「ラブストーリーというより 人間ドラマ。 15歳の少年が21歳年上の...」愛を読むひと 猫柴さんの映画レビュー(感想・評価)
ラブストーリーというより 人間ドラマ。 15歳の少年が21歳年上の...
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ラブストーリーというより
人間ドラマ。
15歳の少年が21歳年上の女性とひと夏関係をもつ
8年後に再会した時には法学部の学生と元ナチの看守の被告としてだった。
なぜ彼女はそんな仕事をしたのか
なぜ看守のリーダーだった事を否定しないのか
彼女は文盲でありその事をひた隠しにしていたのだ。
そこに気づいたのはマイケルだけだったけれど
彼女との関係を周囲に知られる事や関わることを恐れて
言い出せず彼女は無期懲役に。
数年経ち彼女へ朗読のテープを贈る事を思いつき
それは彼女の心にも未来への希望を抱かせ文字を学ぶようになる。
覚えた文字でマイケルに手紙を送るが
朗読のテープだけで、手紙の返信はくれる事がなかった。
その事でマイケルから自分へ愛はなく
同情だと気づく。
憐れみをうけながら塀の外で生きて行く事を拒否するかのように自らの命をたつ。
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