「きっと三池監督でなければ撮れなかった映画」ヤッターマン ダース平太さんの映画レビュー(感想・評価)
きっと三池監督でなければ撮れなかった映画
オリジナルのアニメを観ていたのは、確かまだ幼稚園に通う前だったと思うけど、子どもながらに作り手が悪ノリして楽しんでいる感じが伝わって来たし、何よりサービス精神旺盛なその作りに夢中になった記憶がある。今は懐かしの“超合金”も集めたよ!
で、その実写化作品が本作だけども、見終わった感想を一言で言うと、きっと三池監督でなければ撮れなかった映画だっただろうな、ということ。若干テンポが悪かった気がするのは否めないけれども、原作のエッセンスをちゃんと抽出し、さらにフカキョンにあそこまでやらせて「ヤッターマン」の世界観をしっかりと構築したのには脱帽した(こと役者に関して言うと、ヤッターマン2号の福田沙紀は、まったくいい所なし)。エンドクレジットに至るまで、楽しい作品でした。
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ダース平太さんのコメント
2009年4月9日
コメントありがとうございます。そうですねぇ、どうせ真面目に映画しても叩かれるでしょうから、あれだけバカを真剣にやってくれて楽しかったです。ボヤッキー役のあの人の登場もあれば完璧だったかとw
たまねこさんのコメント
2009年4月6日
やはりネームバリューは重要ですね。誰でも知ってるアニメを実写化することは、例えれば三振かホームラン。ヤッターマンについては見事にホームランでした。オリジナルを知っている人にはお馴染みの“あの人たち”も出てて笑ってしまったw