トランスフォーマー リベンジ : インタビュー
来日インタビューの最後は、本作で初登場するキャラクター、レオ&アリスに扮したラモン・ロドリゲス&イザベル・ルーカス。ともシャイア・ラブーフ演じるサムが大学で新たに出会う人物だが、演じる2人もこれからが期待される新進俳優だ。世界的大ヒット作の続編に抜擢された心境は?(取材・文:編集部)
ラモン・ロドリゲス&イザベル・ルーカス インタビュー
「プレッシャーはあったけど、物語に集中するように務めたわ」(イザベル)
――大ヒットSF超大作の続編に出演することで、不安やプレッシャーを感じたことはありませんでしたか?
イザベル:「もちろんプレッシャーはあったし、周囲の期待も分かっていたので頑張らなくてはと気負う部分もあったけど、俳優として仕事をするのだから興行収入など成績のことを考えるのではなく、どういう風に物語が展開するかに集中するようにして、プレッシャーを感じないように務めたわ」
ラモン:「僕たちよりも製作スタジオやスタッフ、そして監督の方がずっとプレッシャーを感じていたと思うよ。すでに出来上がっている『トランスフォーマー』の世界観にうまくハマるように努力した。プレッシャーを感じたエピソードを1つ挙げるとしたら、スミソニアン博物館での撮影かな。トイレに警備員を連れてくるシーンなんだけど、脚本にはっきり“パンツを脱いでいる”と書いてあってね(笑)。“どうしよう、足のムダ毛は剃った方がいいかな”とかいろいろ悩んじゃったけど(笑)、結局ショーツのようなものを履いて撮影したよ」
――レオはいろんな事に巻き込まれてしまう気の毒な役で、アリスはとてもセクシーな役でしたね。あらためて完成した映画をご覧になった感想は?
イザベル:「セクシーって言ってもらえてうれしいわ(笑)。実はまだ映画を見てないから内容については何とも言えないんだけど、ラモンとのシーンは本当に楽しかったわ!」
ラモン:「僕も気の毒って言ってもらえてうれしいよ(笑)。マイケル(・ベイ監督)は男優と女優でアプローチの仕方が違うんだけど、そんな彼ともイザベルはうまくやっていたし、僕の方こそ一緒に仕事できて楽しかったよ。映画の方は実は数日前に見たばかりなんだ。自分の姿をスクリーンで見るのはあまり好きじゃないんだけど、アクション映画として最高峰だと思うぐらい感動したよ! マイケルの作品は、いろんなことが一度に起こるクレイジーな現場で、時にコミュニケーションしていても何を求められているのか理解できないこともあった。それにトランスフォーマーとの共演シーンは後で編集して作っているわけだしね。でも最終的に完成したものを見ると、一体どうやってまとめたんだろうと感嘆せずにはいられない素晴らしい仕上がりになっていたよ」
――アリスとサムのキスシーンが印象的でしたが、演じた感想は?
イザベル:「スタッフ100人ぐらいに見られている中で、上手くキスシーンを演じなきゃいけないなんて、プレッシャーもかかるしあまり心地良いものじゃなかったわ。でも決して嫌だったわけじゃなく、もともとシャイアは仲のいい友達だから楽しみながら演じたわ」