「傑作ですが日本語吹替版は要注意」インクレディブル・ハルク よねさんの映画レビュー(感想・評価)
傑作ですが日本語吹替版は要注意
前作が語ったお話を冒頭1分くらいでまとめているので退屈な前作を観返さなくて済む親切な作り。主人公が潜伏しているのがリオの貧民窟。実際にロケしているのでリオ独特の湿っぽい空気、黴臭い路地等が実にリアル。主人公の師匠としてヒクソン・グレイシーも出てくる辺り、良心的なブラジルリスペクトが何気に嬉しい。
クライマックス等のアクションはドラゴンボールが好きな人にはたまらない映画ですが、日本語吹替で観たのは失敗でした。主人公の吹替が幼稚園の学芸会レベルなので大人の仕事としてあり得ないと驚きましたが、Apple TVにはクレジットが出て来ないので鑑賞後ググったら水嶋ヒロでした。もう映画が台無しレベルなのでこういうキャスティングはホントやめてもらいたいです。
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