魔法にかけられてのレビュー・感想・評価
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外国のファンタジーは嫌味がない
いい感じ!
大満足の実写絵本
なんと言っても、キャストがはまり役です!
王子はめっちゃくちゃかっこよくて、こんなに王子様が似合う人いるのかと思うくらいでした。
魔女の手下役のナサニエルなんて、この人以外考えられないです。
ジゼルが登場したときは、もっと若い女優がよかったと思いましたが、仕草や表情がお姫様そのもので、その不満が吹き飛んでしまいました。
要所要所で劇中歌が入るので、全く飽きることがありません。
歌のレベルはとても高く、一度聞いただけではまってしまいます。
突然、歌い出す不自然さも見事な突っ込みで解消されいてるどころか、おもしろさを増します。
ジゼルはまっすぐで純粋で楽しんで取り組むところが素敵でした。
子供の頃、ファンタジーが好きだった人は楽しめると思います。
アニメシーンも実写シーンもどちらも劣ることなく、とてもかわいく楽しい気分で鑑賞出来ました。
<吹替>
究極のハッピーエンド
天真爛漫で明るく心の優しいおとぎの国のプリンセス、ジゼル(=エイミー・アダムス)が、結婚式の当日に継母に騙されて現代のニューヨークに追放されてしまう。自分の常識が通じない世界で、偶然出会い助けられたロバート(=パトリック・デンプシー)親子と暮らしはじめ、次第に心を通わせていく。
おとぎの世界がアニメで、現代のニューヨークが実写というハイブリッドな映画だ。
そうきたかという感じ。2007年の映画なんだけど、実は初めて観たのである。
アナ雪を先に観ていたせいか、こういうディズニー映画に何の抵抗もなくすんなり入っていけるようになった。しかもすごく楽しめた。ジゼルLOVE♡ エイミー・アダムスってこういう高貴な役柄にハマるね。撮影時33歳とは思えません。
シナリオもいい。随所に散りばめられたディズニー映画のオマージュとパロディ、ラストのイベントまでの盛り上がり、そしてこれ以上ない究極のハッピーエンド!!
素晴らしい。
でもこのテのディズニー映画が苦手な人にはおすすめはできないかな。
もう一度「アメリカン・ハッスル」を観たくなった。違った意味で楽しめそうだ。
アイデアは面白い
真実の愛
「君も歌うんだ?」
1番好きな映画なんて1つに決められませんが、間違いなくトップクラスにある大好きな作品。
ディズニープリンセスものは大好きなんですが、これは本当に異色で、
現実だと有り得ない「ディズニーの突っ込み所」をディズニー自らイジり倒してくるのが最高に面白いのです。
ディズニーのディズニーによる自尊心があるからこそできる大掛かりな自虐です。
あちらのユーモアのセンスにはほんとに敵いません。
そしてもう、男も女もジゼルの可愛さにメロメロ。
ディズニープリンセスを実写にするなんて楽しみだけど危険すぎると思っていたのもつかの間、
どんどん可愛く見えてどんどん好きになるお伽話の中の天然暴走世間知らずお姫様が癖になるのです。
シビアな現実もわかりすぎてて生きづらいリアルの人間と違って天真爛漫に思うがまま。
そういうジゼルに笑わせられながら本質を教えられます。
王子も悪役もリスもほんとに最高!
ディズニーらしくないハッピーエンドといい大冒険した作品でもあると思います。
アンチテーゼなのにちゃんとディズニー節に納まるのはさすがの一言です。
タイトルは一番お気に入りの台詞ですw
素直に楽しかった!
ギャップ・エンターテイメント
ディズニーランドのパレードを観るよう
「白雪姫」を筆頭に、 “おとぎの国のロマンス”を描き数々の名作を生み出してきたディズニーだからこそできたパロディだ。
おとぎの国のお姫さまは何かにつけよく歌う。歌えば、小鳥だの可愛らしい動物たちが集まってくる。そんなことがもし大都会で起こったらどうなるか?
現実の世界に飛び込んで、人間の言葉が話せなくなったリスがどうやってお姫さまの危機を知らせるのか?
