劇場公開日 2008年8月1日

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「本作を「無かった」ことにしたのが、MCU成功の一因」インクレディブル・ハルク みっくさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0本作を「無かった」ことにしたのが、MCU成功の一因

2020年2月29日
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MCU作品は全部見てるけど、
本作を(Eノートン演じるハルクを)「無かった」ことにしたのは、結果的には良かった。(彼がハルク役を降りた理由は知らない。)

「アベンジャーズ/エイジオブウルトロン」で、ハルクとナターシャが恋仲になった時は、「あれ?ベス(リヴ・タイラー)はどうなった?」とツッコんだが、エンドゲームを見終わった今となっては、良かった、と言える。

でもまあ、本作単体でみれば、テンポが良いし、アクションもまあまあ。
(ハルクになるキッカケを全部省略したのは英断だったと思う)
Eノートンのやる気のない演技と、リヴ・タイラーの共感できない演技、という問題はあるものの、ティムロス演じる悪役はなかなか魅力的。

追記
DC「ブラックアダム」を見て感じたのは、「怪獣映画」みたい、ということ。
それは本作も同様。パワーがありすぎて、「ヒト」ではなく「怪獣」なんだよね。怪獣に「感情移入」は難しい。いくらその前にドラマパートがあっても。
そういう意味で難しい映画。
単独作を本作限りにしたのは良かったのだろう。

みっく