「置き忘れてきた物が、川の向こうにある☆彡」テラビシアにかける橋 septakaさんの映画レビュー(感想・評価)
置き忘れてきた物が、川の向こうにある☆彡
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「死」で涙を誘うのは嫌いな私ですが、
今作は、甘んじて受け入れさせていただきました。
登場人物、風景、道具、
その、どれもに意味があるように感じました。
「所詮は子供たちの絵空事さ」と
大人達は流してしまうかもしれない。
でも、子供の頃を思い出して欲しい。
自分たちだけの居場所を捜し求め、
大人から見ればアリキタリな場所に、
秘密基地と称したほったて小屋を作っていた
あの頃を。そして、毎日のように通っていた
あの頃を。
ラストシーン
川に橋がかけられる。
「最初から橋を作れば事故は防げたのに」
大人なら、そう言うだろう。
それは違う。
ロープで川を飛びわたることに意味があるのだ。
秘密の場所に、簡単に入れてはいけない。
なにか、困難がないと夢の国には入れないのだ。
昔の懐かしい頃に戻れる、
タイムマシーンに乗って過去に戻ったような、2時間でした。
思い出せば、思い出すほど、いい映画ですね。
まだ、余韻が残っています(笑顔)
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