「とくに急行感はない。」ダージリン急行 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
とくに急行感はない。
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名画座にて。
私は紅茶が大好きなもので、ダージリンと聞いて、
紅茶でも飲みながら、急行列車で旅をする話なのかと
思っていたら、ムサい3兄弟がインドを旅する話だった^^;
その列車の名前がダージリン急行だったのね…。
実は、W・アンダーソンの作品があまり得意ではないので、
眠くなるんじゃないかと思ったら、やっぱり眠くなった…。
のらりくらりと、いつも独りよがりな描き方なので
笑って…まどろんで…眠って…起きて…笑って…の繰り返し。
それでも最後まで観れてしまうところは、不思議。
最初のショートフィルムは何だろう…?と思ったけれど、
あとでちゃんと本編に繋がって(いるともいえないが)きたので、
なぁ~んだ。と思った…けど、あれは必要だったの?^^;
(ナタPファンは悶絶モノだったかもね…)
冒頭で、お馴染みのB・マーレイが大きな荷物を抱えて走る!
…と、その横を次男が駆け抜ける…!このシーンは大ウケ♪
結局列車に乗れなかったマーレイが、ユーレイのように
立ち尽くすホーム…これだけで彼の存在感は確立されてる^^;
すったもんだを繰り返しつつ、やがて辿り着く先には…。
あら!またもや監督御用達女優のA・ヒューストンさまが!
この母親との再会シーンは…けっこう良かったですけれど。
(O・ウィルソンといい…アンダーソン組とかあるのかしら)
そんな中、いちばん存在感を感じたのは末っ子役の
J・シュワルツマンでした。この人、コッポラ一族なんだ~。
お母さんがロッキーの「エイドリア~ン!」なのですね^^;
余談:「サン・ジャックへの道」のリメイクかと思いました。
(これは濃いめのアールグレイを飲んで観た方がいいかも…)
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