劇場公開日 2013年8月30日

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「期待しすぎた」マン・オブ・スティール クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0期待しすぎた

2019年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

Cノーラン脚本ならもっとシリアスかと思ったが、意外とライト。
ロマンスは要らない。
人類の運命を背負った割には、街とか壊しまくり。
今そこの家族より、あのビルの方が何百人といるぞ、と突っ込み多数。
クラークケントも職をフラフラしすぎ。
素性を知られたくないのは分かるけど、
あれほどの能力有れば学力優秀じゃねえか?
きっといいとこ就職できるぞ。

あとはクリプトン星の前振りが長いなと。
で、ゾッド将軍のその後の逸話も時系列順に流せばいいのに、
いちいち振り返る格好になってたり、
クラークケントもいちいち昔の父とかを振り返ったり、
時系列を意味無くいじりすぎじゃないか?
極めつけは、死んだ実の父が何度も出てくること。あんたナレーターか。
いくら技術の進歩した星だからって、死んでるのに出すぎだろ!
あと、スーパーマンのスーツ着る様になってから、
クラークが身綺麗にしてるのは、ちょっと偏見じゃないか?
ラスト前。ゾッド将軍の「残酷」云々の台詞にも違和感。
無精ひげあったほうが格好良くないか?
地球にあった調査船に、子孫が載っていたことも説得力不足。

色々文句はありますが、まあ及第点かな。
ノーランは肉弾戦が好きなのは、
「ダークナイト・ライジング」で証明した通り。
殴り合いがてんこ盛り。で、地球上の最新兵器が無意味。
スーパーマンが飛び道具持ってないからしょうがないか。
その殴り合いはかなりの迫力です。
スーパーマンにはもっと過酷な運命を背負って欲しいのに、
おい、普通にディープなキスしてんなよ!
まあでも、Kコスナーの父との話は良かったな。
生まれの話の筋も納得したし。(自然分娩の理由とか)

クリストフ