劇場公開日 2013年8月30日

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「圧倒的なビジュアルと臨場感で信頼を描く」マン・オブ・スティール Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0圧倒的なビジュアルと臨場感で信頼を描く

2024年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

幸せ

 Amazonプライムビデオで吹き替え版を鑑賞しました。

 『スーパーマン』(1978年)は ラヴ・ストーリーの要素が強めでしたが、今作はロマンスよりも、人を信じることの大事さがメッセージとして伝わってくる内容が素晴らしく、今作の成功を感じます。

 生みの親がラッセル・クロウで、育ての親がケビン・コスナーで豪華です。
 アクションシーンも見ごたえがあるのですが、なんでもないような場面の会話が面白く、ヒロインのロイス(エイミー・アダムス)が “S” のようなマークについて会話をして「あなたはスーパ...」まで言いかけたりします。

 迫力だけでなく臨場感があります。ファンタジーなのにリアルに感じる秘訣は カメラワークにありそうです。終始カメラがちょっとグラついていて、被写体を撮ろうと一生懸命な感じを上手く表現しているため リアルさが生み出されているのだと思います。

 主人公のクラーク・ケント(ヘンリー・カヴィル)が普段、何をどのくらい食べるのか 少しくらい情報がほしかったのですが、「世界一有名なヒーローがあんなの食べてるなんて、信じられない。嫌いになった」などイメージダウンのリスク回避のためか、まったく飲食に触れないのは良し悪しです。

Don-chan
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