ルイスと未来泥棒のレビュー・感想・評価
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後半の追い上げがすごい
前半は子供でも退屈かなと思います。
話がどこに進むのか分からない上に派手さがないです。
全体を通して、キャラクターも個性豊かですが弱いと思います。魅力を感じられないのが残念。
せっかく家族を個性的にしたのだから、もう少し際立たせるような見せ方にしてもよかったと思いました。
後半は人が生きる上での大切なテーマが出てきてよかったと思います。
未来泥棒の人生に共感する人もいると思います。映画が教えてくれようとしている感じがよかったです。
どんでん返しもあって、いい映画だなと思えるラストでした。いろいろと結びついてるのがよかったです。
ルイスの母親へのこだわりが変わったのもよかったなと思いました。
ラストがよかっただけに、前半が本当にもったいない。
さすがはディズニーの安定感。 赤ちゃんポストを想像させるオープニン...
さすがはディズニーの安定感。
赤ちゃんポストを想像させるオープニング。みんな幸せであって欲しいな。
タイムトラベルものってやはり面白いですよね。終盤の伏線回収がお見事です。カエルが操られるシーンが個人的にツボでした。
そしてブレないメッセージ、「前に進み続けよう!」
私は最近はこのメッセージがすっかりプレッシャー、苦痛に感じるおっさんです(笑)本作はぜひ若者に見てもらいたい。夢溢れる素晴らしい作品ですよ。
前へ進み続けなければいけないのは大人たち
2008/08/01 鑑賞
母に捨てられた子が母の顔を一目見るべく、記憶スキャナーなるものを開発しようとするものの、その開発がきっかけで物語が急変していくというストーリー自体の題材はとても良いと思いました。
また、本作のテーマでもある「前に進み続けよう」というメッセージ性もとても良い。
だけど、そのとても良い題材と良いテーマの使い方が少々悪かった気がする作品でした。
まず、本作は上映時間が95分と短めなのもありますし、アニメ映画なので少なくとも半分は子ども向けに作られた映画だと思うんですが、本作は95分という短い時間で取り上げるには少々難しい題材なんです。
未来と現代を行ったり来たり。
また、登場人物の数も多い。
さらには、家族愛も伝えようとしている。
これら全てを短時間で表すのはかなり難しいはず。
その証拠に本作ではそれらの説明をするために少々足早な展開になっていて、感情移入がしにくくなっている。
そう考えると中盤の、未来の家族を説明するシーンは本当に必要だったのかなと思える。
ここは思いきって登場人物を減らし、主要人物(祖父、祖母、母、ウィルバーなど)とルイスだけとの絆を深めるような展開にした方が良かったのではないか?
そうすることで、ラストの感動シーンであるルイスの決断も未来の家族がいるからという意味が強まり、より感動を呼べたのではないかなぁ。
そして、最大の問題は本作のテーマである「前へ進み続けよう」というメッセージ。
これは非常に良いメッセージではあるのだけど、「子どもに伝わるメッセージではない」と思うんです。
無邪気な子どもというのは言われなくても前しか見ずに生きてます。
すぐに過去を振り返ってしまうのは、過去に後悔や未練がある「大人たち」なんです。
つまり本作のメッセージというのは大人にこそ伝わるメッセージなため、子ども向けに作った映画には向かないテーマだったかと・・・
まとめると、初めから大人向けに「前へ進み続けよう」というメッセージ性を基に、120分くらいの時間を費やし、しっかりと登場人物の説明や絆を深め、もっとストーリーに深みをもたせてればもっともっと良い映画になっていたのではないかと思われる作品でした。
2008/08/01
話がごちゃごちゃ
全体的に見るとつまらなかったという印象。
3Dで観たが3Dの良さもない。
ストーリーはごちゃごちゃしてるしラストまでの間延び感が退屈。
何よりキャラクターが無能ばかりで見ててイライラしてしょうがない。話のつまらなさよりもこれがきつかった。
ただラストは良かった。ちょっぴり感動。
未来の私へ
映画評価:60点
ルイスは孤児院で暮らす少年だが、彼は発明するのが趣味である。そんな彼は将来有名な発明家になるのだが、未来から来た泥棒によってルイスの未来を壊されてしまう。
その時ルイス少年が泥棒と闘うわけなのだが、やっぱディズニーは面白いですね、笑いあり感動あり、夢ありミュージカルありで飽きません
タイムトラベルなんて私もしてみたいです
このストーリーも多くの事を学ばせていただきました
悪役も本当の悪ではなく、ちょっとしたすれ違いからワルふざけしちゃったかの様な感じで愛せましたし、レイトン教授にもありそうなストーリーですので、レイトンが好きな方にはオススメ出来ると思います
あとエンディングの最後にウォルト・ディズニーの詩が出るのですが、感動したので載せます
過去を振り返らず
前へ進み続けよう
私たちは好奇心にあふれてる
好奇心こそ新しい世界への道しるべだ
ウォルト・ディズニー
私も失敗しても折れないよう頑張って挑戦し続けていこうと思います!
