「欲望と狂気の映画」ゼア・ウィル・ビー・ブラッド soさんの映画レビュー(感想・評価)
欲望と狂気の映画
ところどころで流れる
音?警報のような音?
あれが緊張感を増幅。
なんだか「うぉぉぉぉ」って感じの映画。
欲望というか野生というか。
真っ黒い石油が吹き出す様子が
人間の欲望のような感じ。
カリスマ性を持ち怪しげな宗教で
人々を取り込み父親も蔑む若者。
泥だらけで食卓に座るシーンは狂気。
自分以外の人間を信用できず、
息子さえも利用し、
宗教家の若者に生理的な嫌悪を抱くのか、
ぼこぼにする主人公も狂気。
結局なんなんだろうと…。
不思議な虚しさを覚える映画。
ただ、なんだかすごい。
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