劇場公開日 2010年4月9日

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「俳優さん達、熱演!」シャッター アイランド りりーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0俳優さん達、熱演!

2010年4月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

映画の宣伝文句を考えるのも、大変なんでしょうね。
≪あなたは、この謎を解けるか?!≫
なんて言われると、ミステリー好きとしては、俄然燃えちゃう。
いったい、私はどの辺りでわかるんのだろう?!と。
私の場合は、あの辺りでわかりましたが(言えないよ)。

上映開始前の、この線の長さは同じです。
この線は平行です。 とか、不必要に思う。

≪人間の脳は、自分の都合の良いように物事を解釈させる≫
この文章を、文字通りに受け取るか、否かで、感じ方が変わってくると思う。

≪謎≫というより、真実はどこ?というカンジ。

配役が素晴らしい。
ディカプリオ、やっぱりすごい俳優さんなんだな~と再認識。スキがない。
ベン・キングスレー、マーク・ラファロ、マックス・フォン・シドー、ミシェル・ウイリアムズ等、どの人を見ても、曲者で怪しい人たちばかり。

そのおかげで、謎解きがどうのこうのでもなく、結末がどうのうこうのでもなくて、サスペンスとして楽しめる。

テディの一番最後の言葉。
心に残ります。

りりー
りりーさんのコメント
2010年4月26日

コメントを頂き、ありがとうございます。
きちんと思い出せなかったりすると、すごく気になりますね。

以下、ネタばれです。

テディの最後の言葉は、「モンスターとして生きるか、善人として死ぬか、どっちが良いと思う?!」だったと思います。

私の自分勝手な解釈を読んで下さると嬉しいです。

その最後の言葉を言った時は、正気だったと思います。
正気だと、ロボトミー手術は受けられないから、まだ治っていないフリをしたのではないかと思います。

でも、トラウマ(狂気)を抱えている彼は、いつまた、発症するかわからない。
灯台の方へ向かったテディは、ロボトミー手術を受けることを決心した。
ロボトミー手術を受けるということは、狂気交じりの自分自身(モンスター)を抹消(自殺)するということ。
また、ロボトミー手術を受けるということは、人間らしい感情を持たないモンスターになるということでもある。

人間らしい感情を持っているうちに(善人のうちに)、すべきことを見つけたのでしょうね。

この映画を観終わった時、「インファナルアフェア」を思い出しました。
これも、ディカプリオ主演でしたね。

りりー
GENKIさんのコメント
2010年4月25日

二人で観たのですが、テディの最後の一言について、彼女の感じ方と私の感じ方が違って、「ウソをついた」と「そのまま」に分かれた。
想像をさせていて、どちらでもいいのでしょうが?
最後の言葉を正確に思い出したいのです。(一番大事なにところなのに)
覚えれいる人、教えてください。
「モンスターのまま生きていくのと、善人??????で死ぬのとどちらがいいと思う?」しか思い出さないのです。調べる方法あるかな?

GENKI