さすがディズニー!
さすがディズニーだな・・・と思いました。ディズニーらしいストーリだし、最後の締め方とか…とにかく、すごく良かったです!それでも、いろいろ考えさせられるところもあるし…家族って本当に温かいものだな…と思いました。
また、ストーリー以外にもいろいろと興味深いシーンがありました。たとえば、何となくスターウォーズに似ているシーンとか…(笑)あと、背後で指をクロスしたり…日本語吹き替え版で見たのですが、是非英語で見たいなぁ・・・と思いました。
大人から子供まで、楽しめる作品だと思います!
ドタバタが残念!
別な試写会では3D上映やっていたそうです。これからは主流になりそうですね。
冒頭に何故かミッキーマウスの短編が付いていて、お得感があります。本編よりこっちがコミカルで面白かった(^^ゞミッキーファン必見です。
お子様向けと思われがちですが、どうしてなかなかいろんな伏線が張られていて最後はほろっときます。冒頭のルイスが孤児院に捨てられるところのシーンは落ち着いていて、ドラマの予感を感じさせられたのですが、本筋に入るとアメリカンコミックのテンション丸出しで、無意味なドタバタが多く、眠くなりました。
やはり好き嫌いはあるようで、ディズニーアニメが好きな人にとってあのオーバーアクションがディズニーらしくて楽しいというのです。まぁ、その辺はファンでないと受け入れがたいところではあります。
愛らしいルイスのかわいい仕草を眺めているだけでも満足なのでしょうか。
筋としては、どう考えても“記憶スキャナー”で記憶を取り戻すよりも、タイムマシーンがあるのだから、どうして使わないの?何で争ってまで奪い合うの?と考えてしまいます。
そしてタイムマシーンと遭遇したルイスの楽しみは、ママに会うことでした。それが成り行きで、まず未来の方の自分を先に見てしまうのです。後で過去のママに会うチャンスを得るのですけれど・・・。
孤児だったルイスが未来を旅することで、もう過去にはこだわらないで、淋しさを超えて未来の家族を作ろう!と決意するといういい話なんです。せめて「レミーのおいしいレストラン」くらいのテンションに抑えてくれていたら、思わず涙ぐむいい作品になっていたと思いますよ。
ところでこの映画のテーマは、未来泥棒というよりも『養子縁組』にあると思いました。邦画ではなかなかこのテーマの作品はありませんね。
この話で思い出すのは、高田延彦・向井亜紀夫妻の代理出産です。倫理上の問題を残して自分たちの子供にこだわるよりも、ルイスのようなかわいい孤児を養子に迎えるのも選択肢ではないかと思います。日本でももっと子供ができない夫婦の方に養子縁組みをお勧めしたいと思います。「オーラの泉」でも時々触れられるように、『養子縁組』の親子関係は、一見血のつながりが内容に見えて、実は親子になること約束して生まれてきていたり、過去世でも親子であったり、すごく縁の深い関係にあります。
たとえ孤児となって天涯孤独の不遇を託ったとしても、諦めることありません。家族って天から授かったものばかりではない思うのです。
そりゃあ肉親がいてくれて、マイホームで楽しく過ごせたらどんなにいいことには違いありません。でも最近は、近しい故に近親憎悪がつのり悲惨な事件が起こったりもしています。だから先代から受け継がれてきた家族がいれば、幸せかとは一概に言えなくなりました。
もう一つは相手を選び、自らの選択で作り上げる家族。普通は結婚がこれに当たります。けれどもこの作品では、「面接」を通じて親子関係の選択で新しい家族が誕生します。 皆さんのなかにも、過去の挫折から抜け出さず、何か局面が来てもあと一歩の勇気が出せない人もいると思います。
そんな皆さんも一緒に、ラストシーンで出てきたウォルト・ディズニーの「前へ進み続けよう!」という言葉を噛み締めようではありませんか。
大人が感動。
ドタバタに過ぎ,
まどろっこしく退屈な中盤を超えたあたりに,
ようやく動き出すドラマ,
うまいこと収束してゆくオチが素晴らしい!
タイムマシンが与えてくれた素敵な瞬間に涙。
粋な演出。
ノックに納得。
夢と希望に溢れた前向きなメッセージに素直に感動。
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