「女性向きですね」テラビシアにかける橋 フリーダさんの映画レビュー(感想・評価)
女性向きですね
貧乏でいじめられっ子のジェシー(ジョシュ・ハッチャーソン)だったが、絵だけは上手かった。
そんなジェシーの学校に転校して来た少女レスリー(アンナソフィア・ロブ)は、なんとジェシーの隣の家に引っ越して来たのだった。
両親が小説家のせいかレスリーは、ちょっと変わった女の子だった。
意志が強く、想像力が豊かだった。
そのせいか周りから浮いてしまいがちで、上級生からもいじめに遭う。
そんなふたりは意気投合して、家の裏にある森の中で遊び始める。
想像力豊かなレスリーは、森の中に“テラビシア”という空想の秘密の国を創り上げる。
森の中のお城、不思議な生き物、謎の巨人など、空想の世界がVFXで再現されて行きます。
森の中での空想の素晴しい世界を楽しむふたりだったが、ある時ジェシーの憧れの女性音楽教師エドマンズ先生(ズーイー・デシャネル )から図書館に誘われる。
レスリーを置き去りにして、女教師と図書館を満喫して戻ったジェシーを待ち受けていた出来事とは、、、、!
周りの女性客は、途中から涙、涙、、、泣いていましたw( ̄O ̄)w
確かに素敵なファンタジー映画でした。
私は泣く程ではありませんでしたが、女性達が泣いてしまうのも良く判ります。
初恋、年上の女性への淡い恋心、いじめに立ち向かう強さ、空想の世界への現実逃避、死を乗り越える心など少年の成長していく姿が、ファンタジックに描かれています。
ジェスの父親ジャック(ロバート・パトリック)は、低収入の為、妻から「金がない、もっと働いて」などと言われて、そんなイライラをジェシーにぶつけてしまうのだが、ジェシーの窮地には抱きしめてあげたり、そっと布団を掛けてあげたりと、素敵な父子関係を見せてくれます。
それから、ジェシーの妹が可愛らしくて、なかなか良い感じでしたね(^o^)
忘れてはいけないのが、上級生のいじめっこ少女です(*⌒▽⌒*)b
この映画唯一の爆笑シーンを演じてくれていました〜Y(≧σ≦)Y!!
とても女性受けする映画だと思います。
子供向きでもありますが、やはり少年より少女に受けるのではないでしょうか(>▽<)