「精神と時の部屋」フローズン・タイム marさんの映画レビュー(感想・評価)
精神と時の部屋
「人体には造形のすべてが表れている」と言われるらしいが、
本作はまさにアート系の恋愛映画。
時間の止まった世界で主人公はあくまで自分と向き合い、
悟りを開くかのように成長していく。
(男性である自分は)個展のシーンがすごくロマンティックで
かなりグッときたわけだけど
山場をここに持ってくるあたり、
男性的なナルティシズムを意識してる作品だなとは思った。
そういう意味では非常に素直なパッケージで、
お茶の間を凍りつかせる心配もなく良心的。
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