「見終わった時、何だか哀しかった。」スーパー・チューズデー 正義を売った日 りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
見終わった時、何だか哀しかった。
政治家の選挙戦において、情報操作の責任者を務める、理想に燃える若いスティーブン。
そんな彼の、政界の汚れた側面に直面していく姿を描くポリティカルサスペンス。
題材が面白いと思った。
良いのか、悪いのか、どっちにでも転がりそうなお顔のライアン・ゴズリングが良い。
それに、フィリップ・シーモア・ホフマンとポール・ジアマッティ。
この人達も、悪くても良くても、不思議じゃない。
そんな、一癖もニ癖もありそうな役者さんが揃った作品。
権力。
人間らしい行動。
それに、裏切り。
お金。
女。
面白かったのだけど、盛り上がりに欠けたかな。
それにしても、大統領といえども、いえ、大統領だからこそ、こんなふうに作られるのだな~、こんなふうに生まれてしまうんだな~と思ったら、何だか哀しかった。
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