「サバイバル・ゲーム」スーパー・チューズデー 正義を売った日 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
サバイバル・ゲーム
もっと大統領選の舞台裏のうんちくを描いた話かと思いきや、陰謀渦巻くサスペンス・エンターテイメントとしてハラハラドキドキ見れて、好感。
クリーンな政治を行う。誰もが言うが、結局理想でしかない。
特にクリーンな者ほど政治の闇に汚され、そして生き残る。本物のサバイバルだ。
ライアン・ゴズリング演じるスティーブンの、映画の始まりと終わりの表情と心境の違いがそれを物語り、印象的。
「オーシャンズ11」のような娯楽作から本作のような社会派映画まで手掛けるジョージ・クルーニーの多才振りに改めて感服。本当にハリウッドの頼れる“兄貴”だ。
思ってた以上に見応えある一本だった。
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