なかなかに楽しいし、笑わせてくれる。
セントラル・パークで歌い踊るさまは、サウンドといい色合いといい、ディズニーランドのパレードそのものだ。ついノってしまう。
この作品、思った以上にデキがいい。おもしろい。
p.s. ビスタサイズのアニメで始まり、実写に入るとシネスコサイズに変わる。
エイミー・アダムスが可愛い
これは十年に一本の傑作
自ブログから抜粋で。
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もともとアニメ、実写問わず、ディズニー作品にはハズレは少ない印象だったが、本作はとりたてて素晴らしい!
もっと自虐的なギャグに終始したブラック・コメディかと思っていたら、えらくまっとうなファンタジー映画で、いい意味で裏切られた。
ミュージカルやラブロマンス、冒険ファンタジーといったディズニーお得意の引き出しをすべて出し切ったと言える、まさに王道をゆくディズニー的エンターテイメントの集大成。
鑑賞前はアニメの世界と実写の世界をつなげた世界観ということで、当時は画期的だったアニメと実写の合成映画、1988年製作の『ロジャー・ラビット』(監督:ロバート・ゼメキス、アニメーション監督:リチャード・ウィリアムス)を思い出していたんだが、実際に観た印象だと、その前年1987年に製作されたラブ・ファンタジーの隠れた傑作『マネキン』(監督:マイケル・ゴットリーブ)を思い出した。ちなみにこの『マネキン』でも導入部の古代エジプトでのエピソードの表現にアニメーションが使われている。
とりあえず、ディズニー自身がディズニー作品をパロってしまうというこんな一発ネタ的な企画はおいそれと同類の作品を出せないんだから、これを超える作品は少なくともこの先十年は出ないだろう。これは十年に一本の傑作と言えるのだ。
ヒロイン・ジゼルを演じたエイミー・アダムスを始め、アニメキャラを演じた俳優陣のなりきり具合が素晴らしく、まったく違和感なく、いや、ニューヨークの街中で違和感アリアリで浮きまくってるのがイイ。
ジゼル姫はどう見てもちょっとイカれたメルヘンちゃんだし、ニューヨークで初めてデートなるものを体験しているエドワード王子はお上りさんそのもの。
CGで表現されたリスのピップもディズニーアニメそのものの豊かな表情で楽しませてくれた。
このピップに限らず、実はCGの使い方を一番良くわかっているのはディズニーなんじゃないかと思わせるほど、この作品の中でのCGの活かし方は感動的ですらある。
爽やかに、実に爽やかに裏切ってくれます。
これは、2月当時の事。
アニメと実写の融合という触れ込み、
そして、
ジゼルととりあえずカッコ良い王子様という図に
男の私は、いかにも胡散臭さを感じていたものの、
そこは映画ホーリック状態の私のこと、
つい見てしまいました。
ところが、
鑑賞後の感想は、見てよかった。
ディズニーさん、良い作品を有難う!と、
素直に言ってしまいます。
ディズニー風のアニメが
懐かしかったこともさることながら、
実写版になってからの歯切れの良いテンポも
すがすがしく、心地よかった。
この殺伐とした現代だからこそ、
お姫様の純粋無垢の気持ちが
痛々しくも応援したくなっちゃいます。
あんなふうにピュアに真直ぐに立ち向かわれた時
私たちはどんな対応をするのでしょうか?
私たちが純粋な気持ちを忘れている?
いや、いつも損得を計算していかなきゃやってられない、
そんな世界にさらされているから
信じられなくなっているのでしょう。
さて、お話はアニメの世界から実写の世界へ
やってくるまではいわゆる予想通り、
お決まりの定石通りのストーリーなのですが、
実写版になってからは
ストーリー上の定石を見事に、
そして爽やかに裏切ってくれます。
どんな風に裏切ってくるかって?
それを言うとネタがばれてしまうので、
ご自分の目で確かめてください。
子供と一緒に観るも良し、
恋人と一緒に観るもよし、
付き合い始めのガールフレンドと観るもよし、
そして、寂しく一人で寂しく観るも良し、
明るい気分になること、請合います!
ほんわか幸せ^^
アイデア
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