「トコトン貪欲だなぁ~」ゼア・ウィル・ビー・ブラッド chomogeさんの映画レビュー(感想・評価)
トコトン貪欲だなぁ~
なんて貪欲な男なんだろう。自らの野望の為ならなんだって利用する。家族だろーが仲間だろーが、果ては自分のプライドまで。それらは彼にとっては野望成就の為の道具にすぎないんですね。
でもいくらこの男でも、どこかで「むなしさ」感じてるんだと思いますよ。それを周りに悟られたくなくて、また頑固に振る舞って。
結局のところ、実は彼も典型的な不器用男なのかもしれません。ここまでは彼に共感出来ました。
でも、最後のシーン。全てが終わったあの場面で彼は何を感じたのでしょうか?喪失感?はたまた解放感?それは今の僕には到底分りえません。いや、二度と分かることないかもしれません。
そんな色んなこと考えさせてくれた映画でした。
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