「及第点の娯楽作」インクレディブル・ハルク Jynさんの映画レビュー(感想・評価)
及第点の娯楽作
バナー博士の過去を掘り下げることなく、現在の逃亡劇から開始する構成は好感が持てました。
エドワードノートンは着やせすることもあり、ひょろい博士像が、変身後のギャップを際立たせ、「これぞハルク」と感じさせる良い演出となっています。(前バージョンのエリックバナはちょっとタフすぎると思います)
マーヴルユニバース映画クロスオーバー作となるアイアンマンともリンクしており(最後だけね)、ファンは見逃せません。
ファンじゃない方には・・・・あまりおススメできないかも知れません。
特に後半の展開の強引さは、ファンである自分でもちょっとツッコミそうになりました。
前述の「アイアンマン」に加え、これから公開される「キャプテンアメリカ」や「ソー」にも関わってくるキャラクターとなるので(恐らく「アヴェンジャーズ」にて集結するのではないかと思われます)、上記作品のどれかを観られて、気に入ったら、そのときにでも予習の意味で「ハルク」をどうぞ。
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