劇場公開日 2009年12月23日

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「【唯一無二の世界観に包まれた、比肩すべきモノがないファンタジックSF映画の傑作。”アバター”の発想や、衛星パンドラの魂の木や聖なる木の精を主とした動植物の美しさに圧倒された作品。】」アバター(2009) NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0【唯一無二の世界観に包まれた、比肩すべきモノがないファンタジックSF映画の傑作。”アバター”の発想や、衛星パンドラの魂の木や聖なる木の精を主とした動植物の美しさに圧倒された作品。】

2022年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、VOD

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■元海兵隊員のジェイク(サム・ワーシントン)は、衛星・パンドラでの活動用に開発された肉体“アバター”を使ったプロジェクトに参加。
 そこで原住民族・ナヴィの娘・ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と出会い恋に落ちるが、次第にパンドラの資源を搾取するアバター・プロジェクトに疑問を抱くようになる。

ー 10数年ぶりに鑑賞したが、今作は”22年度のSF映画の新作ですよ”。と言われても、その唯一無二の世界観は、頭抜けている。
  イマジネーション豊かな映像の美しさは絶品であり、ナヴィやパンドラの動植物の美しさや、滑らかな動きはCGとは思えないハイクオリティ作品である事を、再確認した。

◆感想<Caution!  内容に触れています。>

・元海兵隊員のジェイクは、負傷により下半身不随。だが、亡き兄様に開発されたパンドラの原住民、ナヴィのDNAと組み合わせた肉体”アバター”とリンクすると、動きは自由自在。
ー このギャップが一つの見所であり、ジェイクがその後行われる人類によるパンドラの稀少鉱物を無理やり強奪しようとする、マイルズ大佐(スティーヴン・ラング)の姿勢に疑問を持ったのは、当然であろう。-

・ジェイクは、自由になったアバターの身体で、パンドラの深い緑に覆われた森を、嬉しそうに跳躍し、駆け回る。
ー この一連のシーンは、初鑑賞時感動を覚えたモノである。-

・シガニー・ウィーバー演じるグレース植物博士のナヴィとの共存を模索する存在も良い。

・そして、ジェイクはナヴィの娘・ネイティリと恋に落ちて行く・・。だが、そこにマイルズ大佐率いる”スカイ・ピープル”とナヴィから呼ばれる愚かしき軍隊の猛攻撃が始まる。

<魂の木や、”聖なる木の精”の幻想的な美しさ、巨大な動物たちの迫力。そして、ジェイクがナヴィの生き方に惹かれていく様は今観ても、実に面白い。
 第2作、「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」は、矢張り、必見である。>

NOBU