると変身してしまうのでおわずけとは笑えます。地味ながらも真面目に作っている感があり大人でも愉しめました。
まあ面白くなくはない
優しい愛の物語
アメリカ軍のスーパーソルジャーを作るための実験に、利用され実験体となり「ハルク」へと変貌を遂げてしまったブルース・バナーが、愛する人と人々を守るために奮闘するという話。
この映画はそんなに評判は高くなく、むしろ無かったものにされかけているわけだが、個人的にはMCUを全て見た上でも、好きな映画の1つである。
好きな理由として、とにかく優しい映画だということ。
勿論主人公のバナーは心優しき男だし、恋人のベティはバナーがいなくなって新たな恋人を作るわけだが、偶然再会した瞬間に「待って。もうどこにも行かないで」と雨の中抱き合う。ここはかなりの名シーン。
そこから命を賭してバナーを守り続けていて、強く優しい。
よくある話だと、新しく恋人がいて生活があれば、元サヤに戻る事はなかなかないと思う。
それでもずっと愛し続けていたベティも素敵だし、じゃあ今カレは嫉妬に燃えて復讐し出すかと思えば、ベティの身を案じ、ロス将軍とバチバチしちゃう程に優しい。
ハルクも、結構無差別な暴れん坊のイメージがある気がするけど、ベティだけはずっと守り続け、ベティの安全を脅かされるのではと雷に怒っちゃう可愛さもある。
長年夢見たハルクを消す事に成功するも、町の人々を守るためにもう一度ハルクとなり、ベティとの幸せな日々を送る事を諦め、1人寂しく田舎暮らしをするというなんとも切ない展開で幕を閉じる。
まさにハルクらしい展開で、とても好き。
ベティも大好きだし、冒頭に出てくるブラジルの工場で働く女性もめちゃくちゃ可愛いから、ドラマ「シーハルク」とかで2人共復活しないかなとか絶対に有り得ないであろう淡い期待を抱いています。
ベティとバナーの逃亡生活の描写も好き。
結局お金や障害があって不便な暮らしでも、愛する人と一緒にいられる事が何より幸せであるという事を描いてくれている気がする。
アボミネーションもかっこいいよねぇ。
「シャンチー」で見た目変わってちょっとダサくなっちゃったけど、シーハルクでの俳優さん共々の復活はとても嬉しい。
ロス将軍の俳優さんもお亡くなりになられて、勿論再出演は無いが、とてもじゃないけど好きになれない憎らしい悪役を演じ切っており、素晴らしい方だと思っています。
バナーの俳優さんもアベンジャーズから変更になってしまったが、どちらも好きなのでしょうがない事情だったのかなぁと納得。
ベティと一緒にカメオ出演とかしてくれると飛び跳ねるけど、多分ないよなぁ。
とにかく、低評価の多い作品だが私は大好きな作品なので、これから何度も見返します。
ハルクに変身するのを治そうとするが軍に追われる。中和成功したかと思...
伸びるパンツ
いまや見る価値ないだろう
アベンジャーズへの続きも、マーク・ラファロが引き継ぎ、マーベル・シネマティック・ユニバースの整合性もなくなってしまった。
もともとハルクにヒーローの要素はなく、怪物をいかに封じ込めるかの、キングコング映画なのだから、ヒロインを守ること以外にストーリーの軸が作れない。
ティム・ロスのヴィランも、変身してからは全くの別人というか怪物だし、怪物と怪物の戦いをただ茫然と見守るしかない展開に、面白みも何もない。
アベンジャーズでは、理屈抜きの強さにほれぼれとしたものだが、エドワード・ノートンはナイーブすぎて変身後のハルクにイメージがつながらない。キャスティングが上手くいってない。
あとはマニアの人がスタン・リーを探したり、ニック・フューリーとかエージェント・コールソンとかを探すために見るくらいか。
いまとなっては、ハルクのVFXも、アニメ以下のクオリティで、不自然な画面にしか見えない。
2020.9.3
あんまりどうこう言いようがない内容
どうなんですか?これは。ハルク単品はじめてみたけど、正直何作目でどういう位置づけかも知らないので、とりあえず観たまんまを言うと、ふつう。。
2008ということは、アベンジャーズより前、最後にスターク出てくるし前フリ作品ってことになるのかな。にしては役変わってる。まあ、どうでもいいけど。
あんまりどうこう言いようがない内容。恋人のおやじが将軍?なんか知らんがこち亀の爆竜大佐と娘ジョディ思い出したわ笑 まあ、それくらい上の空で観てたってことだけど、おもしろくないとかではなかったです。はい。
MCUの2作目であり大コケした黒歴史
今や世界最大のシリーズとなったMCUの2作目であり、大コケした黒歴史
脚本と映像がお粗末で観賞中何度も失笑してしまう
2008年の作品にしてはCGはがんばっているが、それ以上に展開が遅い
前半はだらだらとブルースが逃げ回るだけ
工場で意味深な血液が瓶に付着するシーンはカメオのスタンリーだけで不要
逃げるようにして別れた恋人は、長い月日の間に新しい人生を送っていたにも関わらず、再会した途端に新しい彼氏を捨てる冷たいヒロイン
そんなヒロインを体を張ってハルクが守る傍ら、ブルースがいない間支えてくれた彼氏が見守っているがかわいそうで見てられない
晴れ渡った広場で戦闘していたのに、ヘリが爆発したタイミングで雨が降ったり、中和されたはずが自在にハルクになれるようになったのも説明不足
