スター・トレックのレビュー・感想・評価
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熱烈なTVファンではなかったが、若きスポックのキャラクター設定の意外性にはかなり戸惑う
J・J・エイブラムス 監督による2009年製作(126分)のアメリカ映画。
原題または英題:Star Trek、配給:パラマウント劇場公開日:2009年5月29日。
自分は、TVシリーズは見たことはあるがそれ程は嵌らず、スタートレックと聞くと熱狂的ファンであった友達を思い出す。
カーク船長(クリス・パイン)が、勇敢で多くの乗務員を守って命を落とした船長の息子であったとの設定には、貴族社会ではなかった米国でもかという意外性を感じた。船長となるカークの性格設定は、悪くないが、売国映画の典型的とは思ってしまった。
物語はまあ面白かったのだが、沈着冷静なはずの若きスポック(ザッカリー・クイント)が母のこととなると熱くなってしまうストーリーには少しガッカリしてしまった。潜在意識では、常に理性的なTVドラマのスポックのファンだったのかも。女性乗務員と熱いキスしているのも気に入らなかったのかも。
監督J・J・エイブラムス、製作J・J・エイブラムス デイモン・リンデロフ、製作総指揮
ブライアン・バーク 、ジェフリー・チャーノ、フ ロベルト・オーチー 、アレックス・カーツマン、原作ジーン・ロッデンベリー、脚本ロベルト・オーチー アレックス・カーツマン。
撮影ダン・ミンデル、美術スコット・チャンブリス、衣装マイケル・カプラン、編集メアリー・ジョー・マーキー メリアン・ブランドン、音楽マイケル・ジアッキノ、視覚効果スーパーバイザー、ロジャー・ガイエット。
ジェームズ・T・カーククリス・パイン、スポックザッカリー・クイント、未来のスポックレナード・ニモイ、ネロエリック・バナ、クリストファー・パイクブルース・グリーンウッド、レナード・マッコイカール・アーバン、ウフーラゾーイ・サルダナ、スコッティサイモン・ペッグ、スールージョン・チョウ、チェコフアントン・イェルチン
サレクベン・クロス、アマンダ・グレイソンウィノナ・ライダー、ジョージ・カーククリス・ヘムズワース、ウィノナ・カークジェニファー・モリソン、ガイラレイチェル・ニコルズ、ロバウ船長ファラン・タヒール、アイエルクリフトン・コリンズ・Jr.。
何もかも良い
『過去に戻って歴史を変えるなんて、ずるだ』『友人に教わった手だ。長寿と繁栄を!』
見た事あった。
初期のスタートレックは、ベトナム戦争に進軍いていた頃のアメリカの世相を反映していると思う。この映画はそれから、40年くらい経って作られた宇宙たが、ネロの呼び出しにカークは『殺されに行く様なもの、外交で得られる物は無い』と言わせている。アメリカの世相は変わっていないのだろう。
2009年の解釈で、バルカン星は1万人を残して消滅した。とされているが。新スタートレック以後の話にこの大きなイベントが反映されていただろうか?
多分、バルカンはまた復活するのだろうが。結末は忘れた。後、50分。
『攻撃を防御する』と『やられたから、やり返す』は違う。この映画のストーリーは限りなく『復讐』になってしまっている。多分、かなりアナクロなイデオロギーになっていると思うが、テレビ版のオリジナル(宇宙大作戦)は更にアナクロ。2年前に全話みたが、アドレナリン出まくりで疲れた。
主に白人のエリートが、地球を外的侵入者からまもってくれている。めでたしめでたし。
追伸
エンタープライズって放射性物質(ダイリチューム?)で動いているって知った。放射性物質が放つエネルギーはその機関に、どう作用するのだろうか?
夢が無くなる様な話をしては無粋だが、このシリーズSF何でしょ。ファンタジーなら出鱈目でも良いが。
面白いのに…
カーク船長がUSSエンタープライズの船長になるまでのお話。 カーク...
こんなんだったっけ?
「シン・宇宙大作戦」を自分は観たかったのだ
果たして自分は今スタートレックを観たのだろうか?
今見終わったSF映画はスタートレックだったのだろうか?
