劇場公開日 2008年8月1日

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「大暴れ爽快、だけど切ない」インクレディブル・ハルク 筋肉砂漠さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5大暴れ爽快、だけど切ない

2016年7月12日
Androidアプリから投稿

ハルクは大きくて強く、最強のパワーで大暴れするヒーロー!
ですが、その中にはひどく切ない物語があり、最も心が痛くなるヒーローです。

今後のマーベル映画を見ていてもハルクのシーンにはなんとも言えない心苦しさがあります。

愛する人とも結ばれる事はなく、どこにいても追われ命を狙われる立場、そして自分で人生を終わらせることができない能力。

ハルクが他のヒーローとあきらかに違う部分は、国(政府)が敵であることです。
自分の命を狙う国を、時には守らなければならない。
守っても、危険にさらさぬよう自分はひっそりと隠居生活。
目立ちたがり屋の社長ヒーローとは正反対です。

別作品ですが、アベンジャーズでの変身シーンで
「いつも怒っている」のセリフはとても深いものだと思ってしまいます。

そんな悲しき超怪力ヒーローの誕生秘話です。
是非ご覧ください!

筋肉砂漠