ツッコミどころが多く監督と脚本家の実力の乏しさが明白に表れてる作品
これはハルクが悪いんではなく制作陣の問題
45点→40点
[2021.4月2日 時点]
映画評価:40点
前日アイアンマンを視聴したので
改めて[MCU]作品第2弾のコチラも視聴し直しました。
何度見てもティム・ロスが格好良いんですよね~
そして何度聞いても吹替版のハルクが吹替下手だし
声が小さくて聞き取り辛いしで、
集中して観られる方は字幕をオススメします……
前回視聴した時って、
アイアンマンも見てないし、
勿論アベンジャーズの存在も知らない頃でした
(現在も存在くらいしか知らないですが)
ですので一連の流れからではなく、
『ハルク』という作品に対して評価してました。
シリーズモノだという流れを意識して見ても、
ストーリーは少し解り辛いし、そんなに面白くはないです。
どちらかというと特撮映画みたいな
アクション寄りな映画です
イメージで言えば
ゴジラvsキングギドラみたいな感じですかね、、
(観たことはないですけど)
別にアクション映画を否定する訳ではないですが、
せっかくのアイアンマンからの流れがあるなら
もっとシナリオや脚本をストーリー重視にしても良かったと思いました。
確かに今後のMCUストーリーとして
ハルクの狂暴性や迫力を伝えるのが最重要なら
十分理解できたので大成功だと思いますが
この映画だけでは
ハルクは到底好きになれなかったし、
応援する気にもならなかった。
っと言うのも、
事件が全く解決していない!!
ハルクどうなったの?
治さないの?
どうしたいの?
多分続編があるのだと思いますが
この作品だけで観れば中途半端
未完成品だ。
今後、この感想が変われば良いなぁ。
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[2015.1月12日 時点]
映画評価:45点
まず、この点数は10点程下げたものになっています。
理由としてはオリジナリティーの低さです。
従来のヒーローものによくある、主人公の異常発症から悩み、葛藤そして決意。悩んでいる間に同じ様な状態のモンスターが現れて、しかもそいつの方は何故か好戦的で。
最後には勝つ
そういう展開になる。
ここまではテンプレなんですかね?
緑の大男になるのか、蜘蛛男になるかの違いですよね。アメコミは皆同じですね。
逆をいえば大失敗は無いと思います。
ストーリーと構成はテンプレなので。
そしてリヴタイラーが何と言っても可愛いですから!もっとオリジナリティーがあれば化けるかもしれないですね。
【2015.1.12鑑賞】
まぁ、ヒーロー映画ではないわな。
mcuの中で最も評価の低い本作。
正直ヒーロー映画ではなく哀しき男のモンスター映画でした。前作のアイアンマンは見ていて楽しく派手な映画だったのでその差別化を狙ったのでしょう。ちなみに僕は楽しめたクチです。
序盤はハルクを観客に見せずに恐怖心を煽るのもホラーっぽくて面白いなと。それに敵が死んだとはっきり見せずに靴だけを落とすとか演出好きなので楽しめました。
中盤はハルクに変身するシーンが少ないのでそこで退屈になるかもしれません。
それにキャラもたくさん出てくる割に説明も少ないのでキャラに感情移入することはできなかったです。
でも終盤は楽しめると思います。肉体と肉体のぶつかり合いは大好きです。エロい意味じゃないですよ!
マークラファロのハルクに慣れている方は色々違和感を感じてしまうかもしれませんし、他のmcuと比べても若干暗いですが、普段と違うmcuということで見てみてはいかがでしょうか?
ホラ、銀魂のシリアス回みたいな感じです。普段明るいけど暗いのもかっこいいみたいな。
公開当初はそれなりに
見どころわからず…。
優秀な人物なのに、序盤はひたすら軍やチンピラに追い回されて逃亡し、最終的に戦闘狂のブロンスキーにケンカ相手として目をつけられ戦ったあげく、愛する人の前から姿を消さざるをえないヒーロー=ハルクのブルースがあまりにも不憫…。なんか湿っぽい作品だった。
そして不憫な割にその悲しさが物語の構造の核となっているわけでもなく…。
個人的には色々消化不良の作品だった。
たとえば映画「ダークナイト」では、ヒーローであるバットマンの悲劇性や苦しみが「正義」についての問題提起になっていた。バットマンが悲しみや戦うことのジレンマを背負うから観客がヒーローという存在について考えざるをえない作品になっていた。(と私は思った。)
本作のブルースはそういう感じでもなく、ひたすらロス将軍の判断ミスの尻拭いをする感じになっていたのが観ていてフラストレーションが溜まる…。
ていうかロス将軍が色んな元凶な気がする。
娘のベティが怒るのもわかる。
ていうか割と世の中にとって大変な驚異のハルクという生物兵器の話がベティ父娘とその周辺の話として終始していたのもモヤモヤ…!
そんなこんなでせっかくのベティとブルースもロマンスもあまりグッとこず。
個人的には楽しめなくて残念…。
アクションや軍兵器がドッカンドッカンするのは派手で良かった。
自分自身で制御できない
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