そんな疑問で頭が一杯になってしまった
きっとこれは平成ライダーみたいなものなのだろう
仮面ライダーシリーズではあっても、オリジナルから遥かに遠いのだ
スポックは本当にそっくりだった
ウフーラ(ウーラ)、チェコフ、マッコイ、ズールー(ミスター加藤)、スコッティ、みんな現代的な見た目なのにオリジナルの役者達の面影が確かにある
エンタープライズ号もオリジナルの艦影にかなり近い
圧倒的に詳細なディテールでその勇姿を観ることが叶うのは長年のファンなら感涙ものだ
ラストシーンのオリジナルテレビシリーズのナレーションと音楽を模した部分には胸も熱くなってしまう
しかしブリッジも転送ルームもオリジナルのセットの面影を残した美術になっているのだが、妙に未来的にし過ぎだ
機器の操作音などはオリジナルのものに似せているのは嬉しいのだが徹底度合いが低い
そう、自分は超古い宇宙大作戦のファンなのだ
だからオリジナルシリーズのキャラクターが登場する最初の時代のスタートレックだとの触れ込みで期待して観たら、ガッカリしてしまったクチだ
米国のオタクは、大きくはスタートレックとスターウォーズの2大勢力に分かれる
スタートレックは日本でいえばウルトラマンに当たる老舗コンテンツだ
ウルトラマンもシリーズが沢山有るように、スタートレックもしかり
時代ごとに変わり、ファンもまたそれぞれにいて当たり前だ
21世紀なのだから、新しいスタートレックがあってもいいのだ
それでも古参のファンは矢島正明のナレーションの宇宙大作戦が恋しいのだ
あの雰囲気、あの世界感を現代のSFXで微に入り細に入り徹底的にディテールを追求した「シン・スタートレック」を観たかったのだ
美術セットもレトロフューチャーのオリジナルのものを基本にしてほしかったのだ
本作の宇宙艦隊の制服のように、デザインは同じながらグレードを上げて欲しかったのだ
機器操作卓のデザインは同じでも質感や、ディスプレイに表示されるものをリファインして欲しかったのだ
効果音もオリジナルにより忠実に扱って欲しかった
特に自動ドアのシュッ!という音がないのは寂しいのだ
ワープエンジンの轟音が音階が上がる躍動感を味わいたかったのだ
米国のオタクはこれで納得したのだろうか
平成ライダーみたいなものだと、諦めて子供や孫に観せることで満足しているのだろうか?
忘れさられるコンテンツになるより、新しい世代のファンを作り、新しいシリーズを出し続けて行くことこそ大事なのだ
それは解る
頭では納得している
しかし心は満足していないのだ
「シン・宇宙大作戦」を自分は観たかったのだ
初見
スタートレックと言うものを観た事がなくて、
なんとなく、あのパッツンで耳とんがってるダサいやつ
でしょ?
と思って映画の存在は知ってるけど観ずにここまで
来たけど、いよいよ観る映画がなくて、じゃあ観てみるか
と思って観てみたら、
面白かった。
スターウォーズは大河みたいになってて、
もう訳わからなくてついて行けないのだけど、
スタートレックはスポックとカークの友情が軸になってて
とても観やすかった。
予備知識があるともっと面白いのかもだけど、
初見でも楽しめた。
感情を表さないスポックと
気持ちのまま突っ走るカークの全く合わない2人が
いよいよラスト2人で因縁の敵の船に乗り込むシーンは
熱かった。
何といってもカークのキャラが良かった。
無限に広がる宇宙を前にしてもヤンチャなキャラで
何とかなるでしょ!と言うパワーで走り抜ける主人公を
観てるだけでワクワクしました。
ガキなら最高に楽しめるアクション映画 古参なら絶対見ないで欲しいレベル
俺にとって初めてのスタートレックになった作品
当時10歳だった俺はかなり楽しんだし、普通にかなり刺さった作品でよく見返していた
ところが現在スタートレックのプライム・タイムラインを堪能した後に見ると驚くほどクソ。マジで。
何がクソかってまず演出がちゃちい。予算カッツカツのアニメでももうちょいマシだよ
近頃叩かれがちな無音演出が何度も出てくるのは目を瞑るにしても何がしたいのかわからんシーンとか沢山ある。
全体的に全く展開の方針が違うのは1万歩譲っても作り込みが本気で雑。「ケルヴィン・タイムラインだから〜」とかそういう問題じゃない。このクソ雑タイムラインに残されたまま逝ったスポック・プライムがマジで不憫。
そして何よりこんな雑SFで「スタートレック」という看板を掲げてるのがマジで問題。真ん中に点入れれば良いってもんじゃねえぞ
勿論良い点が無いわけではない 大衆に大いに迎合した作品で、スタートレックというブランドのプロモーションには確実になったし、実際これが無ければ俺はスタートレックに出会えていない。
だが、スタートレックという作品の魅力、醍醐味を伝えるには不十分すぎる。DSCのシーズン1も20分に一回殴り合ってたけど、あっちの方がマシなレベルで魅力を伝えられてない。
ぶっちゃけJJが適当なSF撮りたかっただけだと思う、設定作るのめんどくさいからスタトレなんてオタクコンテンツだし使っちゃえ、みたいな。
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