「緩急のある対比」インクレディブル・ハルク DKさんの映画レビュー(感想・評価)
緩急のある対比
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朝と夜
人とモンスター
室内と野外
追われるものと追うもの
その対比がスピーディに変貌していき、ストーリーを作っていく様が美しさを感じた。
最初の10分ほどはものすごくつまらないのだが、最初に室内でハルクになるシーンはハルクらしさ満点で一気に引き込まれた。
おそらく5-10年前に始めてみた時よりも、MCU全てを網羅した今だと感じるものが大きく違った。
スーパーソルジャー計画として、キャプテンアメリカのような実験体だったのだと改めて感じた。
個人的には、モノを使うハルクが大好きで、序盤の盾にするところや、終盤のパトカーをグローブがわりにするところ、そしてなんといっても最後に言い残した事があるかの後にハルクスマッシュをするところ。割とやりたいことや見たがっていることを表現しきれているんじゃないかと思った。マーベル作品として贔屓目で見ているが、普通のモンスターものとしては、美女と野獣のように美しさもあるがファン映画でもある。
最後のトニースタークは上等なスーツを着ているので、やっばりカッコいい。。
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