「権力の暴走の恐ろしさ」チェンジリング おくれさんの映画レビュー(感想・評価)
権力の暴走の恐ろしさ
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この映画を観て感じたことは、権力は暴走することがあるので、市民はそれを自分の心の正義に照らして、判断しなければならないということ。
腐敗した当時のロス市警の横暴に立ち向かう母親と、それをサポートする周りの人々の心の正義と愛に胸を打たれる。
この話が実話に基づくということがショックで、当時、この母親と同じように、警察の意に沿わないという理由で、精神病棟に入院させられて、人権侵害された人って、何人もいたのかな…と思うと恐ろしい。
そんな理不尽な扱いを受けたら、本当にメンタルをやられてしまう人だっているんじゃないのか…そうすると何が真実がわからなくなるよなと思う。
息子を誘拐された上に、警察も味方してくれないどころかひどい対応で、母親にとって二重苦。こんな事件は二度と繰り返してはいけない。
真面目なストーリーだが、飽きさせない、良い映画だった。
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