スター・トレックのレビュー・感想・評価
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友情と成長物語
スタートレックはドラマもアニメも映画も多すぎて、
先ずは劇場版を制覇する方を選択 リブート作品3部作の1作目が今作だ
映画の最初で感動の涙を流してしまう作品は初めてだった
カークの父:ジョージと母親の最後のやりとりは、涙なしでは観られない
そのシーンが焼き付いてしまい、結局ジョージ(クリス・ヘムズワース)が1番格好よかったかも
それにしても、いやはや、ガキの頃のカークのやんちゃすぎること!
大人になっても、規則を守らない性格は、逆に魅力的でさえあるが
ナンパしすぎだろ!と突っ込みたくはなる
またスポックの幼少期・現在・未来(老スポック)までもが登場するのが面白い
そして、初歩的なミスをしたことで、かえってエンタープライズ号の危機を回避したスールー(加藤)は、その後大きく成長していく・・・いいねぇ
1番の見どころは、たった1滴の「赤色物質」によって、惑星が消滅していくさまかな
そして、そこに出来るのがなんとブラックホール!!
そのブラックホールから出てきた"ナラーダ号"の巨大さと不思議な形も必見
ブラックホールがタイムカプセルになり、過去を変えてしまったこともあって
別の世界が存在することになったが、そこは何度も見て理解しないとダメかも
人間離れした超特殊メイクの異星人は、それ程多くは登場しないけれど見事★
アカデミー賞でも、メイクアップ賞を受賞したのは納得
犬猿の仲だったスポック(半分地球人)と、
カークが友情を築き上げていくストーリーは微笑ましい
あ、スコッティとキーンサーのコンビも良き相棒で可愛いらしいけどね
【”800名の命を救った父を超える。そして転送。”今作は若き無頼のカークが、一時決裂したスポックと絆を深めエンタープライズ号の船長になる成長譚である。】
■謎の宇宙船の爆発から自らを犠牲にし800人を救った宇宙士官、ジョージを父に持つ青年カーク。
父の後を追うかのように宇宙艦隊アカデミーに入学し、エンタープライズ号に潜り込んだカークに立ちはだかるロミュラン人(ネロエリック・バナ)。彼こそ父の命を奪った敵だったがロミュラン人が、地球人を狙う理由も有ったのである。
◆感想
・今や、SF映画の大家であるJ・J・エイブラムズが、名を上げた作品であるが、この頃から脳内フル回転で観る必要がある程、専門用語がフルに台詞で使われる。
時折、J・J・エイブラムズ作品は、壮大だが難しくて苦手という声を聴くが、慣れればなんてことはない。
今作も、軸は至ってシンプルなのである。
・混乱するところは時空が入り混じる描き方だと思うが、(老スポック(レナード・ニモイ)の登場とかね。)要はリベンジムービーであり、カークの成長物語であり、スポック(ザカリー・クイント)との絆形成の物語なのである。
<このシリーズは、第二作から観たのだが(今作発表時は、育児の方が楽しかった。)ヤッパリ面白いし、良く出来てるよね。
ムッチャ若きクリス・パインも、今観るとナカナカである。>
アメリカっぽい
中学生の頃、テレビシリーズの再放送を観ていたので、カーク船長やミスタースポックは知っていたし、ワープ航法のシーンは印象に残っているが、内容はさっぱり覚えていない。
そんな状態だったが、NHKのBS4Kで放送されていたので録画視聴。テレビシリーズとは比べものにならない臨場感と映像の美しさで、楽しく観ることができた。
話としては、エンタープライズ号のメンバーが揃うまでと、物語内の設定を丹念に確認することに重きが置かれていたが、一人一人のいきさつがよくわかって面白かったし、続編も探して観てみようという気持ちになった。
アメリカ的な価値観をトレースした「惑星連邦」が、未知なる宇宙空間を「開拓」する話なんだなあということがわかったことも収穫。
ヤンチャでルール破りも平気なカーク船長、徹底した合理主義者のミスタースポックという人物造形も、なるほどアメリカっぽいですねと思った。
サイモン・ペッグが出てくると、「ベンジー? イーサンはどこ?」と無条件で思ってしまう。
NHKのBS 4Kで放送してたので録画して鑑賞。 J・J・エイブラ...
