スター・トレックのレビュー・感想・評価
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何もかも良い
面白いのに…
カーク船長がUSSエンタープライズの船長になるまでのお話。 カーク...
こんなんだったっけ?
「シン・宇宙大作戦」を自分は観たかったのだ
果たして自分は今スタートレックを観たのだろうか?
今見終わったSF映画はスタートレックだったのだろうか?
そんな疑問で頭が一杯になってしまった
きっとこれは平成ライダーみたいなものなのだろう
仮面ライダーシリーズではあっても、オリジナルから遥かに遠いのだ
スポックは本当にそっくりだった
ウフーラ(ウーラ)、チェコフ、マッコイ、ズールー(ミスター加藤)、スコッティ、みんな現代的な見た目なのにオリジナルの役者達の面影が確かにある
エンタープライズ号もオリジナルの艦影にかなり近い
圧倒的に詳細なディテールでその勇姿を観ることが叶うのは長年のファンなら感涙ものだ
ラストシーンのオリジナルテレビシリーズのナレーションと音楽を模した部分には胸も熱くなってしまう
しかしブリッジも転送ルームもオリジナルのセットの面影を残した美術になっているのだが、妙に未来的にし過ぎだ
機器の操作音などはオリジナルのものに似せているのは嬉しいのだが徹底度合いが低い
そう、自分は超古い宇宙大作戦のファンなのだ
だからオリジナルシリーズのキャラクターが登場する最初の時代のスタートレックだとの触れ込みで期待して観たら、ガッカリしてしまったクチだ
米国のオタクは、大きくはスタートレックとスターウォーズの2大勢力に分かれる
スタートレックは日本でいえばウルトラマンに当たる老舗コンテンツだ
ウルトラマンもシリーズが沢山有るように、スタートレックもしかり
時代ごとに変わり、ファンもまたそれぞれにいて当たり前だ
21世紀なのだから、新しいスタートレックがあってもいいのだ
それでも古参のファンは矢島正明のナレーションの宇宙大作戦が恋しいのだ
あの雰囲気、あの世界感を現代のSFXで微に入り細に入り徹底的にディテールを追求した「シン・スタートレック」を観たかったのだ
美術セットもレトロフューチャーのオリジナルのものを基本にしてほしかったのだ
本作の宇宙艦隊の制服のように、デザインは同じながらグレードを上げて欲しかったのだ
機器操作卓のデザインは同じでも質感や、ディスプレイに表示されるものをリファインして欲しかったのだ
効果音もオリジナルにより忠実に扱って欲しかった
特に自動ドアのシュッ!という音がないのは寂しいのだ
ワープエンジンの轟音が音階が上がる躍動感を味わいたかったのだ
米国のオタクはこれで納得したのだろうか
平成ライダーみたいなものだと、諦めて子供や孫に観せることで満足しているのだろうか?
忘れさられるコンテンツになるより、新しい世代のファンを作り、新しいシリーズを出し続けて行くことこそ大事なのだ
それは解る
頭では納得している
しかし心は満足していないのだ
「シン・宇宙大作戦」を自分は観たかったのだ
初見
スタートレックと言うものを観た事がなくて、
なんとなく、あのパッツンで耳とんがってるダサいやつ
でしょ?
と思って映画の存在は知ってるけど観ずにここまで
来たけど、いよいよ観る映画がなくて、じゃあ観てみるか
と思って観てみたら、
面白かった。
スターウォーズは大河みたいになってて、
もう訳わからなくてついて行けないのだけど、
スタートレックはスポックとカークの友情が軸になってて
とても観やすかった。
予備知識があるともっと面白いのかもだけど、
初見でも楽しめた。
感情を表さないスポックと
気持ちのまま突っ走るカークの全く合わない2人が
いよいよラスト2人で因縁の敵の船に乗り込むシーンは
熱かった。
何といってもカークのキャラが良かった。
無限に広がる宇宙を前にしてもヤンチャなキャラで
何とかなるでしょ!と言うパワーで走り抜ける主人公を
観てるだけでワクワクしました。
『スター・トレック』の世界へのきっかけ(笑)
当時、この映画の予告編が公開された時に初めて『スター・トレック』に興味を持ちました、以前からのファンの方々ごめんなさい(笑)! とても面白かったです! オープニングでタイトルが出る時のテーマ曲、大好きなテーマ曲の1つになりました! これがきっかけで以前のシリーズを改めて観たわけではありませんが、このリブートのシリーズは全部観ています、4作目が色々あってなかなか制作スタートしませんが気長に楽しみにしています(^-^)
スタートレック童貞を捨てるのに良い作品なのだろうか?
みんなにもあるはずだ、見てないことが後ろめたい傑作というものが。
ましてやスタートレックはシリーズも山とあり、何を見ていいのかがわからない。
そんな中で「J.J.エイブラムスなら外さんだろう」という理由で選んだのが本作だ。
短い時間の中で詰め込みすぎでは?と思うほどに密度の高いストーリー展開(超展開気味とも言う)ではあるものの、そういうものだと割り切って見れる素晴らしい構成とテンポ感は見事としか言いようがない。さすがはエイブラムスなのだろう。
一回の士官候補生ごときが軍艦の艦長まで勤めて英雄に上り詰めていく様を強引に押し込んでいくパワープレイは気になるが、少年心はきっとこういうのが好きなのだろう。巨大戦艦を操ってビームで撃ち合いしてる時点でリアリティなどよりもガキっぽいロマンを優先させた映画なのだ。様式美にこだわるのはいいことだ。
一方で、宇宙船外を描くシーンではちょくちょく無音のシーンを入れていたり細かいところでリアリティを入れるあたりに「ちゃちい素人が作ったSF映画じゃねえぞ?」という矜持らしきものも垣間見えるのが面白い。
敵の人がよくある宇宙制服をたくらむ悪の総統ではなく、哀愁を背負った復習者というのもなかなか物悲しくて良いものだ。
こういう馬鹿になって見れるSF映画ってもう誕生しないのかなぁ…。きっと売れないのかな。
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