「着地点が見えてないジャンプ」ジャンパー しんざんさんの映画レビュー(感想・評価)
着地点が見えてないジャンプ
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当時、こんなにレビューがあったのか、と今更ながらに。
この時期のレビュー、すなわち「ALL YOU NEED IS KILL」のダグ・リーマン監督の、という意味での鑑賞による。
もうね、何がダメって、ヘイデン君がもう、ものすごいマイナスオーラを放ってんのよ。ヘイデン君はイケメンだし、演技も悪くないとは思うのだが、「クローンの攻撃」の悪評が、「シスの復讐」でも拭い去り切れず、そのまま。
パドメのポートマンをしり目に、サミュエルにちょっとお手伝いしてもらったけど、サミュエルもむらっ気たっぷりなので、もうこれは、映画としてやりたいことは分かるんだけど、全部妙な方向で、だれもよかれ、と思わずにこのまま完成しちゃった、という香りがし、なにか神がかった引力を感じるな。
対する組織とか、昔からジャンパーはいた。とかはいい。
それと、ジャンパーはきっと悪いことをする、すなわちダークサイドに落ちる、っていう前ふりもいい。
だけど、ヘイデン君がもうすでにダークサイドに落ちちゃってんだがら、面白くなりようがないのである。
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