熱烈なTVファンではなかったが、若きスポックのキャラクター設定の意外性にはかなり戸惑う
J・J・エイブラムス 監督による2009年製作(126分)のアメリカ映画。
原題または英題:Star Trek、配給:パラマウント劇場公開日:2009年5月29日。
自分は、TVシリーズは見たことはあるがそれ程は嵌らず、スタートレックと聞くと熱狂的ファンであった友達を思い出す。
カーク船長(クリス・パイン)が、勇敢で多くの乗務員を守って命を落とした船長の息子であったとの設定には、貴族社会ではなかった米国でもかという意外性を感じた。船長となるカークの性格設定は、悪くないが、売国映画の典型的とは思ってしまった。
物語はまあ面白かったのだが、沈着冷静なはずの若きスポック(ザッカリー・クイント)が母のこととなると熱くなってしまうストーリーには少しガッカリしてしまった。潜在意識では、常に理性的なTVドラマのスポックのファンだったのかも。女性乗務員と熱いキスしているのも気に入らなかったのかも。
監督J・J・エイブラムス、製作J・J・エイブラムス デイモン・リンデロフ、製作総指揮
ブライアン・バーク 、ジェフリー・チャーノ、フ ロベルト・オーチー 、アレックス・カーツマン、原作ジーン・ロッデンベリー、脚本ロベルト・オーチー アレックス・カーツマン。
撮影ダン・ミンデル、美術スコット・チャンブリス、衣装マイケル・カプラン、編集メアリー・ジョー・マーキー メリアン・ブランドン、音楽マイケル・ジアッキノ、視覚効果スーパーバイザー、ロジャー・ガイエット。
ジェームズ・T・カーククリス・パイン、スポックザッカリー・クイント、未来のスポックレナード・ニモイ、ネロエリック・バナ、クリストファー・パイクブルース・グリーンウッド、レナード・マッコイカール・アーバン、ウフーラゾーイ・サルダナ、スコッティサイモン・ペッグ、スールージョン・チョウ、チェコフアントン・イェルチン
サレクベン・クロス、アマンダ・グレイソンウィノナ・ライダー、ジョージ・カーククリス・ヘムズワース、ウィノナ・カークジェニファー・モリソン、ガイラレイチェル・ニコルズ、ロバウ船長ファラン・タヒール、アイエルクリフトン・コリンズ・Jr.。
何もかも良い
『過去に戻って歴史を変えるなんて、ずるだ』『友人に教わった手だ。長寿と繁栄を!』
見た事あった。
初期のスタートレックは、ベトナム戦争に進軍いていた頃のアメリカの世相を反映していると思う。この映画はそれから、40年くらい経って作られた宇宙たが、ネロの呼び出しにカークは『殺されに行く様なもの、外交で得られる物は無い』と言わせている。アメリカの世相は変わっていないのだろう。
2009年の解釈で、バルカン星は1万人を残して消滅した。とされているが。新スタートレック以後の話にこの大きなイベントが反映されていただろうか?
多分、バルカンはまた復活するのだろうが。結末は忘れた。後、50分。
『攻撃を防御する』と『やられたから、やり返す』は違う。この映画のストーリーは限りなく『復讐』になってしまっている。多分、かなりアナクロなイデオロギーになっていると思うが、テレビ版のオリジナル(宇宙大作戦)は更にアナクロ。2年前に全話みたが、アドレナリン出まくりで疲れた。
主に白人のエリートが、地球を外的侵入者からまもってくれている。めでたしめでたし。
追伸
エンタープライズって放射性物質(ダイリチューム?)で動いているって知った。放射性物質が放つエネルギーはその機関に、どう作用するのだろうか?
