アイ・アム・レジェンドのレビュー・感想・評価
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ええぇっ!それでお仕舞い?
リチャード・マシスンの『I Am Legend(地球最後の男)』が原作。これまでに二度映画化されており、今回が三回目の映画化。 物語の性質上、ほとんどの時間、スクリーンにはロバート・ネヴィル(ウィル・スミス)しか出ていません。ほとんど、彼の一人芝居です。それだけに演技が要求されるのですが、芸達者ですね>ウィル・スミスは。地球上でたった一人生き残った男を非常に上手に演じています。物語は、ロバート・ネヴィルの過去の回想と今の状況を織り交ぜながらスクリーンに映し出されていきます。その過去の回想では、いま、なぜ地球上には彼しか居ないのかが暗示されています。 物語の場所は、ニューヨークなのですが、誰も居ないニューヨークの廃墟はどうやって撮影したのか気になります。セットかな? また、ネヴィル以外の生物(?)、化け物(?)のダーク・シーカーズは、素早い動きをするので、突然画面に現れたりして、何度かドキッとさせられるシーンがありました。心臓に悪いです(苦笑) 最後の結末が「えっ?!」と言うような、あっけないもの。はっきり言って拍子抜けです。他の映画だったら、そのピンチをどうやって切り抜けるのかと言うところですが、物凄くあっさりと終わっているので、ビックリです。うーん、そう言う、そう言う作りもあるのかなぁ。
面白いけど・・・
画面の隅々まで徹底して構築された世界観。 人類滅亡後,廃墟と化した街並の映像, 忠実な愛犬と共に生き残ったロバート・ネビルの, 孤独たっぷりサバイバルな日常と, 闇夜に生きるダークシーカーズとのバトルが見応えありました。 だけど,ラストはあっさり。 ありきたりな所に落ち着いて拍子抜け。 きな臭いものを感じる行動に納得がいかない。 しっかりとした土台あってこそのSFなのに, 根底にツッコミがびっしり生い茂っているせいで, メッセージが響いてこなかったのも残念。 ライフラインが無事というのも致命的。 これが安心感となって切羽詰まった感まるで無い。 約90%を一人で演じ抜いたウィル・スミス可哀想・・・。 たんなる娯楽として観るぶんには,十分楽しめますが・・・。
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