「リバイバル上映万歳!」アバター(2009) SING SINGさんの映画レビュー(感想・評価)
リバイバル上映万歳!
公開当時は映画館へ行ける状況じゃなかったので、少し経ってから自宅で鑑賞したきりでした。
今回やっとIMAX 3Dで堪能することができ、感激でした。これは可能な限りスクリーンで観たい映画。当時はIMAXがあまりなかったけれど、今はあちこちにあって恵まれていますね。
ベースになっているのはよくあるテーマ。宮崎駿映画と重ねながら観ました。ひねりがないとも思えるけれど、安心感のあるストーリーでした。
評判通りの壮大なスケールで美しい映像に目を奪われました。テンポも良かったので時間を感じず。時計を見る隙なんてなかったです。
ネイティリは、今年アカデミー賞助演女優賞に輝いたゾーイ・サルダナがモーションキャプチャーを使って演じていたんですね。知らなかった!最初はどうしても奇抜な見た目に拒否反応があったけど、だんだん綺麗で魅力的に思えてくるのが不思議です。
他にも、シガニー・ウィーバーやミシェル・ロドリゲスなどカッコいい女優さんが沢山。
好きだったのは、
・半身不随のジェイクが、アバターによって自由に動き回れる喜びを爆発させている姿。
・イクランを選びに行くまでの道のりと、繋がった後の飛行シーン。
・ネイティリがジェイクの本体を迷いなく見つけて助けるシーン。
そして好きとは違うけれど、ナヴィのホームツリーが激しい攻撃によって倒れる時に、それを目の当たりにする人間達の様子が描かれていたのが良かったです。
あのシーンは、テロによって破壊された貿易センタービルやバーミヤン遺跡など人々の心の拠り所を故意に奪う行為に重なりました。映画では、攻撃した側の人間達が、その深刻さを受け止めている様子でした。実際の人間達はどうだったのか。
次回作もIMAXで鑑賞予定です。楽しみにしています。
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