「大統領予備選の裏側を暴いているようだが…」スーパー・チューズデー 正義を売った日 いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
大統領予備選の裏側を暴いているようだが…
どんなに汚れた政治の裏側を描いているのかと覗き見気分で鑑賞したが、どれもこれも想定内なことばかりで少々期待外れ。
期待していた清濁併せ呑む戦略家はポールくらいなもので、他の登場人物は確かに冷酷ではあるが特段やり手には映らない。
ジョージ・クルーニーとフィリップ・シーモア・ホフマンははまり役とも言えるが、ライアン・ゴズリングをはじめ他キャストはいまひとつしっくりこない。
アカデミー賞脚色賞にノミネートされたようだが、個人的にはつまらなくはないがいたって平凡な作品、というのが率直な感想かな。
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