「重く、つらく、そして理不尽、」チェンジリング けいさんの映画レビュー(感想・評価)
重く、つらく、そして理不尽、
強制力や権力がある立場の連中はカン違いからこんな悲劇が生まれてしまうことがある。
この映画も実話に基づくというから怖い。
わずか100年前くらいでこういうことが起こっていた、と。
昔も今も、組織や行政ってのは自分たちに不都合なことは隠す、ごまかす、改ざんする、ってのはある。
で、そこに所属する連中もそういうのに従って動く。
人間の愚かさ、カン違い、傲慢さ、そしてそれで「人、庶民」が不利益を受ける、理不尽な思いをする、ってのは世の常か。
でも、映画そのものは話もわかったしわけのわからん流れもなくいい映画だったと思う。
絞首刑のシーンは具体的な描写までは不要だったとも思うが、重かった。
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