夢が無くなる様な話をしては無粋だが、このシリーズSF何でしょ。ファンタジーなら出鱈目でも良いが。
面白いのに…
カーク船長がUSSエンタープライズの船長になるまでのお話。 カーク...
こんなんだったっけ?
「シン・宇宙大作戦」を自分は観たかったのだ
果たして自分は今スタートレックを観たのだろうか?
今見終わったSF映画はスタートレックだったのだろうか?
そんな疑問で頭が一杯になってしまった
きっとこれは平成ライダーみたいなものなのだろう
仮面ライダーシリーズではあっても、オリジナルから遥かに遠いのだ
スポックは本当にそっくりだった
ウフーラ(ウーラ)、チェコフ、マッコイ、ズールー(ミスター加藤)、スコッティ、みんな現代的な見た目なのにオリジナルの役者達の面影が確かにある
エンタープライズ号もオリジナルの艦影にかなり近い
圧倒的に詳細なディテールでその勇姿を観ることが叶うのは長年のファンなら感涙ものだ
ラストシーンのオリジナルテレビシリーズのナレーションと音楽を模した部分には胸も熱くなってしまう
しかしブリッジも転送ルームもオリジナルのセットの面影を残した美術になっているのだが、妙に未来的にし過ぎだ
機器の操作音などはオリジナルのものに似せているのは嬉しいのだが徹底度合いが低い
そう、自分は超古い宇宙大作戦のファンなのだ
だからオリジナルシリーズのキャラクターが登場する最初の時代のスタートレックだとの触れ込みで期待して観たら、ガッカリしてしまったクチだ
米国のオタクは、大きくはスタートレックとスターウォーズの2大勢力に分かれる
スタートレックは日本でいえばウルトラマンに当たる老舗コンテンツだ
ウルトラマンもシリーズが沢山有るように、スタートレックもしかり
時代ごとに変わり、ファンもまたそれぞれにいて当たり前だ
21世紀なのだから、新しいスタートレックがあってもいいのだ
それでも古参のファンは矢島正明のナレーションの宇宙大作戦が恋しいのだ
あの雰囲気、あの世界感を現代のSFXで微に入り細に入り徹底的にディテールを追求した「シン・スタートレック」を観たかったのだ
美術セットもレトロフューチャーのオリジナルのものを基本にしてほしかったのだ
本作の宇宙艦隊の制服のように、デザインは同じながらグレードを上げて欲しかったのだ
機器操作卓のデザインは同じでも質感や、ディスプレイに表示されるものをリファインして欲しかったのだ
効果音もオリジナルにより忠実に扱って欲しかった
特に自動ドアのシュッ!という音がないのは寂しいのだ
ワープエンジンの轟音が音階が上がる躍動感を味わいたかったのだ
米国のオタクはこれで納得したのだろうか
平成ライダーみたいなものだと、諦めて子供や孫に観せることで満足しているのだろうか?
忘れさられるコンテンツになるより、新しい世代のファンを作り、新しいシリーズを出し続けて行くことこそ大事なのだ
それは解る
頭では納得している
しかし心は満足していないのだ
「シン・宇宙大作戦」を自分は観たかったのだ
初見
スタートレックと言うものを観た事がなくて、
なんとなく、あのパッツンで耳とんがってるダサいやつ
でしょ?
と思って映画の存在は知ってるけど観ずにここまで
来たけど、いよいよ観る映画がなくて、じゃあ観てみるか
と思って観てみたら、
面白かった。
スターウォーズは大河みたいになってて、
もう訳わからなくてついて行けないのだけど、
スタートレックはスポックとカークの友情が軸になってて
とても観やすかった。
予備知識があるともっと面白いのかもだけど、
初見でも楽しめた。
感情を表さないスポックと
気持ちのまま突っ走るカークの全く合わない2人が
いよいよラスト2人で因縁の敵の船に乗り込むシーンは
熱かった。
何といってもカークのキャラが良かった。
無限に広がる宇宙を前にしてもヤンチャなキャラで
何とかなるでしょ!と言うパワーで走り抜ける主人公を
観てるだけでワクワクしました。
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