「今年見た映画の中では、今のところ最高よん!」ミスト ナオミ・キャンベルスープさんの映画レビュー(感想・評価)
今年見た映画の中では、今のところ最高よん!
まぁ~、この映画について批評する前に、大変だったのよ。
実は、オールナイト覚悟で新宿に『ミスト』を観に行ったのですけれども。
なんと!!!映画が始まってすぐ、何かがおかしいと思い劇場の店員に言いにいくも。
それもそのはず、幕が開かないで映画が始まったの
もうゆがんじゃって。大変だった。
なんとか修理してくれるのかと思ったら、幕が結局開かず、客に上映中止を伝えるのよ。
もう~ありえない!!
ありえないわ!!
この映画の為だけに、オールしに来たのに、映画上映中止。
スティーブン・キングの呪い!!
ミストの呪い!!
まぁ、映画料金の返却と、招待券をいただいたので、さっそく本日みてまいりました。
まぁ~今年みた映画の中では、今のところ最高よん!!
最近おもしろい映画がなかったから、この映画はマジお勧め。
ラストシーン、あれは賛否両論あると思うけど。
私(わたくし)は、納得したわ。
それに、スティーブン・キングもそうだけど、D・R・クーンツとかも、やたらと向こうの作家って、宗教ネタが入ったりするじゃない。
今回もちゃんとたっぷり宗教関係はいっております。
もう、映画を見終わったあと。
頭の中が、『贖罪』『贖罪』でいっぱいになったわ!!
スティーブン・キングの映画って、これまた賛否両論あるじゃない。
『ドリーム・キャッチャー』はひどかったもんね。
あれはちゃんと原作読んでいたから、原作の方が素晴らしいわ。
今回は原作を読んでいないので、比較はできないけど。
ちょっと原作を読んでみようかと思いましたわ。
私(わたくし)の大好きなトーマス・ジェーンが出演しているのも、この映画の魅力。
それにしても、トーマスもふけちゃったわね。
『ディープ・ブルー』の頃の彼好きだったけど。
でこが広くなったわ。
それにしても、キングって本当にストーリーテラーよね。
「ある日小さな街の地元のスーパーに行ったら、たくさんの人たちが買い物をしていた。ふと窓を見ながら、もし、ここで最悪なことが起きたら……窓が全部凹型に歪んでしまったら…と思ったんだ」
それで、この小説のアイデアが生まれたらしいわ。
最高よ!!
キングって
まぁ、お話は、タイトルどおり、霧がでてくるのよ。
この霧の中になぞの存在が。
まぁ、魔界水滸伝みたな話、クトゥルー神話みたいな感じの化物でてきて。
もう~大変。
しかも、これとは別に人間心理をうまくえがいているわ。
神の話を説いて、人を煽る者が現れたり。
こういう状況に陥った時の人間心理もとてもうまく描いております。
一番怖いのは、人間かしら?
って感じ。
ホラーだから、とか、SFだから、とか好き嫌いせずに、つべこべ言わずに、この映画は是非見るべきだわ。
ラストシーンに、あなたはどう感じるか?
それが知りたいわ。
2時間以上ありますけど、あっという間に見れます。